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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「
13
」関連の書籍をご紹介しています。 |
| 著書名 | 13歳のハローワーク | ![]() |
| 著者名 | 村上 龍 | |
| 出版社 | 幻冬舎 | |
| ASIN | 4344004299 | |
| 装丁 | 大型本 | |
| 価格 | ¥ 2,730 | |
| 感想文 | 概要:想像力の扉 本文:まず、この本に対する様々な批判意見は、視野が狭いものが大半のように思える。 実際の職業にまつわる悲喜こもごもや詳細を知りたいのであれば、専門書を読めばいい。 タイトルで明示されているように、「13歳のハローワークは」は数多の職業への「見出し」だ。 村上龍の書く職業紹介は、媚びていないし、とてもそっけない。文章量も決して多くない。 そこがこの本のコンセプトに準じていると感じる。 一人の作者の書くものだから、書かれていない側面も沢山あるだろうし、先入観だってあるだろう。けれど別にいいのである。 要は読み手に想像力を喚起させれば勝ち、の本なのだ。 私は現在20歳で、数年前に親にこの本を贈られた。 はまのゆかの大づかみに空気感を捉えたイラスト、シンプルな装丁にシンプルな文言。断定調の職業紹介はまず読み物としてとても面白かったし、必要以上な楽観論や悲観論が無いのも良かった。 まだ見ぬ職業に就いている自分を想像しては暗澹たる気持ちになったり、大丈夫そうだと考えたりした。 このような本の場合、綿密な取材に基づかなくてもいいのだ。 見出しでしかないのだからwikipedia丸写しでもok。 そこに村上龍の頑固な思想と、はまのゆかの「間」を大切にしたイラストが付加されることで、想像力は翼を得る、そこから考えることが始まればいい。 値段も、安いもんでしょう。CD一枚買うのを我慢すれば良いのだから。 概要:罪つくりな本・・・・ 本文:まさか13歳で、本物のハローワークへ 行くことはできないだろうが・・・・ 実際にハローワークへ行って、 何か職業を検索してみるといい。 この本に載っている「格好いい」仕事 なんかほとんど検索できないに違いない。 村上龍氏の「見ている」現実は ちゃんとこの本に反映されているのだろうか? 概要:見てて楽しい、でも内容は普通かな。 本文:興味が湧いても、13歳という考える頭のある子ならきっとなれないだろうなぁと諦めてしまうような職業ばかり。 確かに見てるだけなら楽しいけど、それじゃあ子供には職業本じゃなくてハリーポッターでも読ませとくよ。 これでも読んで自分もなりたいと思うような職業を探せ、と子供に渡すのは、無謀。 この職業のこと、全ッッッ然、まっっったくどんなことやってるか知らない!!っていう子供になら、何となくこんなことしてるのかー程度はわかるかもしれません。 ちなみに、高校生ぐらいで読んだ場合、面白そうな職業を見つけてももうこの職業への道はないな、とガッカリする子もいるかもしれません。(専門学校に行ってないとダメとかそういう理由で) 概要:きっかけとして 本文:読み物としてはおもしろいけど、まじめに職業についての本だと思うとがっかりする本。 子供が真に受けないことを祈る。 それさえ分かってれば十分にエンターテイメントとして楽しめるが、時々腹が立つ。 まあ、職業作家という珍しい商売の人からみた世の中のすがたなのだと思う。すべてを知ることはできないのだから、これもアリなのでしょう。 これをきっかけに子供たちに仕事や社会について伝えるメディアが増えればよいと思う。 概要:子供が真に受けてしまうのが怖い 本文:大人が自分の専門分野に関するところを読んでみれば、かなり議論の余地のある偏った内容であることに気づくだろう。そもそもある職業が将来どのように発展するかといった未来のことは誰にも確かなことは言えないことであるのに、ごく少数の著者が個人的意見を述べているだけなら反論したくなる内容であるのも当然であろう。この手の分野は、もし5人の人間が書けばそれぞれが異なる意見となるのが当然という分野である。それは大人には周知なことだが、子供だと結構この手の本の内容を真剣に受け止めてしまいがちなのでそれがちょっと怖い。この本で将来有望だと書かれていたから、あるいは、その反対だったからといったことで子供の将来に影響を与え過ぎないかちょっと心配になる。子供が自分から色々な職業について知りたいと思ってこの本を読むのなら決して止めはしないが、あえて子供に与えて読ませるような本ではないと思う。 | |
| 著書名 | 自分を不幸にしない13の習慣 | ![]() |
| 著者名 | 小川忠洋 | |
| 出版社 | アスコム | |
| ASIN | 4776205238 | |
| 装丁 | 単行本(ソフトカバー) | |
| 価格 | ¥ 1,365 | |
| 感想文 | 概要:予想、期待以上の本を久々に読みました。 本文:ネット上のビジネスで活躍をするこの著者の小川氏ですが、この本は単なるノウハウ書ではなく、悩みを抱えながら「何とかしたい」「なんとか自分を変えたい」と思っている方々には自分をリセットする方法を教えてくれる内容だと思います。私は二度ほど彼が無料で配布しているCDの教材を請求し、本当に無料でもらいましたが、先に届いた教材には一部不具合があったのですが、後日にキチンと不具合を修正したCDがお詫びの文書と一緒に届きました。もちろん無料でです。無料配布の請求者に対してのこの対応の姿勢に感心させられたこともあって本書を購入したのですが、内容には良い意味で裏切られました。まさかここまで彼がバックエンド商品として扱っているドクターモルツのサイコサイバネティクスの核心に触れることをこの安価な本に盛り込むとは思っていなかったのです。また、彼は戦略としてCDやDVD教材を無料で配布していますが、それが少しも押し付けがましくなく爽やかにやってのけていることにも好感を持っています。 概要:幸せになりました。 本文:これを読んで、まるで私の事が書いてあるのかと思いました。過去の失敗や後悔にいつまでも苛まれ、常に他人と比べて自己嫌悪に陥り、自分を好きになんて絶対なれないと思っていた私・・・、それが、この本を読んで救われました。幸せの尺度を、他人に求めてはいけないのです・・・そんな当たり前の事を、この本は気づかせてくれました。じゃあ、何をもって幸せというの?どうしたら自分を許せるの?そう思う方は、ぜひ読んで欲しいです。今までたくさんのスピリチュアル本や自己啓発の本を読みましたが、本当に身も心も軽くなったのは、この本が初めてです。本当、ありがとうございましたと言いたいです。 概要:目標は「結果」ではなく「プロセス」を設定する 本文:ダイレクト出版株式会社代表でコピーライターの小川忠洋氏の新刊です。ドクターモルツのサイコサイバネティックスに関する本ですが、なかなか良い本です。 自己啓発本とか成功本を読み漁っていると、どの本も結局同じことを書いていることに気付きます。これらの本に共通することは「目標」と「潜在意識」です。この2つを理解すれば成功することができます。 自己啓発本、成功本を読み漁ってもなぜ成功しないのか・・・それは「目標」の設定を誤っているからです。適切な目標を設定して潜在意識にインストールすればあとは自動的に成功へと誘導してくれます。 目標の設定で一番多い誤りは、「結果」にフォーカスしていることです。結果ではなく、結果に至るまでの「行動」「振る舞い」にフォーカスして目標を設定します。 たとえば、「年収1000万円になるぞ」とか「5キロ痩せるぞ」などは「結果」にフォーカスしている目標です。しかし、その「結果」はあなたのコントールの外にあります。 この場合、「結果」にフォーカスする代わりに、その結果に至る途中経過(行動)にフォーカスした目標を設定します。「年収1000万円」という結果を達成したいなら、毎朝4時に起床して自分の専門分野の本を読むとか、テレビを消して1時間読書するとか、そういった具体的な行動を目標にします。これだったら、自分がコントールできますからその目標を達成すると「小さな成功」が積み重なって成功のパターンができます。 本書は、これまでの自己啓発本にはないような目から鱗の気づきがいっぱいあります。 | |
| 著書名 | 13歳からのシンプルな生き方哲学 | ![]() |
| 著者名 | 船井 幸雄 | |
| 出版社 | マガジンハウス | |
| ASIN | 4838718799 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,260 | |
| 感想文 | 概要:13歳じゃないけれど 本文:13歳ではなく、その倍以上生きているものですが、 よかったです。 10年近く船井さんの本を読み続けていますが、 どんどんすごい方向へ行ってしまい、最近はちょっと・・・、という 感じでした。 でも、これは13歳向けなのであまり飛びぬけたことは書かれておらず、 私でもすいすい納得しながら読むことが出来ました。 整理整頓、即時処理、相手を敬う、相手の地位に関係なく大事にする、など 船井さんという方は本当にすばらしいお人柄なのだな、と 敬服しながら読みました。 読んでいると気分が明るくなる素敵な本です。 そして、13歳からこういうものを身につけたら、 向かうところ敵なしだな!という感じです。 オススメです。 概要:袖触れ合うも他生の縁 本文:「ツイてる人になりたかったら、ツキのある人とつき合いなさい。」 「人には、その人のもっともしてほしい事をしてあげなさい。」 「完璧と思ってから、一割がんばる。」 「毎日10枚手紙を書けば、3年後の人脈が変わる。」 「即時処理と後始末」 この5つから、始めていきます。 概要:そのうち、子供が読んでくれたらいいかな 本文:さらっと読めて、タイトルのとおり。 そのうち、子供が読んでくれたらいいかな、と思う。 ・宇宙の特性: 自由/公平/開けっ放しで秘密がない/調和/共生/無駄がない ・自由でこだわらない生き方 ・整理整頓掃除、感謝の気持ちを、物を大切に ・イメージを現実化する「想造力」 などなど 八百万の神様(自然・宇宙)と調和・共生し good vibrationな生き方のすすめ 概要:大人も読むといいですね 本文:13歳で「どうやって生きていったらいいのか」と思ってるかどうかはわからないけれど。。 大人だってそう思ってますよね。 「生き方がわからんぞ」って人は読んでみると面白いことが発見できると思います。 13歳に限らない本ですね。 こういう本を図書館に置いて欲しいわ。学校も。 概要:万人向け 本文:船井先生の生き方、心がけがコンパクトにまとめられています。 P10「9to5パーソンになってはいけないよ」 P65「自然を師とし、どんなことも包み込むようにするといいよ」 P70「誰でも自分が一番好きで、自分が一番かわいい」 P90「本来仕事とは、自分で探し、自分ができることを見つけて、とってくるもの」 P117「完璧グセをつけようと思ったら・・・」 などなど、いろんな気づきをいただきました。 ありがとうございます。 実践しなきゃね。 | |
| 著書名 | 13階段 (講談社文庫) | ![]() |
| 著者名 | 高野 和明 | |
| 出版社 | 講談社 | |
| ASIN | 406274838X | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 680 | |
| 感想文 | 概要:文句なしの社会派ミステリー 本文:現役の刑務官が服役を終えた若者と組んで事件当時の記憶を失ったひとりの死刑囚の冤罪を晴らそうという話。 こういう重たいテーマを扱った作品によくありがちなのが 作者の「書きたい」という気合いがあまりにも前面に出すぎて読みながらなんとなく疲れてしまう・・というパターン。 しかしこの作品は、この国の死刑執行の現実、犯罪者と被害者の遺族との間柄など、 非常に難しい問題がリアルに描かれているにも関わらず、 「押しつけられてる」感じが全くなかった点が本当に素晴らしいと思う。緊張感はあるのだが圧迫感がない。 更に、もとは"刑務官と受刑者"の間柄であった南郷と三上、 この2人の間に徐徐に芽生えてくる信頼関係、明かされてゆく彼らの過去と人間性、 そして本筋である冤罪晴らしのミステリー、 それぞれのバランスがものすごく良いので安心して読み進められる。 死刑執行の現場の少々苦しい描写も、最後まで読むとやはり必要不可欠なものであったと感じた。 「死刑」というものについて本当に深く考えさせられながら、人間が本来持っている"純心"や"優しさ"にも触れることが出来る、 なかなかひところで表現しづらい名作。 概要:タイトルに違和感 本文:非常に面白かった。 死刑制度に関する議論にも、物語後半の一気に畳み掛けるような展開にも、ぐいぐい引き込まれます。 ただ、物語の鍵となる「階段」というモチーフの存在が弱いことが残念。 樹原の階段の記憶に対する恐怖が、もう少し丁寧に描かれていればと思います。 それと後半部分、やや都合が良すぎるかな?と感じられるシーンもありました。 しかし、そういった点を差し引いても十分な面白さのある一冊だと思います。 概要:良く練られたミステリー 本文:傷害致死の前科を持つ青年が、服役中に世話になった元刑務官と一緒に、殺人罪で死刑宣告を受けている無実の人間を救い出すために真犯人を探そうとするのだが・・・良く練られたミステリーだ。 死刑制度という、一般人にとっては謎の部分が多い世界を垣間見られる点もこの小説の面白さだ。死刑執行の生々しい描写には背筋がゾクゾクする。また死刑制度が抱える矛盾や曖昧さ、実際に執行する刑務官の「殺人者」としての苦悩などもリアルに描かれている。 概要:「保護司」という曖昧な立場への問題提起 本文: これほどいろいろな職業について考えた作品はない。 一つは「刑務官」。金額の問題でないのは百も承知で書くが、たった2万円かそこらの特別報酬で人の死に直接かかわらせられる彼らの苦しみは想像を絶する。死刑制度の是非は、こういう方面から考える必要もあるのではないか。 もう一つは「保護司」。よく叙勲や表彰の対象になり、少年犯罪を扱ったものには当たり前のように出てくるが、これほど曖昧な立場もちょっとないだろう。ボランティアのようなものだから監視機関もない。選考基準の「人格が高潔で」云々というのも、どういう基準で選ぶのかといえば、元校長だったからとか、自治会長を長年やっているからとか、笑ってしまうような基準があるだけだ。前々から疑問に思っていたので、その問題を提起した作品は、貴重だと思う。 概要:素晴らしいの一言に尽きます。 本文:一度読み始めたら、読みやすくまたその世界観に入ってしまい、どんどん読み進めることが出来ました。展開の嵐に、全く息を付く暇もなく、退屈することは有りませんでした。 死刑という社会性のあるテーマを取り上げ、そのことを読者に考えさせる力を持っています。 しかし、それだけに留まらず、あらゆる所に敷いた伏線の回収から、色々な人物が絡み合うので、ラストは驚きの連続でした。 なんというか、大どんでん返しを更に大どんでん返しされたような気分になります。 これほど素晴らしい小説が書ける高野さんは、本当に優秀な作家だと思いました。 | |
| 著書名 | 13番目の物語 上 | ![]() |
| 著者名 | ダイアン・セッターフィールド | |
| 出版社 | 日本放送出版協会 | |
| ASIN | 4140055464 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,890 | |
| 感想文 | 概要:断たれた絆・・・「癒しと再生」の物語、「ジェーン・エア」へのオマージュ 本文:美しい装丁です。開かれた宝箱の中身・・・謎めいた品々の写真に、思わず手に取らずにはいられません・・・。書名の 「13」という数字も意味深。1964年生まれの作者のデビュー作ということですが、とても丁寧で緻密な描写が続くが、それだけに描かれていく物語の「異様さ」に引き込まれてしまいます・・・。 主人公は、父親の経営する古書店で古本に囲まれて育ち、至福の時を過ごしてきた女性「マーガレット・リー」。本を愛し、本と会話し、過去の人々の想いを見 つめ続けてきた彼女の日常がまず描かれる。(この辺は、本好きならば思わず引込まれる描写が・・・。)そんな日々の中から書き上げた「作品」が老作家 の目にとまり、作家の「伝記」を書くために赴くことになる・・・。 年老いて死を意識した有名女流作家「ヴァイダ・ウィンター」の語る「自ら」の過去は・・・暗く陰鬱で・・・切ない物語・・・。日々を共に過ごし、話を聞く内、マーガレットは作家の語りのなかの「謎」に気づき、解明しようと奮闘する・・・。 上下2巻の構成ですが、前半は「異様な」物語に圧倒される。後半はマーガレットの「謎解き」に付き合うため少々理屈っぽい展開の部分もあるが、驚 くべき「真相」の中に見えてくる老作家の悲劇的人生に思わず言葉を失う・・・。 語られるのは壊れた家族、その犠 牲となって苦しむ子供たち、不可思議な出来事と悲劇、断たれた絆・・・そして「癒しと再生」の物語か・・・。結末は非常に美しい!旅立つ魂、別れと出会い、癒される心、蘇る家族・・・。ほとんど神々しい情景のラストには癒されます。ああ・・・託された伝言・・・神秘の瞬間・・・。 特筆すべきは、作中で登場人物の心の支えとなる小説「ジェーン・エア」。この作品全体が、「ジェーン・エア」に対するオマージュのようにも思えますね。 | |
| 著書名 | 13 (角川文庫) | ![]() |
| 著者名 | 古川 日出男 | |
| 出版社 | 角川書店 | |
| ASIN | 4043636016 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 840 | |
| 感想文 | 概要:奇跡の現場 本文:「一九六八年に東京の北多摩に生まれた橋本響一は、二十六歳の時に神を映像に収めることに成功した」ショッキングな一文ではじまり、色覚異常の天才・響一の成長をたどる物語は、彼が求めるままに舞台をザイールに移す。旧石器時代的な狩猟生活を送る森の民、幼少時に白人の傭兵から聖書を口伝され成長してからは聖母とされる少女。強烈な人物が後を断たないが、響一の森での体験はそれを上回る衝撃に満ちている。森に渦巻く色のなかに彼は神を見、神を視覚化した。しかし第2部では舞台が唐突にハリウッドへと移る。気鋭の映画監督、聡明な女優、孤高のミュージシャンらが洒脱でシニカルな会話を交わし、土俗的なにおいから遠く隔っても、次のページにはきっと神秘的な何かが待っているという緊張感を孕む。そして、一部に劣らず荒唐無稽だ。だが、行間を読むことを許さないほど詰めこまれたディテールに圧倒され、気づけば私たちも奇跡の現場へと流されているのである。 概要:眼福 本文:小説に「眼福」ってほめ方が正しいかどうかわかりませんが、過剰な視覚情報に溺れる快感には、この表現しか思いつきません。 クライヴ・バーカーがお好きなら是非。多少毛色は異なっていますが、文字よりもイメージが頭に残るという点で同じ血が流れています。 文章がちょっとがんばりすぎちゃってるのはご愛敬。 概要:わっつぱぷん 本文: 書き出しは間違いなく秀逸である。序盤、響一の子供時代の話は濃密な描写とあいまって非常に引き込まれて読み応え抜群。 だが、舞台が途中ザイールにうつり、ジャングルの生活の中に突入するにあたり、その文章があだになる。長くて飽きる。 この小説はいわゆる世界の認識の仕方に「神」というモチーフを絡めた話。つまり、色盲の人間が見ている世界と、普通の眼を持った人間が見る世界は同じなのだろうか? 色盲の人間の眼を通せば、そこに普通は見えないものが見えるのではないだろうか? という哲学的内容を内にこめた力作なのである。 残念なことに二章構成であり、二章目から物語りはあらぬ方向に転がりだし、首を捻るばかりであった。最後のオチ(のようなもの)は何となくわかるし、唸りもしたが、それにしてもまったく盛り上がりに欠けたまま物語りを占めるのは、小説として欠点なのではないだろうか。 概要:如何にして片眼に色覚異常を持つ青年は現代のイコン制作者となったか 本文:ãè¦ããã«ããä¸-çã'ããã«èªèã-ã¦ããããã¨ããä¸-ç観ã®ãããåãã®è©±ãªã®ã ã ãä¸ä¹å...å...«å¹'ã«æ±äº¬ã®å-夿'©ã«ç"£ã¾ããæ©æ¬é¿ä¸ã¯ãäºåå...æ³ã®æã«ç¥ã'æ åã«åããã"ã¨ã«æåã-ãããã¨ããç§é¸ãªä¸æ-ããé-å¹ããã"ã®å°èª¬ã¯ã第ä¸é¨ãï¼'ï¼"ãã§ã¯ãçç¼ã«è²è¦ç°å¸¸ã'æã¤é¿ä¸ãããã®éå®³ã«æ...ã«åå¹'代ã®è...ãããããã£ã¦æ-©ãç¥è½ã'çºé"ãããèªåã®å'¨å²ã®ä¸-çã'çè§£ã-ã¦ããã¨ã"ã½ã¼ãã'èµ·ç¹ã«ãé¿ä¸ã®å¾"å...ã§ã"ã°ãã¼ãã³ã'ã³ã¸ã¼ã®ç"æ...ã'ç "ç©¶ã-ã¦ããé-¢å£ãé-¢å£ã®ãã£ã¼ã«ãã¯ã¼ã¯å...ã§ããã¶ã¤ã¼ã«ã®è«¸ç¨®æ-ï¼è¾²èã§ç"è¨ã'ãã¦ã¦ãã種æ-ã¯ãç©çç"æ'»ã-ã¦ãã種æ-ã'éè®è¦-ã-ã¦ãã¦ã第ä¸ç« ãï¼'ï¼"ãã®çµç¤ã¯ãã"ã®èªèãå...ã¨ãªãæ²åçãªå¹åãã¨ãªãï¼ãå...ä¹±ã®éãæ£®ã®å¥¥ã®æ'çªã«é-ãã"ããæµã®å¹»å½±ã!«æ¯ãã¤ã¤ä½å¹'ãç"ãç¶ã'ãæ¬¡ç¬¬ã«å¼·è¿«è¦³å¿µã«èã¾ãç²¾ç¥çåè¡¡ã'失ã£ã¦ããç½äººã®åå...µï¼'ï¼"ãï¼'ï¼"ã®ææ©å¹'ã®è¨åã«è§¦ããç¡æèã«å¼·çãªå·ãè¾¼ã¿ã'ããããããå...ã§ãé»'ãããªã¢ãã«ä»ç«ã¦ä¸ã'ãããå°'女ãã¼ãã¨ãã®å'¨å²ã®äººã...ããªã©ãæãããã ãç¸äº'ã«ç·©ãé-¢é£ãããç'°ããæ¿è©±ã'ç¹ã'ã¦æ¬¡ç¬¬å...ã«å¤§ããªå...¨ä½"åã'æç¤ºããææ³ã¯ããããããã¸ãã¯ãªã¢ãªãºã çãã-ãã-ããã¸ãã¯ãªã¢ãªãºã ã®ããã¸ãã¯ãããé¨åãä¸çªå¼·èª¿ãããã®ã¯ããããªã¦ããã§ã®æ ç"»å¶ä½ãã¨ããä¸è¦æ£æ-çã»ç¾ä»£çã§ããã¸ãã¯ãå¥è·¡ã®å...¥ãè¾¼ãä½å°ããªããããªãã©ã¤ãªã·ã§ã¦ã"ãºã®ä¸-çãæããã第äºé¨ã®çµç¤ã§ã®ã"ã¨ã ãå...¨ä½"çãªæ§æãã¹ãã¼ãªã¼ããªã³ã°ãç¡è«-ãããªãé"è...ã§ã¯ããããç'°ããã¨ã"ã½ã¼ãã®ä¸ã¤ä¸ã¤ã®æãæ-¹ã!ä¸å¯§ã§èªã¿ã§ããããæ'»å-䏿¯'è...å'ã'ã¨ãããã 概要:あえて言おう、カスであると 本文: 長い長い時間をかけて読んだのが、全く無駄だった。 序盤の響一が天才小学生である時代はまだ良い。学級閉鎖で無人の教室に絵の具をぶちまけてアートして、『まだ駄目だ。まだ足りないんだ』と呟くシーンなどは素晴らしい。先の展開に期待する事も出来た。しかしその後が酷すぎる。響一が自分の事を『俺』と言い出した時に読むのを止めるべきだった。 筆者の才能の無さを覆い隠すような虚飾のシークエンス。字面を見ただけで意味が判るのに読み方が判り辛い熟語。読む者をいらいらさせる自己満足的な句読点の打ち方と段落替え。突如出現する想像を絶するほど低レベルな擬音。500ページ近い文章に詰め込まれた情報量は評価されてしかるべきものかもしれないが、流し読みの中でも目に留まる程目立っ!ている同内容の説明の反復などがあり、決して誉められるものではない。 一見何の繋がりも無い二章構造も、本当に何の繋がりも無い。これだけメッセージ性のようなものを身に纏っておいて、そのくせ何も伝わってくるものが無い小説も珍しい。最期の1ページでは筆者との想いの行き違いがありありと認識されてしまった(なんてタイトルだ)。はっきり言って読みにくいだけの駄作。 | |
| 著書名 | To LOVEる-とらぶる-13巻アニメDVD付予約限定版 | ![]() |
| 著者名 | 矢吹健太朗・長谷見沙貴 | |
| 出版社 | 集英社 | |
| ASIN | 4089080959 | |
| 装丁 | コミック | |
| 価格 | ¥ 3,570 | |
| 感想文 | 概要:期待しますよ 本文:誰よりも原作To LOVEるを愛する僕にとって、OVA付き限定版はとても嬉しいです。このOVAには非常に期待してますよ。OVAには原作みたいなえっちぃ場面が沢山あるのと萌えアニメということを活かしてくれると思います。アニメみたいなガッカリエディションにならないように信じてます。 ジャンプによるとリトが女装する話みたいです。 概要:OVA付き! 本文:なんとコミックに新作OVA付!全3巻のようです。原作のストーリーなのかオリジナルなのかは分かりませんが。どうやら「完全予約生産限定」らしいのでもしかしたら店で買えない可能性もあるので即予約がオススメです! 概要:とりあえず予約w 本文:一応、原作ファンとして予約しました。全3巻のOVAらしいですね。この13巻にその1巻が付いてます。アニメは原作無視でしたね…OVAはどうなるのでしょうか…とりあえず期待してます。 | |
| 著書名 | ゴルゴ13 151 (151) (SPコミックス) | ![]() |
| 著者名 | さいとう たかを | |
| 出版社 | リイド社 | |
| ASIN | 4845830124 | |
| 装丁 | コミック | |
| 価格 | ¥ 550 | |
| 感想文 | 概要:賢人は政界にはいない 本文:「ITに無知で無能な日本の政治家」という痛烈なメッセージの込められた表題作です。 さいとう・たかを先生のような賢人が政治家にいれば日本ももっとマシになるだろうと思わされる一方、やはりあくまでも「劇画家さいとう・たかを」であってほしいと思います。 「ユビキタス」とは「(コンピュータが)偏在する」の意味。 コンピュータに支配・管理された世界に我々人類は今生きている。 だが技術者の良心と資本主義的な利権が死闘を演じるが如く絡み合う今の世にあって、あまりにも愚かな政府。 人類共有の財産を独占している権力は常に傲慢だ。 不可能を可能にするゴルゴはそんな世界的風潮の風穴たる、決して「救世主」ではありませんが、「特異点」かもしれません。賢者がいるのは政界や権力の座ではない。 第128巻『300万通の絵葉書』を思い出させます。 この世にゴルゴ13が存在するからテロが起こるのではなく、テロがあるからこの世にゴルゴ13が存在するわけです。 『最後の酒』はゴルゴのサポート役の世代交代です。 『爆弾魔』の「おじさんのような三十代半ばの人って、一番情報機器を駆使して仕事しなきゃあならない、世代だろ!?」は耳が痛いです。 『ユビキタスの迷路』(2003/7) 『最後の酒』(2002/12) 『1インチの錯覚』(2003/6) 『爆弾魔』(2003/2) の4編を採録。 | |
| 著書名 | 13番目の物語 下 | ![]() |
| 著者名 | ダイアン・セッターフィールド | |
| 出版社 | 日本放送出版協会 | |
| ASIN | 4140055472 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,890 | |
| 感想文 | 概要:単なるミステリではない 本文:書物が唯一の心の支えだった二人の女性の物語です。 ミステリとしての完成度はとても高く、伏線にも無駄がありませんでした。 それ以上に印象的だったのは、物語への愛です。 どこを切り取っても、彼女らがいかに言葉や物語を愛しているかが苦しいほど伝わってきます。 作中には「白衣の女」や「ジェイン・エア」などがモチーフとされていますが、 個人的にはデュ・モーリア「レベッカ」にも通じる雰囲気があるように思いました。 概要:確かに全て物語られていた 本文:意外な結末、だけどそのための伏線はきちんと張られていた…。種明かし(?)の部分を読んだとき、「やられた〜!」って感じでした。 上・下巻にまたがるので、長い物語のように思われるかもしれませんが、無駄な部分は一切ない。最後まで読むと、全てが上述の「結末」に必要だったのだと納得させられる…なので、飛ばし読みなんてせずに、最初から最後まできちんと読むべし、です。でないと勿体ないですよ、本当に。ジャンルにこだわらず、面白い物語を楽しもう、くらいののりで読んでみてください。 因みに、作中、「ジェーン・エア」とか「白衣の女」とか古典的作品がとりあげられていますが、多分それらを読んでなくても楽しめると思います(読んでると更に楽しめるでしょうが)。 概要:意外な結末でした 本文:夢中になれるので、上巻よりも下巻の方があっという間に読めます。結末(核心部分)を予測できる人っていないんじゃないかなぁ〜。 作品の中にも登場する「ジェイン・エア」や「白衣の女」を知っていると、より楽しみが増すと同時に、これら二つの作品の物語が推測の邪魔をするという部分もあります。作者のテクニック、おそるべし! 比較的読みやすいので、ミステリー初心者でも十分楽しめますよ。 | |
| 著書名 | ローマ人の物語〈13〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(下) (新潮文庫) | ![]() |
| 著者名 | 塩野 七生 | |
| 出版社 | 新潮社 | |
| ASIN | 4101181632 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 460 | |
| 感想文 | 概要:身の丈に合わない理想 本文: この作品では、アントニウスとクレオパトラがダメな人間として描かれている。アントニウスは、軍団長としては有能だが政治センスがない人間として、クレオパトラは、教養はあるが統治者として現実的に行動できない人間として。これは、知らないなりに抱いていたイメージを崩壊させるのに十分だった。 自分で自分を冷静に見ることは難しい。アントニウスも、カエサルの下でとはいえ、十分な軍事的実績を積んだ人間。クレオパトラにしても、自分の美貌で国を取ったという自負がある。カエサル亡き後、ローマ世界を支配できると思ったとしても無理はないだろう。 しかし、現実は残酷だ。オクタヴィアヌスと対比されることで、政治的センスのなさを目の前に突きつけられてしまうのだ。 概要:塩野作品の最高傑作 本文:カエサル暗殺。カエサル好きを自認する塩野氏がこの場面をどのように記述するか関心がありましたが、極めて簡潔にカエサルの死の事実を記述するのみに留めており、意外な印象をもちました。書きたくなかったのかな? 本書の主題はむしろ、カエサルの死が何を引き起こしたか、誰にどのような影響を与えたか、という視点で、アントニウス、クレオパトラ、オクタヴィアヌスを中心に描いていきます。 世界史に暗く、もちろんシェークスピアすら知らない私にとっては、塩野氏が書くクレオパトラ側への記述が適当なのかは分かりませんが、歴史というのは同じ事柄でも勝者・敗者で見方が違うもの。常にローマ側(カエサル側)にたつ塩野氏の表現でも違和感なく楽しめました。 ちなみに、「ユリウス・カエサル」(文庫8〜13)は「ローマ人の物語」のなかで最高傑作だと思います。たった50年間の話なのにカエサル自身の波乱に満ちた人生をはじめ、キケロなど多くの名脇役が絡むストーリーはへたな小説を読むより圧倒的に面白いです。その理由を塩野氏自身が巻末の資料紹介で書いていますが、それがまた的確な指摘で説得力があるため、ますます読み返したくなります。 概要:カエサル亡き後の混乱 本文: ユリウス・カエサルが暗殺されるのが紀元前44年3月15日。オクタヴィアヌスがエジプト遠征を起こしてアントニウスとクレオパトラを自殺に追いやりローマに凱旋したのが紀元前30年8月1日。それが本館の扱う内容である。 カエサルは、カエサル支持者に対しても、反カエサルの人に対しても、圧倒的な存在感を保持していた。輝かしい戦績、戦えば必ず勝つに違いないという信念。この武将がパルティア遠征を行って成功を収めたら王位についてしまうのではないか。そういう疑心暗鬼が高じて暗殺に至ってしまった。その後、ローマの主権は、アントニウスとオクタヴィアヌスの2人の間を行き来する。 アントニウスというカエサル股肱の武将の成れの果てには興味深いものがあったが、家庭では女に篭絡され、戦場では仲間を裏切って信用を失い、挙句の果てに愛した女に先立たれてしまった。自死を選ぶ勇気が残っていたことは不幸中の幸いだった。 概要:カエサルへの挽歌 本文: 本書でカエサルが死ぬ。 カエサルを熱烈に愛しているであろう塩野にして このカエサルの死はあっさり描いている。小説家として いくらでも書きようがあるであろうに。そんなあっさりした書き方にかえって 塩野の「悲しみ」が伺えるように思えてならない。 結局 カエサルは ローマという大版図の「グランドデザイン」を描いたところで この世を去ることになってしまった。カエサルが 後 10年でも生きていたら今の世界も変わっていたのかもしれない。 歴史にIFは禁物とは言うが。 カエサルの死後 オクタヴィアヌスが アントニウスを葬り去るところまでを本巻は語る。つまり そこまでがカエサルの描いたシナリオであったと塩野は言っているわけだ。 オクタヴィアヌスは そんなカエサルのシナリオに従い ローマの皇帝になった。 次からがオクタヴィアヌスが織り始める 物語である。 概要:作者が女性が故の面白さ 本文:大まかな登場人物は、オクタヴィアヌス、アントニウス、クレオパトラの3人でこの周りをグルグル巡っていく。 著者の容赦ないアントニウスに対する才能の限界を唱える文章は読んでいて気持ちが良い。その評価が現実に沿っているかは別としても、女性とは男の才覚に対してここまでシビアになれるのかとついつい頬が緩んでしまう(私自身そういう女性が大好きだからだが・・・) その他の人物に対しても一刀両断的にバッサバッサと才能の評価をしていくのだが、同性のクレオパトラ相手になるとその色合いは、さらにねちっこく執拗になる。時代は違えど女性同士とは面白いもので文章や物語の上ですらうまくいかないものなのかと笑いたくなる。 2,000年の時を越えて、史実の中で自らの女性らしさをさらけ出してくれている著者に拍手喝采です。 | |
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