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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「
司馬 遼太郎(しば りょうたろう)
」関連の書籍をご紹介しています。 |
| 著書名 | 週刊司馬遼太郎 V (週刊朝日MOOK) | ![]() |
| 著者名 | ||
| 出版社 | 朝日新聞出版 | |
| ASIN | 4022745347 | |
| 装丁 | ムック | |
| 価格 | ¥ 900 | |
| 感想文 | 概要: 本文: | |
| 著書名 | 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 文藝春秋 | |
| ASIN | 4167105764 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 670 | |
| 感想文 | 概要:歴史を自分の血肉にするための教科書 本文:羅列された事実を記憶しただけでは歴史を学んだことにはならないだろう。その事実を組み込んだ物語を作る作業が必要である。できあがった物語には個人個人のフィルタがかかっているので、100人いれば100通りの物語ができる。ただし、その中には優れたものも劣ったものもある。 本作品は歴史的事実を組み込んだ物語の中の、最も優れたものであると言って間違いない。そのため、当時が現在と断裂したものでなく、今の自分にもつながっていると認識できる。そう言う意味から、歴史を自分の血肉とすることが学べる最高の教科書と言ってもいい。 例えば、佐藤 晃著『帝国海軍が日本を破滅させた』で、本著者とは違った観点からの日露戦争観を知ることができるが、基本を本書に置き、さらに他の著作物などを通して自分なりの歴史を醸成するのがいいのではないかと思う。 そのような御託を並べる前に、理屈抜きにおもしろい。エンタテインメントのみを求めている人にも自信を持ってお奨めできる。 (これは1〜8巻を通してのレビューです。) 概要:明治という時代が本当によくわかる作品 本文:もうすぐNHKでもドラマ化しますし、相当認知度の高い作品で、あまり紹介する必要がない気もするのですが・・・しかし!あまりに好きな作品なので少し書かせてください。 当然星5つ。司馬遼太郎の作品で一番有名なのは「竜馬がゆく」かもしれませんが、個人的にはこちらの方が好きです。 明治維新後15年しかたたない弱小国家である日本が世界の一流国の仲間入りをするために(というか不平等条約を改正してもらうために)、涙ぐましい努力で陸海軍を増強し、結果として日清戦争で清を破り、さらにそのたった10年後にはロシア帝国というとんでもない超大国を相手に戦争を起こし、それをも結果的にではありますが戦勝国としてポーツマス講和条約に望むのです。当時としてはまさに奇跡としか言いようのない大番狂わせだったわけです。 明治に生きた3人の主人公を軸にその日清・日露戦争をジャーナリストのような視点で克明に描いているのがこの作品です。3人の主人公とは・・・陸軍初の騎兵隊を率い、当時最強といわれたコサック騎兵を破った『秋山好古』、日露戦争の勝利を決定的なものにした日本海会戦で、その作戦の全てを担った男、『秋山真之』、真之の幼馴染であり、明治期の俳句に革命をおこした『正岡子規』です。ちなみに真之は好古の弟です。 日本人ならば、読めば必ず日本人としてのアイデンティティーをそこに感じることでしょう。とかく第二次世界大戦の敗戦が直近の戦争として、よく取り上げられます。しかしたった100年前の同じ日本で、このような誇り高き戦争(もちろん戦争はよくありませんが)がおこなわれたということは皆が必ず知って欲しいことだと思いました。 日本人なら、とにかく読んでくれ!!! 概要:座右の書 本文:私の人生に無くてはならない本です。 東郷平八郎に一歩でも近づけるようがんばります。 概要:日本国の少年時代を象徴的に描く秀作 本文: 時代が興奮している。 新しく生まれたばかりの国家が国際社会で一人前になり先進国と認められるために 近代国家は理想的な存在であるということを疑わず、その正義を持ちみんなが 懸命に生きている。 明治になり、多少の才能と努力をもってがんばれば、その生まれついての社会的な 身分にかかわらず、大きな分野をまかされる。 そのまかされた分野に対し、自分のすべてをささげ最大限にがんばれば必ず報われると 信じて疑わない。 太平洋戦争前の昭和のナショナリズムと違い、青年らしい理想主義に基づいた さわやかながんばりを登場人物は見せる。 青春小説を読むようなさわやかさ、ほろにがさ、気恥ずかしさ、うらやましさ。 そして国家とは何かを考える。 その1冊目。 好古達の今後の活躍が楽しみである。 概要:小説として破たんしている 本文:これほど最初とその後の違っている小説もない。連載小説の弊を端的に示している。なのに五つ星をつけたくなる。司馬さん、あなたは凄すぎる。小説として失敗しても読者を感動できれば筆者の勝ちだ。文句はあるか? | |
| 著書名 | 二十一世紀に生きる君たちへ (併載:洪庵のたいまつ) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 (しば りょうたろう) | |
| 出版社 | 世界文化社 | |
| ASIN | 4418015043 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,260 | |
| 感想文 | 概要:司馬先生の期待にこたえるために 本文:他の方々が書いているように、短い文章ながら力強いメッセージがこめられていて老若男女問わず読み手に強い感動を誘う内容。流石、司馬遼太郎ということか。学生に限らず、人生の節目にある人に対する贈り物にも最適だろう。 21世紀になっても世界は司馬遼太郎の懸念を十分に解決できていない。私は本書の執筆当時の対象年齢層だった。そういう意味でも司馬遼太郎の思いを託されたと思い、折に触れて読み返していきたい。 概要:内容は素晴らしいが・・・ 本文:内容は文句無く素晴らしい。老若男女問わず読むべき文章であると思う。ただ・・・印刷がどうも・・・。表紙を見ても伺えるが、蛍光色のようなどぎつい色で、ページを開くたびに不自然な色の自然の写真が目にぶつかってくる。心洗われるような美しい写真とともにこの文章が読めたらどんなにか永久保存にしたい本になっただろうと思うと、実に残念でならない。そのため人に贈る本としては対訳版のほうを選んでいる。 概要:卒業祝い&入学祝に贈りたい 本文:絵本のような大きな文字と、すべての漢字に『ふり仮名』がふってある50ページにみたない薄い本。 しかし、内容はかなり濃厚。 少ない文字数と簡単な言葉で、核心を突いた深いことをスバッと言ってのける。 “「いたわり」「他人の痛みを感じること」「やさしさ」はもともと一つの根から出ていて、 その根は本能ではないから、私たちは訓練をしてそれを身につけなければならない” 人間だから忘れることも、気を抜くことも、余裕がないこともある。 でも本来人間は、自分がどんな状態にあったとしても、その気持ちをけして忘れてはいけない。 ・・・忘れない努力をしなくてはいてない。 なのに我々は『昔、習得したから』といって、訓練することを やめてしまっているのではないだろうか。 やさしい人間とはなにか。いたわりの心を持つ人間とはなにか。 もう一度原点にもどって考え直してみたい。 1989年以降、この内容を国語の時間に読んだ子供がうらやましい♪ 教科書として出会わなかった自分のために、まず一冊。 さらに、大人買いして (親戚の子供も含めた)周りの人間すべてに配り歩きたくなる一冊です。 概要:感動しました 本文:私は中ニです。 この本は本屋でみつけて、買ってみましたが 読んでみてすごく感動しました。 この本を私の担任の先生に奨めてみたところ、また感動したらしく 道徳の授業でこの本を紹介し、朗読しました。 でも感動だけではなく、大いに考えさせられました。 私達が今いる二十一世紀は司馬さんが見たかった二十一世紀なのかと。 すばらしい世の中なのか?と。 だからこそ、若い担い手である私達が今の現状を見据え、 これからの未来を変えていかなくてはならないのだと深く思いました。 もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。 概要:大人も子どもも、一度は2〜3回遅読すべき! 本文: 著者は歴史小説で有名な司馬遼太郎で、小学校高学年(5〜6年)を対象にした2つのメッセージを1冊の本にまとめたものである。小学生を対象にしているせいか、平易な文体でわかりやすくスラスラと頭の中に入るように書いている。 第一のメッセージでは、20世紀で生涯を終えた著者が21世紀を生きる我々に原点回帰と責任の重大さを伝えている。一方、第二のメッセージでは緒方洪庵(こうあん)を取り上げ、適塾の思想を通じて生きるべき指針を提示している。 本書で、司馬遼太郎は平易でシンプルなメッセージを伝えている。そのため、一度読んだだけではあまりにも簡単に頭の中に入ってしまうため、あまり印象に残らないことが多い。 特に、社会人になると学生時代のように時間があるわけではなく、限られた時間を有効活用しなければならない。そのため、一度に複数冊の本を同時並行で読み進めてしまい、同じ本を二度読むことは滅多に無い。 しかし、本書のような類の本は読めば読むほど奥深さが出るものである。実際、書評を書きながら2〜3回読んでいるのだが、平易な文体からは考えられないほど底知れぬ教えが隠されており、時間に追われがちで不安定になりがちな心理状態が落ち着いてくる。 個人的には、後者が参考になった。吉田松陰の松下村塾と似たような方針であり、福沢諭吉や大村益次郎を輩出した適塾は、身分平等で入学試験も無く、「学問をする」というひとつの目的で集まっていた。 加えて、塾生の間で勉強を教え合い、8つの級に分け、級の代表である会頭(かいとう)と熟生全体の代表としての塾頭(じゅくとう)を設置していた。さらに、12か条の訓戒を書き、医者としての心構えを説いていた。 この訓戒を知った時、会津藩の“什(じゅう)の掟”を思い出した。「ならぬことはなりませぬ」で有名な什の掟だが、教育問題で揺れる現在の日本で最も必要な要素ではないだろうか? | |
| 著書名 | 竜馬がゆく〈1〉 (文春文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 文藝春秋 | |
| ASIN | 4167105675 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 660 | |
| 感想文 | 概要:竜馬の使命 本文:坂本竜馬の生涯と混迷の幕末を描いた小説。 桂小五郎、高杉晋作、西郷隆盛、大久保利通、後藤象二郎、勝海舟、陸奥宗光など 綺羅星のごとく光る英雄たちも描かれているが、やはりその中でも竜馬はその独自性 という点で特別にか輝く存在である。 小説を読みすすめるごとに、どんどんと竜馬の人柄に引き込まれてしまう。 竜馬の生き方は、自らの理想を追い求め、その実現に向けて手段を問わず駆け抜けていく。 その姿は男たるものの志の重さを感じさせるものである。 しかし、その一方で、理想への想いだけでない極めて現実的かつ冷静な視点を持っている のも面白い。 自らが必要とされる局面をしっかりと見極め、想いだけでなく必ず利をもって説得に 向かう姿は他の英雄には見られない独自性である。 歴史にifはないが、もし明治になってからも竜馬が生きていたら世の中はどうなっていた だろうか?新しい形態の会社が出来上がっていただろうか? そんなことを考えずにはいられない。 しかし、不思議なもので、はじめからプログラムされているかのように幕末の英雄たちは 時代から去っていく。 高杉晋作、中岡慎太郎、西郷隆盛、そして坂本竜馬とまるで小説かと思うように自らの 役割を果たしきって死んでいく姿は自らの使命に命を賭けた幕末という時代ならではの ように感じた。 概要:読ませる。楽しい。深い 本文:いまさらながらに評することもないが、とにかく面白い。 まだ読んでいない人は、ぜひ読まれたい。 概要:不思議な男だ... 本文:とても不思議な感覚でした。 竜馬はいったい何のために活動しているのか。 いったい何がそのエネルギーの源になっているのか。 薩摩であり、長州には関ヶ原の遺恨がある。 公家や大名には守るべき地位や財産がある。 全ての者が損得の中で行動する中、竜馬はどこか違う。 何か違う物を見ている。違う世界を旅している。 歳をとると人は、知らず知らずの内に自分の可能性に蓋をする癖がついてしまう。 考えることばかりを覚え、行動する前にリスクの壁を越えられなくなって行く。 若い世代はもとより、頭が固くなりつつある世代も読むべき一冊でしょう。 Don't Think . Feel ! そして Don't Think . Read ! おすすめです。 概要:足かけ4年かかって読破 本文:なぜだろう。彼のキャラクターが爽やかすぎるのか、夢物語を読んでいるようで、 8巻まとめて買ったが、読むのを2度も挫折した。 さらに途中で8巻が紛失して買いなおしもした。 同時代の「燃えよ剣」の土方の不器用で方向転換のできない男のほうが、 共感できたのかもしれない。 *ただし決して面白くないわけではない。 概要:とにかくおもしろいから読め。 本文:とにかくおもしろいから読むべきである。フィクションを含めても、これだけおもしろい作品にはなかなか出会えない。単なるエンタテインメント作品として読み始めても、一向に差し支えないと思う。 そして、読み進めるうち、自分自身の生き方や、現在の日本の状況にに対して新たな思いを巡らすに違いない。 学生ならば、幕末の情勢がよくわかって日本史の成績が多少良くなると言った副産物も得られるだろう。 (これは1〜8巻を通してのレビューです。) | |
| 著書名 | 坂の上の雲〈2〉 (文春文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 文藝春秋 | |
| ASIN | 4167105772 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 670 | |
| 感想文 | 概要:日清戦争を契機に俄然注目される日本 本文: 意外な勝利となった日清戦争であるが、この勝利により、日本国民は国家という存在を体感し、諸外国から注目されると同時に、ロシアの壁にぶち当たった。 日清戦争の勝利は、日露戦争へのスタート地点に過ぎなかったのである。 概要:正岡子規のすごみ 本文:日清戦争前後のお話。 こういう時代にあって、秋山真之は留学を重ね軍人として着実に成長しています。 一方、学生時代には移り気で何をやっても物にならない正岡子規ですが、 俳句というものに出会い、文人として一気に大成しました。 特に死を意識してからの彼の行動は鬼気迫るものが感じられます。 人間、熱中できるものを見つけた時の力を思い知った気がしました。 概要:時代のうねりが伝わってきます。 本文:日清戦争以降の時代の大きなうねりの中で、秋山好古、真之、正岡子規がそれぞれの境遇、立場の中で、感じ、行動する様の対比がおもしろい。 滅び行く清や、日本の前に立ちはだかろうとするロシア、そしてそのような状況の中で日本はどこへ行こうとしているのか、時代背景が手に取るように伝ってくる。 概要:子規の実像と明治人気質 本文:この巻では主に、闘病しながら文筆活動を続ける正岡子規と、軍人として活躍を始める秋山真之を中心に描かれています。 正岡子規に関して小学校の教科書レベルでしか知らなかったので、過去の俳句や短歌を検証し、新たな作風を作り上げていった彼の功績を初めて知りました。それにもまして結核を患いながらも壮絶なまでに創作活動を行う彼の執念に胸を打たれます。 一方、秋山真之という人物の資質は、欧米に追いつき追い越そうとする明治日本になくてはならないもののように感じます。「飛ぶが如く」で描かれた大久保利通もそうでしたが、この時代には物事に強烈なこだわりをもった人物が必要だったのでしょう。 なお、この巻の最後の章は、ロシアに関する記述になっていますが、欧米でもなくアジアでもないロシアという国の性格が見事に表現されていて、大変ためになります。先に「菜の花の沖」を読んでおけば更に楽しめると思います。 概要:日清戦争へ 本文: 時代は日清戦争へと突入してゆく。 秋山兄弟は戦地へ赴く一方、正岡子規は病と闘いながらも・・・ 明治の時代に青年たちが、それぞれの境遇の中で青春を謳歌する話。 | |
| 著書名 | 燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 新潮社 | |
| ASIN | 410115208X | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 780 | |
| 感想文 | 概要:読ませる文章であり、かつ読みやすい文章。 本文:私は、たくさんの司馬遼太郎氏の作品を読んできたが、彼には、「〜といっていい。」という文末が多すぎるように感じていた。(たとえば、「その行動は、たとえ殺人であっても、義挙といっていい」といったぐらいに。)こう書かれると、それは、正しいように思えてしまう。 小説だから、歴史の事実とは違う点があってももちろんいいのだが、それでも、先入観にとらわれてしまう。 だから、長い間、司馬氏の作品は敬遠していたのだが、図書館で偶然手に取り、また読んでしまった。 本作品は、やはり、読んで面白い。しかも抜群に。 本作品では、それほど、「余談だが〜」というセリフも多くないように思う。 読みやすく、かつ、読ませる魅力にみちた素晴らしい文章だ。 概要:なぜか読み返したくなる本 本文:なぜか読み返したくなる本でした。 もっとも上下2巻という読みやすさがあるのかも知れませんが… 短い話の為か、話にのめり込むきっかけが勿ぶらずに作ってある感じがします。 概要:あこがれの人 本文:読書嫌いの私が、読書を始めて間もない頃、何となく知っていた司馬遼太郎という名前、燃えよ剣という題名に惹かれ、手に取ったのが、20数年前。以来何百冊という本を読み継いできたが、この本以上に感銘を、影響を受けた本は無い。大局的に見たら、歴史にささやかな抵抗を試みたに過ぎない土方だが、世がどう流れようと、周りが寝返ろうともひたすらに己の筋を通す。筋金入りの生き方をしている人間が少ないなかで、時代が変わっても輝いている。 概要:新撰組に興味のない方にもお勧めです 本文:上下巻合わせて読みました。もともと新撰組にさして興味があるわけでもなく、たまたま知人に紹介され軽い気持ちで購入したのですが、いざ読み始めると、これが面白いのなんの。江戸時代の庶民の生活、男女の関係などディテールがしっかり描写されており、どきどきさせられることがあるかと思えば、一方で徳川慶喜の判断によっては薩長を中心とする新政府樹立が為されなかったであろうこと(今に続く歴史が大きく違っていたであろうこと)も、この小説で初めて知りました。何より土方歳三の軸がぶれない生きざまは、今後の人生の指針となるものであり、この本を読んだ後、人生観がブラッシュアップされたような気がします。 概要:本を手にした瞬間から 本文:先ほど宅配便が届き暇が出来たらゆっくり読破しよう! と、パラパラと捲っている内に既に物語の中へ・・。 気がついたら2時間強が(立ち尽くしたまま)過ぎていました。 さすが司馬ワールド! 自分が思い描いていたとおり、いやそれ以上に魅力的な土方さん、沖田さんにもう夢中です。 今晩は一睡も出来そうにありません♪ 土方ファンには陶酔モノの作品、傑作です! | |
| 著書名 | 竜馬がゆく〈2〉 (文春文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 文藝春秋 | |
| ASIN | 4167105683 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 660 | |
| 感想文 | 概要:一介の剣客、竜馬 本文:一剣客としての名声を竜馬は手に入れたが、まだ志すべき道は定まっていない。 同郷の武市や長州の桂らが活躍する中、模索している限りであるが、日本を変えたいという ゆるぎない大志が気持ちいい。 いよいよ脱藩して、ある意味では自由となり、当時唯一の“日本人”としての活躍が待ち 遠しい。 概要:やはり若者に読んでほしい 本文:竜馬の幼馴染の武市半平太が藩を勤王化しようと行動し、吉田東洋暗殺を計画する。一方竜馬はまだ自分がどのような形で日本のために役立つかは定まらず、ただ武市のやり方には限界を感じ脱藩を決意する。 自分に活かすとすると、自分のやりたいことを見つけるには、やはり座していては何も見えてこないので、見聞を広めるために行動を起こすこと、たとえ一人であっても自らが正しいと思えば行動を起こすことなどがあるでしょうか。やはりこれからの未来を担う若者にも読んでほしい一冊。 概要:国民的名作第2巻、竜馬脱藩・土佐から日本へ 本文:江戸での剣術修行を終えて土佐に戻った竜馬。何かをしなければいけない、何かをなしたい、でも何をしていいか分からない、といった状態が続きますが、一方で、盟友・武市半平太は明確に尊王攘夷の考えをもって土佐藩をリードしようと画策します。しかし、竜馬は、土佐藩の旧弊、幕藩体制の限界を見抜き、視野を「世界のなかの日本」に求め、ついに脱藩します。 土佐藩の勤皇の志士たちの不幸は、ほとんどが藩政に関わることを許されない郷士で、そのことが薩長との違いでもあり、そのことが彼らの多くが非業の死をとげた背景でもある点です。本書ではこうした土佐藩の特殊性が随所に描かれますが、そのなかからでも竜馬や半平太、中岡慎太郎、岩崎弥太郎など人物を輩出したことに土佐の底力を感じます。 概要:姉弟の絆の強さに、心惹かれる 本文:坂本竜馬の物語、全8巻の2冊目である 2冊目が描くのは 江戸での残り少ない剣修行の日々から 土佐に戻り、考えた末脱藩するシーンまで 冒頭竜馬は、無二の友である武市半平太と、堅物の中岡慎太郎と酒を飲む 無用な一言で、竜馬と中岡が一発触発の事態となるが 素朴な思いと実直な行動で丸くおさめ 凡人にはとらえることができない 一人の魅力的な男を際立たせる 土佐までの旅は、やっかいな人物を抱えてしまい 追手と対峙したり 憧れの人と出会い、料亭で落ち合ったりする 若さゆえに巻き込まれてしまうその場面に 竜馬は竜馬らしくふるまおうと もがきあがいている 脱藩は自分だけでなく身内も巻き込む違法行為 自分、身内、友、将来との関係に、どうケリをつけるのか 離れていた竜馬の心と行動が やがて一つになっていく 風雲急を告げている 弟のために決意する姉の行動に、心打たれる 姉弟の絆の強さに、心惹かれる 概要:猛進する武市 脱藩する竜馬 本文:北辰一刀流千葉桶町道場塾頭にまでなった竜馬も土佐へ・・・普通は安穏と自分の道場を開き町の尊敬を集め、というのが成り上がりコースな訳だが竜馬の頭にそんなコースは細すぎた。 軟弱だと思い込んでいた公家の、平然と命を張った密書運びに巻き込まれた竜馬は「男とはあれだ」と目をむく。が、いまだ己の道が見えない。 かたや土佐藩きっての大物武市半平太は勤王党をつくり参政吉田東洋を暗殺するまでにいたる。幼馴染として歩んできた二人の道が徐々にずれ始める。 「現実的」という一点が竜馬の関心事だ。 武市の暗殺計画にも「それで何か変わると思ったら大間違いじゃ」と袖を分かつ。 この本が面白いのは後の明治政府で政治家としての顔しか私が知らなかった名士たち歴然とした武士としてそれぞれの藩に存在する妙を感じることが出来ることだ。 板垣退助が土佐藩はじまって以来の手に負えない喧嘩武士だったことも知らなかったし、後の日露戦争総司令官大山巌が弥助として登場してくるのも驚かされる。そう考えるとこの時代と言うのは本当に濃密過ぎるほどの時代だ。 竜馬脱藩 ようやく日本人として歩みだす。 | |
| 著書名 | 坂の上の雲〈5〉 (文春文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 文藝春秋 | |
| ASIN | 4167105802 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 670 | |
| 感想文 | 概要:ついに旅順陥落。そこには敵も味方もない 本文: ついに旅順陥落。 日露両軍の兵士が「負けてもいい。勝ってもいい。ともかくもこの惨烈な戦争がおわったのだ」という感覚を共有したことに鮮烈な印象を受けると同時に、旅順を巡る戦いのすさまじさを想起させる。 概要:旅順攻防収束 本文:児玉の参戦により戦術を大きく転換し、勢いづく日本。 ステッセルの官僚的思考によって、余力を残しつつ降伏に傾くロシア。 それにしてもトップの人の性格や能力が、これほど戦争に影響を与えるものなのか、 っと感じさせる巻です。 概要:日本人論 本文:司馬は、戦争遂行における日本人の行動を見つめながら、ロシア人と日本人の違いをなんども語っている。それはひとつの日本人論の姿となっている。 概要:人災の、滑稽混じりの恐ろしさ。 本文:日露戦争の一つの山場である旅順開城が主に描写されている。 その司令部(乃木希典・伊地知幸介)の無能をフィクションらしく極大化し、それがドミノ式に起こしていく旅順における人災の怖さというものを見事に描き出したという点では、司馬遼太郎の文芸作品の真骨頂であると言えるだろう。 何しろ冗談のように人命が浪費されていく描写の中で、その浪費の責任者達の責任感・緊張感・現実感覚のなさを(フィクション内の事実として)くどいほど書き連ねるのである。 最初はホラー映画も真っ青の戦慄を覚えるのだが、そのうち頬が笑いながらひきつる感覚を覚えた。 能力の劣る上司を戴くという人災の、滑稽混じりの恐ろしさというのは、強烈だった。 そうそう忘れられそうにない。 概要:児玉源太郎物語 本文:3巻あたりから登場の児玉源太郎。 今の主人公は、彼であるといっていい。 書き進むうちに、この輝く人物をほうってはおけなくなったのだろう。 遼陽に戦い、二○三高地を落とし、旅順を攻略。 苦労しながら辛くも勝ち進む日本と同時に バルチック艦隊の長く苦しく足並みの悪い旅路が描かれる。 多くのエピソードが示唆を与えるこの戦争は、作者も 物語を選りすぐるのに苦労したのではないか。 そう感じる5巻でした。 | |
| 著書名 | 燃えよ剣〈下〉 (新潮文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 新潮社 | |
| ASIN | 4101152098 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 780 | |
| 感想文 | 概要:傑作です 本文:読み終わったら、すっかり幕府側の人間になっていました・・。 北へ北へと、死に場所を求めて行くような後半。 腹心ともいえる仲間を次から次へと戦地から遠ざけていく“彼”の姿に涙です。 概要:シノビリカ何処で見ても蝦夷の月 本文:史実がどうこう言うやつは読まなくてよい。小説の中の土方歳三でもいいではないか。日ごろ何か物足りなく感じている人、何をしても熱くなれない人、人生どうしようか悩んでいる人、とにかく読んでみるべき。前に進み続け、最後まで戦った新撰組副長土方歳三の熱い熱い生き様を見よ。 概要:ハードカバーのみにあるあとがきもオススメ。 本文:この作品がどんな傑作であるかは他の方のレビューを読んでください。老若男女学歴問わず面白く読める傑作です。中学生女子でも読めました。それから15年経過した今も面白く読んでいます。 ところで文庫版は陳舜臣さんの解説が載っています。こちらはこちらでしみじみ味わい深いのですが、私的にはハードカバー版にある司馬氏のあとがきを是非読んでいただきたい! 素晴らしいあとがきです。この作品を読んでよかった、司馬遼太郎に出会い、同時代人で良かったと思えるもの。 関東に住む私は、20歳の頃、あとがきの通りに浅川にとげのついた葉を摘みに行きました。その当時、ちゃんと生えていました。 文庫は手軽さが良いですね。作品を読むには文庫が楽です。もし、作品がとても気に入ったら、是非ハードカバーも探してみてください。 概要:なるほど、会社で役に立ちます! 本文:読んだきっかけは、なんで歴史小説を読むことが会社のなかで役に立つのか?という疑問からでした。よく経営者の方が歴史小説を読んで学びを得る、という話をしているので。。。 結果はなるほど!でした。 ひとつの会社組織がひとつの部隊に置き換えられ、ひとつの役職がひとつの部隊の位とぴったり一致しました。 物語は、時代の境目となる幕末を新選組の策士(喧嘩師)であった土方を通して描く。彼が武州という片田舎の一剣客であった青年期から、世間を震え上がらせた新選組副長にまで上り詰め、戊辰戦争で敗走しながらも最後まで戦場に身をおいた物語である。 リーダー像、組織の中での役割、組織の中での地位を高める方法、時勢を捉えることで大きく活躍できる、信念、などをこの本から学びました。 以下に、下巻からのみですが、目にとまったキーワードを列挙します。 『悩まざる姿をつねにわれわれ幕下に見せ、幕下を仰いで泰山のごとき思いをさせるのが、大将だ。』 『男の一生というものは』『美しさを作るためのものだ、自分の。そう信じている』 鳥羽伏見の戦いのとき、慶喜不在の幕府軍をみて、大坂夏の陣を思い出しながら、土方が考えたこと。大将がでれば、士卒はふるい、倍の力をだすものである。 土方流の軍学。喧嘩をする時はかならず地形偵察をし、地図を作ってからやった。…諜報その他によって得た敵の配置を克明に書き入れてある。だが敵情は変化する、喧嘩する前には忘れ、とらわれない。 市会議員程度の器で政治に関わりすぎる近藤への反発を覚えているところでの一節:政治家がもつ必須用件は、哲学を持っていること、世界史的な動向の中で物事を判断できる感覚。 榎本との会話で、近藤局長を思い出しながらの一節:総帥には、途方もない楽天家という資質の人がつとまるのかもしれない。 概要:利益だけを求めるよりも 本文:下巻では時代の波に取り込まれながら踊らされる近藤勇。そして内部の粛正。一人、また一人と減っていく隊士たち。最後まで筋を通そうとする土方歳三の姿が描かれる。 士族ではないが、最後の最後まで戦い抜きもっとも“士(さむらい)”らしい生き方をした土方歳三に清冽な印象を覚える。 男の美学がここにあると思います。 | |
| 著書名 | 関ヶ原〈中〉 (新潮文庫) | ![]() |
| 著者名 | 司馬 遼太郎 | |
| 出版社 | 新潮社 | |
| ASIN | 4101152136 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 740 | |
| 感想文 | 概要:関ヶ原に関わる諸大名のエピソードに触れる第2巻 本文:家康の誘いにのり、いよいよ三成が伏見城を攻めで、関ヶ原決戦にむけた天下分け目の戦いの火蓋が切って落とされます。 東軍(家康がた)は、その周到な準備の甲斐あって、かの有名な小山での軍議で、秀吉恩顧の大名をことごとく味方につけることに成功。家康が各大名の性格を熟知したうえで、巧妙に心理的な仕掛けをして自分優位の状況にもっていく様子がひとつの見所になっています。 また、本巻では、関ヶ原に参加した主な諸大名について、それぞれ項をたてて、東西いずれに属すかを決めるまでの様子やエピソードを紹介していきます。その描写はさながら、関ヶ原参戦大名のカタログのようで歴史好きにはたまらないでしょう。名前をあげれば、毛利輝元、吉川広家、安国寺恵瓊、細川忠興&ガラシャ、島津義弘、長曽我部盛親、黒田長政&如水、小早川秀秋、…などなど錚々たる面々。それぞれにドラマがあって楽しめます。興味ない人にとっては全くつまらん名前の羅列なのでしょうが…。 最終巻に向けて、主なプレイヤーの紹介のような雰囲気のある第2巻です。 概要:「世間は、欲望と自己保存の本能でうごいている」(本文から) 本文:島左近、宇喜多秀家、上杉景勝、直江兼続、鳥居元忠、長束正家、大谷吉継、 細川忠興、長曾我部盛親、小早川秀秋、藤原惺窩、島津惟新入道、相良頼房、 黒田如水、福島正則、真田昌幸、堀尾忠氏、山内一豊などなど、 「関ヶ原」の役者がどんどん現れる。 一人ひとりが丁寧に、個性的に描かれている。 敵か見方か半信半疑、誰もが己を考える。 「義」であろうが、「利」であろうが、 己である。 とても面白い。 概要:各大名の動静と、それへの働きかけが現代ビジネスにも通じます 本文:文字通り、天下分け目の戦いとなった「関ヶ原」の戦いについての文庫3分冊の2冊目です。 これまで、この本を敬遠してきた理由として、もともと家康があまり好きでなかったこともあるのですが、歴史の本で、勝敗がわかっている関ヵ原の戦いについて、ある種、チャンバラ小説的に、長々と書かれているのを読ませられるのもいやだなあと思っていたことがあります。 ただ、実際には、関ヶ原の戦いに至るまでの、各大名の思惑と動静、それら各大名に対する家康側、三成側の働きかけが、小説の中心となっています。従って、第2巻目になっても、戦いの場面は出てきません。 確かに、大人の家康陣営に対し、三成の働きかけは、幼稚な所があるのですが、ある意味、その巧拙は、現代のビジネスに通じるところもあり、人心を掌握するためにはいかにすべきかという観点から、面白く読めました。 概要:家康の底力 本文:関ヶ原の戦いの勝負の分かれ目として、よく小早川の裏切りの時点が取り上げられる。 確かにその通りなのだが、それは形として現れた段階であって、その因は、この中巻で語られる決戦前の謀略にこそある。 徳川家康の底力が発揮される、ある意味、もっとも家康らしい部分が語られている。 武断派である加藤清正、福島正則など、いわゆる七将による三成襲撃から、家康が反三成勢力を次々と取り込んでいく政治的駆け引きが描かれる。 概要:歴史&司馬遼太郎好きになれた本。 本文:この本を読んで歴史が好きになりました。登場人物一人一人が詳しく書かれておりどんどんひきこまれていきました。とても面白いです。 | |