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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 ja 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 ja (ジェイエー) 2009年 01月号 [雑誌]
著者名
出版社 新建築社
ASIN B001M4SSKM
装丁 雑誌
価格 ¥ 2,500
感想文概要:
本文:

著書名 ja (ジェイエー) 2008年 07月号 [雑誌]
著者名
出版社 新建築社
ASIN B0019V1JQI
装丁 雑誌
価格 ¥ 2,500
感想文概要:
本文:

著書名 JAが変わる―「創発」を生む新時代の農協組織論
著者名石田 信隆
出版社 家の光協会
ASIN 4259521594
装丁 単行本
価格 ¥ 1,785
感想文概要:
本文:

著書名 ja (ジェイエー) 2007年 10月号 [雑誌]
著者名
出版社 新建築社
ASIN B000VBTY7S
装丁 雑誌
価格 ¥ 2,500
感想文概要:
本文:

著書名 藤本壮介|原初的な未来の建築 (現代建築家コンセプト・シリーズ)
著者名藤本 壮介, 伊東 豊雄, 五十嵐 太郎, 藤森 照信,
出版社 INAX出版
ASIN 4872751485
装丁 ペーパーバック
価格 ¥ 1,890
感想文概要:建築家の頭のなかをのぞきこむような
本文:今非常に注目されている若手建築家、藤本壮介さんの(たぶん)初めての単行本。普通の作品集ではなく、シリーズ名のとおり個々の作品よりもそれを生み出す作家のより根源的なコンセプトに肉薄することを目的としているようですが、こと藤本さんのような建築家の場合この狙いは見事にはまってます。彼の建築同様ユニークでとても面白い本です。

藤本さんのテクストを真ん中にはさんで、冒頭に伊東豊雄さんと五十嵐太郎さんの各々短いが有益な二つの藤本論、末尾に藤森照信さんとの対談、が置かれた構成。藤本さんのテクストは、「……未来の建築を考えるということは……原初的な建築を考えるということと表裏ではないだろうか」という一文で始まり、藤本さん自身の考える10の「建築の始まり」が順番に紹介されていきます。それぞれの「始まり」には「巣ではなく洞窟のような」とか「5線のない楽譜/新しい幾何学」というようなやや詩的な標題と文章、そして作品の(模型も含む)写真やコンセプチュアルなドローイングなどが添えられています。

10の「始まり」は自由に浮遊するように、藤本さんの建築の世界を各々指し示しています。しかし、読者の勝手な愉しみとしては、10個のパズルピースを並べるように読み込んで、藤本建築の秘密について自分なりの答えを探すこともできそうです。
私には、藤本さんは、外から対象として把握される、いわば凸の物体としての建築ではなく、あくまでも内部からのみ経験される、凹としての空間「だけ」を作ることを夢見ているのではないかと思えました。宇宙空間のような「有限だけれども「果て(境界)」はない」空間。個々の作品の、波打つ壁に沿って延々と続く空間も、入れ子の空間も、細胞のように部屋が連続する空間も、すべてここから先は外ですよ、という明確な境界を持たない。あるいは頻出する生態系的な比喩も、森に棲む動物にとって森の「外」が存在しないも同然であるように、内側からしか経験されずしかもその外に出ることが意味をなさないような空間を指すものとして捉えられる。などなど。

追記:本書では模型やドローイングのみが紹介されている「house N」と「次世代木造バンガロープロジェクト」は新建築9月号で実作の写真を見ることができます。前者が持つ、青空が「一番上にある天井」として見えてくるような、不思議な感覚! あるいは後者のキューブがそのシンプルな形態ゆえに持つ「単位性」とでもいうのか、延々と反復することを含みこんでいるようなかたちが引き起こす無際限の感覚!

概要:生きている建築
本文:個人的に最も注目している若手建築家による著書。

形や技術にとらわれることなく、建築の本質を捉えようとするその姿勢には、共感できます。

建築を静的なものではなく、動的なものとして捉えているように思います。

パースや写真では表現できないところに建築の本質がある(人間は静的な存在ではない)ということを、知らしめてくれます。

独特な「関係性」に注目する発想とそれを形にする力量はさすが、非常に興味深い内容です。

現代という時代性を象徴しているようにも思います。

著書名 規制改革時代のJA戦略
著者名増田 佳昭
出版社 家の光協会
ASIN 4259521551
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,575
感想文概要:システムとしての農協、その「これまで」と「これから」を描いた一冊
本文:農村部の地域社会をみていく上では、JA(農協)というファクターは欠かすことができません。

近年の農産物輸入自由化問題等を踏まえ、農協批判書が多数出版されています。
本書は歴史的経緯やJA側の背景等の記述が非常に厚く、単なる一面的な批判に留まらない点が非常に評価できるかと思います。
それは、著者が長年農業経済学の観点から農協論を展開してきたこと、また本書が農協系出版社である「家の光協会」からの発売であることにも関係しているのかもしれません。

特に、農協の金融事業の利用等を目的とした非農業者の準組合員の増加や、組織の大型化に伴う職員からの持ち上がり役員の増加等に基づいた事業上の責任の所在に関する問題、また、経済事業における共同会社化・機能外部化の問題については、大変濃密な記述・考察がなされており、「農協」という組織の現在の姿をみていく上では非常に参考になるでしょう。
組合員の意思を高め、より幅広く汲んでいくシステムの構築という観点からは、行政への市民参加に関する議論への参考にもなるかもしれません。

ただ、肝心の組合員側の声や、地域社会の権力者としての農協に関する問題等については、本書ではあまり具体的な記述がないことが悔やまれます。
そこを踏まえて、星4つとさせていただきました。

著書名 農協
著者名立花 隆
出版社 朝日新聞出版
ASIN 4022602627
装丁 文庫
価格 ¥ 588
感想文概要:日本の農業を破壊させた真犯人は?
本文:本書は、日本の農業が抱える問題点を、緻密な取材を通して解説した力作です。日本の農業を語るのに農協に着眼したところがさすがです。本書を読むと、農協という組織が日本の農業政策を代弁する窓口であることがよくわかりますし、その農業政策がどれだけ日本の農業の足腰を弱くしてしまったのかがよくわかります。さらにその政策は、過失や偶然により失敗をした結果農業が衰退したのではなく、どう見ても政府が意図的に農業を潰すためにやった政策であることまでわかってきます。

補助金という麻薬にどっぷり浸かってしまい、それに甘えてしまった農家もいれば、それをうまく活用し、成功した農家もあります。彼らの違いは、「独立心」の有無であり、ここまで疲弊してしまった日本の農業であっても、未だ一縷の希望は無くなっていないと感じました。

本書は発売からずいぶん時間が経っていますが、本質的な部分は今に至るも何も変わっていないはずです。その点、物事の本質をえぐり出すことに長けた著者らしい内容です。

概要:『農協=農業=食品を考えるために』
本文:書かれたのが今から20年程前になる書物だが、昨今浮かび上がる食の問題について眺めてみると、いまだに見過ごせない一冊である。
 本書の文体は、硬い。しかしそれは、きちんと論証するために必要とされる、膨大なデータ・引用文献・インタヴューの出典を示し、それらの解釈を行っているからだ。著者の建設的意図を感じる。
 対象としているのは、農協で扱っている品目とその組織である。つまりコメ・野菜・肉・肥料・石油などなどの、生産から商品になるまでと、地方・中央の農協組織、これらをターゲットとしているので、必然的に、農業や食品流通の一面を鳥瞰図のように示すこととなる。まさにこの点が、個々の問題とともに、重要な本書の特徴である。
 時は経っても実に大事な、重要な、ルポルタージュである。
 さて、他国の実状についても知りたいところだ。ルポルタージュではないが、良質ノン・フィクション『ファストフードが世界を食いつくす』エリック・シュローザー著が、ファストフードをとおしたアメリカの食品とその業界について視野を与えてくれる。さらに、『穀物メジャー』(岩波新書黄版)も良い。参考にしてみてはいかがであろうか?
 ともかく、本書は重要な労作である。
 推薦。

概要:変わらない農業の本質
本文:この本が書かれたのは、1979年、20年以上前のことである。しかし、農業は今なおその問題の本質を変えない。徹底した取材に基づき、卓抜な情報の分析力により編み出された本書の守備範囲は、「農協」というタイトルから想像できる範囲を超えている。本書は、むしろ「農業」と名づけられるべきだったのではないかと思うほど、複雑多岐にわたる農業像を捉えている。農業サイドにも市場主義サイドにも与することのない冷静な視点からの議論の展開は、四半世紀たった現在でも、貴重な存在である。

概要:農協はなぜ存在するのか?
本文:農協という組織の不健全性を知ることができた。農業従事者を助け、かつ日本の農業を大局的に主導するはずの団体が、既得権益と組織存続のための利益集団と化し、農業従事者の生活を脅かし、労働意欲を削ぐ。農協という存在に疑問を感じたときに読むべき一冊。

概要:日本農業の問題の原点
本文:未だに解決されていない日本農業の問題の数々が1979年から1980年にかけて、この本がかかれた頃にすでに存在していたことに驚かされました。日本農業の低生産性は日本が持つ土地や気候といった条件以上に政府の過保護政策にあったことを農民自身からの証言と客観的なデータによって明らかにしています。食料安全保障という念仏をとなえて農政に対して思考停止になる前にいろいろな選択肢があるのだということを実感させてくれる本です。

著書名 小指の先の天使 (ハヤカワ文庫JA)
著者名神林 長平
出版社 早川書房
ASIN 4150308411
装丁 文庫
価格 ¥ 693
感想文概要:マイベスト。
本文:この本は、今の所(2007年8月1日)自分内での神林長平作品のベストだと言えるものだ。

執筆時期が隔たっている為だろうか、作家・神林長平の幾つもの面が見える短編集だ。世界観の様なものはあるが、各短編はかなりバラバラな印象を受ける。だが、それが結果として他の作品にはない独特な空気を作っている。その初期から円熟期まで、幾つもの「神林長平」が燦然と輝いているようだ。一冊の本とは思えない程、内容が濃い。
いわゆるSFが苦手でも大丈夫。この作品集はハードSF的な読み難さは全く無く、しかし内容的には日本SFの到達点の一つである神林長平イズムを存分に堪能出来る。

SFか、神林長平か、短編小説か、この内の一つが好きな人なら、この本は誰にでもお勧め出来るだろう。ゆっくり味わって欲しい。

概要:待望の文庫化
本文:本書は、2003年2月に同じ早川書房より上梓された短編集、四六判ハードカバー本の文庫化である。
文庫化に際して、新たな短篇や大きな加筆修正などは加えられていないようだ。
作者の神林長平は、短編よりも、どちらかといえば、連作長編や普通の長篇の印象の方が強いかもしれない。本書は連作ではないものの、全体になんとなく統一感のある、コンセプト・アルバムのような短編集。執筆順とは異なる配列や、書き下ろし作品「意識は蒸発する」が効いている。ある意味、もっとも神林らしい短編集といえるだろう。
ハードカバー版をお持ちでない神林長平ファンには、文句なしにお勧めできる。
ちなみに、解説は桜庭一樹。最近、ライトノベル以外にも進出している気鋭の作家だが、あちこちで神林ファンであることを公言している人だけに、熱く語っている。桜庭一樹ファンは、解説だけでも立ち読みでいいから目を通しておいた方がよいと思う。

著書名 エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))
著者名山田 正紀
出版社 早川書房
ASIN 4150305994
装丁 文庫
価格 ¥ 777
感想文概要:SFの欠点を思考した見事なSF
本文:今回のモチーフは、暗黒物質というか量子宇宙論というか並行世界で、
テーマは、物語の物語というか物語が崩壊する物語というか、
物語の現実への侵略というか、SFが消滅する物語である。
とんでもないメタフィクション。
並みの作家なら長編四冊というか、
無限に書けるネタを一冊に封じ込めてしまった傑作。
並行世界ものはなんでもありだが、
天才山田正紀は、他人の書いた小説世界も実体化させてしまったのだ!
フランケンシュタインの怪物に襲われるメアリー・シェリー。
フランケンシュタインの怪物に依頼された事件の顛末を、
ワトスンではなくてコナン・ドイル本人に語るシャーロック・ホームズ。
物語世界の架空人物も実在人物として絡み合う。
ある世界の実在は、別の世界ではシミュレーションゲームのシミュクラでしかなかったり、
ゲームの世界が本物になったり、並行世界同士が複雑に絡み合う。
根本は二元論の戦い。
ハードSF世界では、直径0.4光年のクェーサー生物と人類の戦いであり、
それはゾロアスター教の神話の光と闇の戦いでもある。
プラズマ宇宙論で観測するクェーサー生物と、
ビッグバン宇宙論で観測する人類は、
異質過ぎて、お互いの存在に気づく筈がなく、
本来は戦争にもならないのであるが、
量子宇宙論のコペンハーゲン解釈は同じだったため、
宇宙の観測者として確率を収斂させるために、
相手を消そうとする。
相手が宇宙を観察して、相手の波動関数が勝つと、
相手の宇宙論の宇宙が観測事実として確定してしまい、
人類は存在しなかったことにされてしまうのだ。
人間原理に基づく我々の宇宙と、
クェーサー生命原理に基づく彼らの宇宙との無限の戦いの物語である。
矮小な人間原理を否定した見事なSFである。
コペンハーゲン解釈と交流解釈の戦いも読み取れる。
我々の並行世界が勝つのか?
それとも並行世界など無かったことに収斂されるのか?
結末が知りたくて一気読み出来るが、
結末は残念ながらそれしかないというあれで、
イマイチではあった。
SFが消滅した並行世界も出てくるのが凄い!
物語が世界を変革する物語なので、
SF物語のパワーは宇宙一かと思うと、
SFはセンスオブワンダーにこだわって、
物語性が少ないので、現実世界に影響するパワーが顕現しないのは凄い皮肉で面白かった。
実体化出来るエネルギーを持たないSFは誰にも必要とされなくなり、
読まれなくなる、観測されなくなるということは、
量子論的宇宙では存在しないということである。
SFという単語も世界から消滅し、小松左京は失意の貧乏暮らしの果てに死に、
失業者と成り下がった山田正紀は、
量子コンピュータ「エイダ」に襲撃をかける!
ん、これは俺の小説「襲撃のメロディ」の実体化現象なのか?
山田正紀の物語世界はパワーを持つのか?
登場人物の山田正紀の正体はやはりアレであった!
メタフィクションの好きな人には本書は楽しく読めるであろう。
山田正紀の小説論として読んでも面白いかもしれない。
例によって数学ネタの不備に突っ込むと、
虚数iは人間の想像世界の中にしか存在しないと書かれているが、
0の左右にマイナスとプラスがある一次元の数直線世界で考えると虚数が存在出来る地点はないが、
二次元の座標軸で、虚数がどこにあるか図示した数学者はいるよ。



概要:うーん、いまいち
本文:評判の高い作品ですが、いまひとつ楽しめませんでした。
例えば、歴史上の人物がいろいろと出てくるあたりも、実在/架空の有名人を次々と出てくるばかりで、伏線にはなっているものの、単に目撃者Aに過ぎない扱いが多く、何のために使ったのか分からないケースがほとんどでした。また、彼らをあえて使った遊び心もあまり無い様です。はっきり言えば、これら著名人を中心とした最初の100-150ページぐらいは、無くとも成立する物語だと思います。
また、いろいろと広げた大風呂敷を力技でまとめていくのですが、その力わざというのが、「量子宇宙」と「波動関数」を連呼していくだけ。量子力学は理論であって呪文ではないので、繰り返せば説得力が生まれるというものではありません。嘘でも良いから、もう少し整然とした理論体系(説明の筋立て)が必要だったと思います。
多くの要素が含まれていますが、ただ並べただけで消化不良を起こしている物語です。

概要:ゆっくりと読みましょう
本文:メアリ・シェリーにコナン・ドイル、間宮林蔵、杉田玄白など歴史上の実在の人物たち、さらにはシャーロック・ホームズ、フランケンシュタインの怪物など想像上の人物たちによって語られるさまざまなエピソード。何のつながりも持たない人々の、まるでバラバラに見えたこれらの挿話が実は根本でつながっていることに気付いたとき、現実とフィクションとが奇妙に混在した世界で、人類の存亡を賭けた神と悪魔、光と闇の戦いが見えてくる。質量ともに長大で壮大なスケールのSFです。

あっちに飛びこっちに飛びの話、SF特有のカタカナ語や科学の専門用語がこれでもかとばかりに並べられ、読みにくく理解しにくいところもありましたが、果たして無事に終わらせることができるのかと心配になるほど大きく複雑になって絡み合っていく個々のエピソードを見事に一つにまとめ上がっていくあたりはさすが、読んでいて鳥肌がたつほどゾクゾクします。
著者のSFの代表作と成りうる、腰を落ち着けてジックリゆっくりと読みたい1冊です。


概要:物語と幻想
本文:よく言われるように、人は幻想(ファンタジー)の中に生き、物語として語られる。その物語の作る世界が、量子論的な確率世界と交わっていく様子をミステリー的な手法を用い描き出した長編SF。

SF作家のぼやきもあり、山田正紀の過去の作品のタイトルなども出てきてファンであればにやりとさせられる所もある。


著書名 秘密探偵JA (4) (ホーム社漫画文庫)
著者名望月 三起也
出版社 ホーム社
ASIN 4834271579
装丁 文庫
価格 ¥ 650
感想文概要:
本文:

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