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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 うつ 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」
著者名下園 壮太
出版社 日本評論社
ASIN 4535562148
装丁 単行本
価格 ¥ 1,785
感想文概要:確かにこの本は有益な情報がたくさん載ってるけど・・・
本文:この本はいろいろな治療法が載っています。
そしてそれらは非常に有益な情報の数々です。

が、
これ、「認知療法の本」じゃないですよ。
嘘だと思うなら立ち読みしてください。すぐにわかります。
そもそもこの本は、まず最初に認知療法は日本人にはあわないと否定してます。
その真偽はなんともいえませんが、認知療法の有効性を否定してるんですから、認知療法について書いてある本でないのは明確ですね。

じゃあこの本はいったいなんなんだ?というと、
「いろいろな治療法の紹介本」であり、そしてそれらをどう扱った方がいいかのいくつかの提案をしてます。
実際にそれらの治療法を始めるには別途専門の本が必要です。

あと、ないとは思いますが、それらの治療法を「プチ認知療法」と言ってるのだとしたら、それは完全な間違いです。

概要:痒いところに手が届く、実践的で簡潔な説明
本文:私は軽度の鬱でしたが、短期の静養で普段なら回復していました。しかし、何かのスイッチが入ると、以前のように抑うつ状態に振り戻されてしまう経験を何度も繰り返していました。心療内科も数院回りましたが、「うーん、軽症ですから、何か社会的な活動でもしてストレス解消でもしたら…」と煙に巻かれ、そんな投げやりな態度を見て通院する気もなくなり、半ばドクターショッピングのを繰り返していました。「自分が悪いんだろうか…」と思い、ネット上の情報も読み漁り、某有名情報サイトのやり方を参考にしたりして誤魔化していました。

しかし、定期的に反芻される「発作」を抑えることはできません。私は悩みました。「自分はもう以前のように戻れないんじゃないか…」「自分の中の思考のプログラムにバグが蓄積しすぎているから繰り返すのでは…」
そんな時、この本に出会いました。目に留まったのは「著者が自衛隊の心理学関連の部隊である」というところでした。きっと実践向けで戦略的、簡潔な内容となっているだろうと…

結果、思った通りでした(笑)
「あぁ、そういうことだったのか」の連続。スラスラと読め、著者の人柄が伝わってくるような、諭されているような文章。私にとっては、まさに痒いところに手が届く内容で、とりわけ役立ったのは、「うつ状態とは」と「プチ認知療法」の章です。言うまでもなく、その他の章も非常に参考になりましたが、これらの章はすぐに実行できる実践的内容で彩られています。
著者のようなコーチの下で、治療を行ってみたいですね。著者によって、一筋の光明を見出せました。

以上を総合評価して星5つです。悩んでいる皆さんにも貴重な一歩になりますように。

概要:うつ状態を理解するのに役立ちました。
本文:著者は自衛隊の心理幹部という方で、うつを説明するのに軍隊での事例を紹介されているのですがこれがとてもわかりやすいものでした。うつは精神的疲労が限界に達した状態で、疲労した体を守る為に緊急事態として発動された感情のプログラムが一斉発動したものだということ、戦場に35日間いると98%の人がうつになるということ、疲労は蓄積されると容易に取り除けないこと、例えば1時間に10分休憩するのと5時間毎に50分休憩するのでは、1時間に10分だと疲労が残らないが、5時間で50分休んでも疲労が取れなくなるなど、うつのメカニズムを理解するのに役立ちました。

概要:病気と認識する
本文:病気で「うつ病」と診断を受けて
「わけがわからなかった」
底期に光を与えてくれました。

病気であると、とにかく休む事が必要であると。自分に言い聞かせる事が出来ました。

第一章 うつ状態とは
第五章 うつ状態が長引いている人へ
第六章 支えるカウンセラーへ

を繰り返し読んで、涙を流しました。
同じく下園さんの
「うつからの完全脱出」
を読みましたが、本の厚さ内容共に私はこちらの方が良かったです。

頼もしい隊長がついている。そんな思いでページを開いて下さい。
皆さんと一緒に回復への道を

概要:認知療法のイメージを変える一冊
本文:認知療法がうまくいけば楽になれるのに・・・・そんなはがゆさをずっと抱いていた。以前カウンセラーと試みたものの、苦痛以外のなにものでもなく、通えば通うほど自信喪失になり、うつが悪化した。そして身体的状態が落ち着いた今この本に出会い、ひきつけられるように読んでみた。
結果・・・目からウロコ!うつの状態がどういうものか、不安はどのようにしておきるのか、そしてどうすれば楽になれるのか・・・そんな疑問の答えが見えてきた気がする。
自分自身で抱いている「理想的な本当の自分」「魔法のような解決法」それこそが自分自身を苦しめているんだと気が付き、希望を持って軌道修正できそうな予感がする。
トレーニングの進めかたや回数にも説得力がある。ずっと大事にしていきたい一冊だ。
カウンセラーにも是非読んでもらいたい。

著書名 ツレがうつになりまして。
著者名細川 貂々
出版社 幻冬舎
ASIN 4344011430
装丁 単行本
価格 ¥ 1,155
感想文概要:うつとうまくつきあう
本文:身近に鬱患者がいるので、鬱病の人が書いた手記、鬱患者を見守っている人の手記、精神科医の立場から書かれた解説書などの本を読んできましたが、この本が一番具体的で、鬱の人の心情、その人とどう付き合えばいいかがよく分かります。「鬱はうつる」ことがあり、夫婦のどちらかが鬱になってその世話をしているうちに相手も鬱に陥ったという話はよく聞きます。そうなると地獄の苦しみでしょう。そうならないためには鬱をどう見るか、鬱の人とどう付き合っていくか心構えが大事だと思います。この作者は鬱の夫を世話しているうちに鬱がいかに辛いかを理解し、鬱とうまくつきあうコツが分かってきて、鬱をタネに漫画を描こうくらいのおおらかな気持ちができたのではないでしょうか。ただしこの作者の夫はかなり重症の鬱で、軽い鬱の人や、症状が異なる場合には対応も違ってくるので、一概にどんな例にも当てはまるというわけではありません。

概要:本人にとっても家族にとってもいい本だと思います
本文:心の病というのは、本人にとっても家族にとっても
本当にわかりづらく、不安になるものです。
かと言って、理解しようと本を開けば難解な専門用語ばかり…
その点、この本はマンガ形式だし、本人・家族の両サイドからの正直な心情が綴られているので、闘病中の人や支える人たちにも
「苦しいのは自分だけじゃないんだ」
という励みや安心感につながるのではないかと思います。
読みながら、素敵なご夫婦だなと思いました。

概要:本当におすすめです。
本文:私もうつになり、家族が全然理解してくれないのには本当に困りました。
だいぶ良くなってから、偶然本屋さんで見つけて少し立ち読みして、あまりの面白さとわかりやすさで購入しました。この本を家族に読んでもらい「こーなんだよ、わかった?」って感じで説明したのを覚えています。人に理解してもらえない時とか、自分が落ち込んだ時に読むと良いと思います。

概要:うつ病の入門書としてはいいかもしれません
本文:ただ、やはりこの病気を治癒していく過程では、相当な苦難が付きまとうのも事実です。
その辺りを作者は突き放した感じで書かれていますね。
それは読者に負担を強いることをしたくなかったからだと思われますが。
うつの人がペットを飼うのは、非常に治癒効果があると思います。
わたしも猫を飼って、うつが相当改善されましたから。

概要:身近にうつの人がいる人におすすめ
本文:夫がメンタルにまいりだした頃、立ち読みをしました。さらっと読めてさらっと忘れてしまいました。
その後、夫が「うつ」となり、夫の態度や関係に悩む日々が続きました。初めて読んでから1年後、友人に勧められて再び手に取りました。涙なしには読むことが出来ませんでした。一読した時にはさらっと過ぎてしまったお二人各々の辛さを、自分の体験と照らし合わせてようやく理解したからです。
うつの人が周りにいない方には、うつを理解する助けにはならないと思います。そういう点でレヴューのいくつかに散見するような「入門書」に過ぎないし、2人のケースにしか過ぎない、というようなコメントも出て来るかもしれません。でも、本当にうつの家族に向き合う強さを与えてくれる素晴らしい本だと思います。

著書名 あなたの大切な人が「うつ」になったら―治すために家族や友人ができること、できないこと
著者名小野 一之
出版社 すばる舎
ASIN 488399614X
装丁 単行本
価格 ¥ 1,470
感想文概要:なんだかきれいごとな気がします
本文:全体として大切な人の状況を理解しましょう、という論旨です。
でも周りにいる人にとって大変なのは、そうしたくても「大切な人」に振り回されることです。嫌味を言われたり、気分の波があったり・・・ 患者の人が書くなら、そういう自分がしてしまう理不尽なことについて、どういう気持ちでいるのかなどというような生の声が聞きたいです。そうでなければ、病気じゃない人が書く本と変わりません。

概要:この本を読んですっきりしました。
本文:「うつ」と「うつでない」の境界線はとても難しいです。

パートナーの様子がおかしくなったときに
私は彼をうつ、と決め付けてしまいました。
(打つと診断されたら会社を休んでくれるのではないか、と思う気持ちも強かった)

で、病院にいざ行って「うつ」と診断されてほっとした瞬間なぜか冷静な自分。

「彼は本当にうつなのか?」
この本を読み、彼はひどいうつじゃない、と確信。

セカンドオピニョンをお願いすることにしました。



概要:医者が書く「うつ」の本よりも具体的であり説得力があります
本文:編集長昇格で突然襲ってきた「うつ」の影。
発病時のご両親の戸惑い・・・
しかし、聞き役の母親の優しさに救われて克服。

結婚の門出で再び「うつ」の影。
妻の戸惑い・・・
相手の身になって聞き役になってくれた妻。
夜を明かしての話し合いで、さらに絆を深めた夫婦。

「うつ」で悩み克服してきた著者自身による闘病記でもあり、
ノンフィクションとしての読み応えもあります。

私自身は医者ですが、
「うつ」の治療方法は医者から見ても充分な記載がなされており、
医者が書く「うつ」の本よりも具体的であり説得力があります。

「うつ」に悩む本人の内面を詳しく表現しており、
周りの人がどんなふうに接していけばよいのか、
「うつ」で悩んでいる人たちへの大きなメッセージです。

「人生で起きる出来事は全て必然である」と言いますが、
神様が小野さんに「うつ」をお与えになったのは、
「うつ」に悩む人々へメッセージを贈るためだったと思えてなりません・・・


概要:うつの友人にも勧めたい
本文:あなたの「大切な人」が落ち込むと、あなたもつらい・・・このまえがきの出だしが
本書のすべてを言い表している。
こういうふうに言えるのも、著者自身がうつで苦しみ、
周囲の人を巻き込み、周囲の人のつらさを肌で感じてきたからだと思う。
エッセイ的な雰囲気なのですが、実際に、どう対応すればいいかも書かれており、
うつを抱える人、その周囲の人には、うなずかされることが多い本だった。

著者は何度も、相手を全面的に支持することと、
うつの人が持っているマイナスのエネルギーに負けないことを訴える。
『わかりやすく説明・説得する技術』という著書があるだけに、
おそらく聞き上手なのだろう。しかし、自らもうつなのだから、つらいとも思う。

うつの人の気持ちがわかり、周囲の人の気持ちもわかっている著者だから
書けた本だと思う。重みのある、示唆に富んだ一冊だ。
うつで悩んでいる友人だけでなく、その友人にも勧めたいと思う。
症状の重い軽いにかかわらず読める、踏み込んだ内容も評価できる。

概要:買っても損しない本だと思う
本文:表紙がきれいなので、うっかり手にとってしまいました。
うつの人が、うつ人の周りにいる人のために書いた本。
なんだか、うつの人って…。気を使ってしまうんですね、周りに…。

この本は、うつの人との接し方や、病気に一緒に付き合っていくための方法が書かれています。
筆者自身の経験がモトになっているので、単なるノウハウ説明書とよりは、読み物っぽい要素もあり。
なんというか、具体的で説得力があります。

文中に、こんなふうに、うつの人に声をかけてみよう、みたいなフレーズがいくつか出てきます。
「うつの本人が言ってんだから、そうなんだろう」と思わず納得してしまいます。
…そういうかんじで、いろいろと参考になると思います。
治療法とか、薬の種類とか、どんな医者がいいか、とか、そういうこともひと通りのってましたよ。

著書名 「うつ」を治す (PHP新書)
著者名大野 裕
出版社 PHP研究所
ASIN 4569610846
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 693
感想文概要:うまくまとまって、理解しやすい本。
本文:大綱は以下2つ。
★うつ病はどんな病気か
★うつ病の治療法(心理的治療、薬物療法、社会的治療)

うつ病とうつ状態の違いや、具体的な症状といった入門的なところから、
抗うつ薬の作用の仕組み、少し特殊なうつ病などまで、幅広く説明してあるため、
これ1冊でかなりうつ病に対する理解が深まるはず。
うつ病がどういった病気か知ると、当事者は気持ちの整理がつき、
周囲の人も適切な接し方ができる。

1点、認知療法のところで、認知の歪みを改善するために
「根拠を探す」とか「代案を考える」などと書いてあるが、
常に頭を使うようなロジカルな方法が多く、うつ病で気分が
落ち込んでいる人間にはかえって酷ではないかと感じた。

ともあれ、分かりやすく、読みやすい1冊であることには間違いない。
(※2000年に刊行されたということで、
 統計や資料が90年代と、少し古めです。)



概要:平易な文章で必要十分な内容を書いた良書
本文:著者はDSM-IVの訳者の一人。
これまで読んだ精神医療系の本の中でもダントツの良書だった。

2000年発行なので、パキシルなど一部のSSRIやSNRIトレドミンなどについて最新の記述はなく、中身もDSM-IIIに基づいているが、
うつ病の内因性や、原因でなく症状による分類などが非常にわかりやすい表現で書かれている。

病気についての基本的な知識のほか、心理的治療、薬物治療、
社会的治療についてもコンパクトにまとめられている。

ベック質問紙なども付いていて簡単なチェックもできるので、
うつ病が疑われる人はもちろん、家族や周囲の人にもぜひ読んでもらいたい本。

概要:うつ基本書。とくに家族にはお勧めです。
本文:それまで「医学書」のコーナーにしか無かった「うつ」の本が
初めて一般書として新書コーナーに並んだのがこの本だったように思う。
認知療法の第一人者だけあり、主として認知療法に多くページが割かれているが、
うつの基礎知識や薬物療法についても言うことがないぐらいにしっかりと書かれている。

その後世の中は「数人に一人がうつ」という時代になり、うつ関係の本も多く出された。
しかし、基本をおさえるという意味ではこの本を超えるものはまだない。
うつ初期の人、あるいは軽症で長引いている人はとくに一読をおすすめする。
家族など周囲の人にとっても、読んでおくべき本だと思う。


概要:初めて、この苦しみをわかってくれる人がいた。。。
本文:この本の中に書かれてあることは、適応障害の私のこと、そのものです。
今まで、どう表現したら良いかよくわからない、その苦しみを、
この人はわかってくれる。そう思えました。

火事の時に、映画館などから逃げる時、人はパニックになるとその時ドアを
押しても開かないと引くことを考えられないそうです。
うつの状態とはそのように、うまくいかない時に自分の考えを変えて
他の方法でやってみるとはせずに、なぜうまくいかないかと自分を責めてしまう、
この感覚こそ、まさに苦しみそのものです。

うつの人は前半を飛ばして後半の部分から読んでもいいということにも
著者の深い愛情を感じます。
ああ、この本の著者のやさしさに何と感謝すればいいのでしょう。
苦しみとはそれを理解してもらうことで、かなり楽になります。
本書と出会えてよかったと思います。

概要:認知療法のことがよくわかる
本文:著者は日本の認知療法では
第一人者と聞きます。
認知療法は相手の話を聞き、カウンセリングのようなことをしながら
考え方を少しずつ変えていくものですが、
この本はそのプロセスの基本が丁寧にあたたかい言葉で書かれています。
とりあえず、うつの知識を、と言う人には最適です。

著書名 うつ病の真実
著者名野村総一郎
出版社 日本評論社
ASIN 4535562652
装丁 単行本
価格 ¥ 1,785
感想文概要:人間的な病気であるうつ病
本文:最近のうつ病をめぐる状況は、うつ病の診断基準が変わり、安易に診断されてしまうことによって、本来のうつ病ではない人もうつ病という診断がつけられ、回復が難しくなっています。
そこを原点に返って考えてみたのが本書です。
うつ病は人間的な病であるというところから、治療についても生物としての人間に関わる薬物療法と人間としての生き方に関わる精神療法の両面が必要なことがわかります。
うつ病はなかなか難しい病気であるということもあらためて思いましたが、大変読みやすく書かれています。

概要:うつ病治療の真実とは?
本文:精神科や心療内科療で何年も治療を受けているにもかかわらず、うつ病が治らない患者が世の中に溢れかえっている。

ほとんどの精神科医は自分達の都合のいい事しか言わないし、本に書かない。医者を盲信し医者まかせにするのはとても危険。

薬については

「うつを克服する最善の方法」著者:生田哲

精神医療については

「医者が心の病に無力なワケ」
著者:船瀬俊介

「精神科セカンドオピニオン―正しい診断と処方を求めて」

著者 誤診誤処方を受けた患者とその家族達

笠 洋一郎

Yahooにあるブログ
「精神科医の犯罪を問う」http://blogs.yahoo.co.jp/kebichan55

の方が患者やその家族にとってとても参考になり有益な情報がたくさんある。

精神科や心療内科の治療によって人生を棒に振る人がいなくなる事を願う。




概要:現代の安易な診断に警鐘を鳴らすのは良いことだが、何の解決策も書かれていない。
本文:現代の安易な診断に警鐘を鳴らすのは良いことだが、何の解決策も書かれていない。読むだけムダ。時間とお金のムダ。神庭教授の話のほうがよほど勉強になる。または、加藤教授の話のほうが良い。野村氏の本は読まないほうが良い。「うつ病の真実」とタイトルを大げさに書いておいて、中身はうつ病の歴史だけだった。
また、このあとに出版された野村氏の著書である、「専門医が教えるうつ病」に、DSM-4を採用したり、「少しでも不調を感じたら、心療内科か精神科を受診しなさい」と、まったく正反対のことが書かれている。主張、持論に一貫性がなく、野村氏をまったく信用できない。

概要:内容はプロユースだが誰にでも読めるよう書いた本
本文:うつ病についての現代的な議論点、すなわち

DSMの操作的診断の長所とミスユース
抗うつ薬が効くからうつ病なのか
双極性と単極性の違いは?
気分安定薬はどんなタイプに効くのか?
パーソナリティとうつ病の関係は?

また、うつ病には過活動があるという筆者の論は、少なくとも治療的にはきわめて優れたものと思われる。

うつ病学者、うつ病治療者、かつ優れたライターでもある。筆者が書いた現時点でのうつ病についての知識のコース料理。プロの勉強になる本であるが、一般向けにも書いたところがエライ。褒めちぎります。




概要:うつ病とはいかなる病気なのか
本文:本書は、雑誌「心の科学」(日本評論社)に平成17年3月号から平成20年3月号にかけて連載されたものを元にしている。

著者は冒頭で、うつ状態をあれもうつ病、これもうつ病と、なんでもかでもうつ病と診断する現代では適切な治療がおこなわれない結果、
うつが遷延してなかなか回復しない状況を何とか改善しなくてはとの問題意識を表明している。

次いで、そもそも、うつ病とは何なのか、進化生物学にはじまり、人類史をさかのぼり、
ギリシャ神話にみられる鬱の症状、ヒポクラテス、アリストテレスの記述などを紹介し、中世の魔女狩りを経て、クレペリンの躁鬱病、
現代に至るまでにうつ病とはいかなる病気ととらえられてきたのか概説している。

また、現代のうつ病概念や、DSM-IVの操作的診断基準の成立したいきさつ、治療法、今後の展望などについても解説している。

うつ病で悩む当事者や家族のための啓蒙書にとどまらず、一般の読者が読んでも満足する水準であり、うつ病の教養書といった趣です。

著書名 その後のツレがうつになりまして。
著者名細川 貂々
出版社 幻冬舎
ASIN 4344014189
装丁 単行本
価格 ¥ 1,155
感想文概要:回復してゆくツレさんの姿がわがことのように嬉しく感じられました。
本文:前作を読むと、その後のツレさんの様子がとても気になります。うつ病というのは再発するものだと言いますが、ツレさんの場合、様々な症状がその後も起きているのですね。そういう意味では、治ったと思った後でも気をつけなくてはいけないことがよくわかります。また、うつを発症する前と後では、いろんな面で変わってくることなども理解できました。何より、奥様のゆとりといいますか深い愛情によってツレさんにとって最適な場所が見つけられたことがわがことのように嬉しく思いました。また、うつ病に対しての対応方法(やってはいけないこと、やったほうがいいことなど)が紹介されているのも、助けになります。

概要:お二人のつながりも微笑ましかった。
本文:「ツレがうつになりまして」の前回の本よりは、すき間が多く、ボリュームがありません。
あれほどの読みごたえを期待すると、NGかも。それで星をひとつマイナスです。

しかし、前回の本では「うつ」についての認識が打ちくだかれました。
私の思っていた症状よりはるかにつらい病気だとわかりました。
今度は良くなっていく過程も勉強になり、少しずつ前に進んでいくお二人の姿がとても印象的でした。
本当はもっともと大変なこともあるし、もっと毎日いろいろな努力もされているんだろうなと思います。
ほんの少しかもしれませんが、これを読ませていただいて、前よりもっといろんなことを知れました。

概要:てんてんさんの健気で献身的な姿に心打たれた
本文:
 うつについてその患者と家族の両方の視点から綴った闘病記マンガです。
 本書の中にも何例か紹介されていますが、本書を手にして「あぁ私と同じ人がいるんだ」という心の安寧を得られたといううつ病の読者がかなりいるのではないでしょうか。
 ですが私自身は身近にうつ病と闘っている人がいませんので、この病気はまだまだ遠い存在です。そんな私ですから、おつれあいと同行二人の著者てんてんさんのほうに心寄せながら読みました。そして献身的な姿に心打たれました。
 もちろんてんてんさんもおつれあいのウツにいらだたされることが一度ならずあったようですが、家族の闘病を通じて「そして私も成長することができたような気がします」と最後に笑顔で綴るのは、なかなかできないことでしょう。

 自分だっていつなんどきうつになるかもしれない、という半ば恐怖にも似た思いから<勉強のために>手にした一冊でしたが、むしろ今は、自分だっていつなんどきうつの家族を持たないとも限らない、という思いを持つようになりました。そのとき、てんてんさんのような心持ちで冷静にいられるものかどうか、まったく自信はないのですが。


概要:感動のツレうつ第二弾!!
本文:「ツレがうつになりまして。」

ね第二弾は、ツレである夫が

「うつ病」

になってから、1年半経った後のお話を描いています。

ツレの変化、二人の変化を見ていると勇気づけられます。

病気をすることは、もちろん大変なことなんだけど、
病気になることにより気づくことがあるんですよね。

二人の変化、成長を見ることができる

「ツレうつ」

第二弾は、感動しますよ。


概要:3年で治って羨ましいです。
本文: 私はもうすぐ2度目のオリンピックになろうとしているのにまだです。やっぱりこのツレ夫婦の環境が良かったんじゃないかと思います。発症も症状も治療過程も治る時間もみんな十人十色です。ツレ夫婦の環境と配慮が良かったのかもしれません。私は最も身近な人にも理解もされず、一番理解してもらいた最も身近な人のご機嫌が一番私の精神状態を左右するものになってしまい、つらくて悲しいです。暗くて長いトンネル。
 私も早くこのツレ夫婦のダンナさんみたいに回復したいです。イラストも文字も大きいので「うつ状態」の人でも読めるかもしれません。でも無理して読もうとしないで体調と相談しながらにしてください。
 私は家族から「文句があるなら出てけ」と言われてます。

著書名 職場のうつ―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験 (AERA Mook AERA LIFE)
著者名
出版社 朝日新聞社出版局
ASIN 4022744049
装丁 単行本
価格 ¥ 780
感想文概要:★自殺者の6〜7割が鬱。地獄からの復帰のために!
本文:鬱にかかわるあらゆる人に、まず第一にお勧めしたい本。
鬱からの復職レポートはもちろん、経済/支援機関/病院などのリソースがよくまとまっている。
【本人編】
・復職支援プログラムのすべて
・障害者職業センター「リワーク支援」・「一人ディケア・「ケース別相談窓口」・「お金の負担の減らし方」
・ルポ:働き盛りのうつ
【家族編】
・うつを支える手引書・家族の対応
・家族会のすすめ
・ルポ:妻たちのうつ
【職場編】
・うつえおささえる手引書・職場の対応
・社員の心の健康を守る社会資源
・ルポ:教育現場のうつ
【その他】
・ストレスケア病棟で生まれ変わる
・ニッポンのトップ企業43社のうつ対策アンケート
・頼れる地域の専門医全国の病院リスト
・専門家に聞くうつ病治療の基礎知識 など
(レビュー者本人は、現在、障害者職業センターでリワーク支援を受けています)

概要:入門書としても処方箋としても病院ガイドとしても……
本文:非常によくまとまっている。
週刊誌大約130ページのムックである。

ムックの中には表面をなぞっただけの、雑誌とほとんど変わらないものもあるが、
このムックはひと味違った。

主に「職場でのストレスなどが原因のうつ」に的を絞り、
治療の方法(薬物療法も認知療法も)、リラクゼーション、復職のときの注意点、
職場の対応……などが豊富な事例を交えて書かれている。
治った体験談などもあり、それなりに勇気づけられる。

巻末にはストレスケア専門病院のリストもあり、うつで悩む人、うつの人が周囲にいる人、
職場の人、それぞれがぜひ1冊持っておいて欲しい本である。



概要:うつ病の職場復帰に焦点を当てた本
本文:うつ病からの復職は難しく、再発、再休職、最悪退職に至る人が少なくない。
その理由は、うつ病からの復職にはリハビリ期間が必要であることが企業等の人事部門において、全く理解されていないためだ。
本書は復職支援プログラムや、企業でのメンタルヘルス対策について取材、取り上げている。
うつ病で社員を退職させてしまうのは、彼らがその企業で積み上げてきた物を失うことでもあり、その会社の損失であることを人事部門は理解していただきたい。
特に、復職支援プログラムの紹介部分は、休職者を抱える企業の経営者・人事部門にとっては価値ある参考書であると思う。
うつ病での休職者(復職期間中の人)、企業、双方にとって非常に参考になる。
うつ病からの復職者をさらに追いつめないためにも。

概要:多くの人が注目しています
本文:販売日の翌日、街の大きな本屋数軒をまわったのですが、
既にその日は完売状態で、追加注文中だと言われました。

何軒目かでようやく手に入れましたが、その価値はある充実した内容です。

うつ病に関する基本的内容も書かれていますが、
眼目の「復職」に関する体験談には、うつ病で悩む人の葛藤や
復職後の励みになっていることなども書かれていて、
身近なことのように実感できました。

日本のトップ企業のうつ対策アンケート内容には、ショックを受けました。
働き盛り世代がどんどん職場離脱している現状を受け入れ、
今後、大企業だけでなく、中小企業の人にも、
職場環境の見直しを考えてもらいたいと思いました。

サラリーマンだけでなく、教育現場でもうつ問題があり、
またうつ病患者さんを支える家族も共倒れしてしまうケースについても、
色々と書かれていましたので、うつ病に関心のある人は是非読んでもらいたい1冊です。

概要:うつ病患者を支える手引書として、また職場復帰をめざす方の受け入れ態勢等、メンタルヘルスケアになくてはならないムックだと言えましょう。
本文:アエラ・ムック・シリーズから『職場のうつ―復職のための実践ガイド 本人・家族・会社の成功体験』が発行されました。B5判、128ページ、うつ病患者の体験談も豊富に所収されていますし、写真や図も多く、見出しも分かりやすいので、門外漢にも理解しやすい良書と言えましょう。

「復職支援プログラムのすべて」というテーマに関心を持ちました。体験者が語るうつ克服の秘訣では、実際、うつ病患者が職場に戻るための実践的なプログラムを日本で初めて実施し、それを発案したNTT東日本関東病院の精神神経科部長の秋山剛医師による具体策が参考になるでしょう。デイケアの週間プログラムには、問題解決方法や集団認知療法も含まれており、有用だと思いました。

全国48箇所で使える、お得なプログラムである地域障害者職業センターの「リワーク支援」や、「一人デイケア」のメニュー&ポイントも役に立つ記述だと思いました。
急性期では静養し、回復期では生活のリズムを整え症状を改善し、復職準備期には通勤の練習や仕事の練習を行い、復職交渉期には円滑な職場復帰をめざす、など段階を踏んで具体的に考えることができます。

その他、精神障害者保健福祉手帳、自立支援医療費制度等、普段耳慣れない事柄の説明や、ニッポンのトップ企業43社の「うつ対策アンケート」の記載も参考になりうると思いました。

著書名 「うつ」からの社会復帰ガイド (岩波アクティブ新書)
著者名
出版社 岩波書店
ASIN 4007001154
装丁 新書
価格 ¥ 777
感想文概要:うつの回復期に読むのにはつらい。
本文: うつ病で約3ヶ月休業して復職を迎えたところで、職場でのリハビリとして本書を購読した。
 「はじめに」を読んだところ、『あなたの状況に応じて必要な情報のところから読み始めてください』とあったので、目次を見てセッション3から読み始めた。
 書題からこの本を購読される方はおそらく同様なのではないかと思う。
 感想はうつから職場復帰を迎えるに当たって読むには非常に重く、戸惑ってしまうということである。私が不安に思っていることが学問的・第三者的見地からの表現で羅列されている(難しい用語はあまりなかったが)だけで、手法を求めていた私にとって何の手掛かりをつかむことができない。内容が頭に入らない。
 逆に続いて読むセッション4では『復職するだけが人生か』と疑問を投げかけられ、また『職場はリハビリ施設ではない』との辛辣な言葉を目にして、ますます混乱してしまった。
 うつ状態から職場復帰を考える際は、必ずしも100%治癒した状態ではなく、まだうつ症状の一部や不安を引きずっていて、何とか会社に戻れるかな、戻りたいと思う頃であろうから、この混乱は同様の読み方をした他の方も陥ってしまうものかも知れない。
 本書を全て読んだ後に思ったのは、本書はやはり最初から読むべきであるということ。
 うつ病とは何か、から知って、心の動きをセッション毎に自ら感じていく方がよいと思う。
 最後のセッション6にうつ病患者を持った家族への心構えが記述されている。これはうつ病患者からの視点でも綴られていると感じられるので、患者本人が読んだ際にも家族の理解に対するお願いやお詫び、あるいは『そうなんだよなぁ』という共感が感じられて非常に参考になる部分だと思う。
また「うつ・気分障害協会」の活動が全体を通じて触れられているので、同協会に興味がある方にはお勧めかも
知れない。
私は『うつからの脱出』を一緒に購入したので、職場復帰への手掛かりを掴みたい方は、こちらの方を
先に読まれることをお勧めする。

概要:サポーターとなってくれる1冊
本文:うつから社会復帰することはむずかしい。とくに軽症うつを引きずっている場合は
復帰しても元通りの集中力が発揮できない。仕事も遅くなる。
私はうつ病になって10年になる。
良くなったり悪くなったりの繰り返しだ。
その間、会社も辞めた。しかし、自由に時間を使えることで、
収入こそ激減したが、何とか生活はできている。

この本は、とくにビジネスマン(サラリーマン)がうつになったとき、
周囲はどうサポートするか、本人は自分をどうとらえるか、
治っても再発を防止するにはどうするか……などが
ていねいに書かれている。

私自身、もとのサラリーマンに戻ったわけではないから
完全な復帰ではないかもしれない。
しかし、うつと折り合いをつけながら生きていくすべを知った。
そのときこの本が小さな支えになったことは事実だ。
地味だけど、誠実で、うつ本人や周囲の人のことをきちんと考えてくれている
良書である。

概要:休職中のサラリーマンの方へ
本文: 2002年4月に活動を開始した日本で初めてのうつ・気分障害の心理教育グループであるうつ・気分障害協会(MDA-Japan)の活動内容をもうかがわせる一冊。
 休職中のサラリーマンにうってつけの本です。もちろんそのご家族・会社の方、その他のうつ病に関心のある方にお勧めです。 お医者さんの書く本と異なり、まさに生活密着型の内容は、うつ病を知る絶好の機会を与えてくれます。
 特にセッション4「復職に向けての心得」は参考になります。


概要:社会復帰失敗組の祈り。
本文:私が「うつ」で入院したのは8年前、長野冬季五輪があった年でした。
家族とは疎遠にしており、連絡もしませんでした。
上司が見舞いに来てくれ、1ヵ月後に退院し2週間休養を取りました。
企業カウンセラーと何回か面談して復職しました。
しかし職場に私の居場所はありませんでした。
隣の同僚に話しかけても無視されました。
会議の資料のコピーとホチキス止め、議事録の作成、
仕様変更に伴うマニュアルの差し替えが私の新しい仕事です。
30過ぎた中堅のSEがやる仕事ではありません。
「ああ、私は会社にとって居ても居なくてもいいと見なされたのか。」とようやく気付きました。
飼い殺し状態が5年続きました。
その間、会社に行けたり行けなかったりして、休職日数が規定値を上回り、
私は解雇されました。
今は故郷に帰り、貯金と障害年金を頼りに細々と生きています。

本書を読んで思ったのは、
職場や人事課の人にもう少し「うつ」に関する理解が欲しかったということ、
家族と連絡を密にしておくべきだったということ、
自分が主体的に「うつ」を直すのだ、という意識が薄かったということです。
私のようなケースを少しでも減らす為に本書が社会に浸透することを願っています。

概要:うつの回復期の人へ
本文:うつの早期診断・早期治療の重要性を説く本は多いですが、うつからの社会復帰は実際問題として同様に重要です。主治医に相談できる時間も限られているし、職場の理解や協力が十分でない場合も少なくないでしょう。

この本では、「自分が治療の主役です」という姿勢でうつに立ち向かうことを教えてくれます。具体的には、うつに関する基礎知識、復職への手引き、ライフキャリアの再編成、などです。特に、職場でのストレスが大きな要因となっている場合、復職にこだわらずキャリアを考え直す、というのは他の本では書かれていない大事なメッセージです。(もちろん、悲観的になりすぎて退職するのは避けなければいけませんが)

この本を編纂した「うつ・気分障害協会(MDA-Japan)」は、うつで休職中の人に対して復職プログラムを実施しています。そのようなプログラムが日本全国で受けられればいいのですが、残念ながらそのような体制にはなっていません。なので、この本を読んで自分なりの回復方法を考える必要があると思います。

著書名 「うつ」な人ほど強く優しくなれる―うつで疲れたあなたの心に効く「こころのリハビリ」 (アスカビジネス)
著者名野口 敬
出版社 アスカエフプロダクツ
ASIN 4756910351
装丁 単行本
価格 ¥ 1,470
感想文概要:結果として
本文:鬱再発を二度繰り返し、職を失いました。様々なことを試みました。
現在、通院しつつ社会復帰を果たしましたが、大きな転機は本書が
きっかけになりました。

私は医師でもカウンセラーでもありません。ただの一般人です。
ですから専門的なことはよくわかりませんが、この本に元気付けられ
社会復帰へのきっかけをつかみました。

もちろん、この本が全てではありません。
ですが、きっかけになったことは紛れもない事実です。

概要:私はうつ病です
本文:私はうつ病です。

うつ病を体験した筆者だからこその迫力が本書にはあり、大いに共感させられました。
筆者は「優しさや愛情がこれほど効く病気はない」と述べています。

本書の中で書かれている、うつ病に効く心の四点セットは輝く希望を見せてくれます。

概要:ドロップアウト
本文:ボクは、「うつ」がいけないとは思わないノデ。
そういう哀しみを知ってるヒトこそ、他のヒトに
優しくなれたり、思いやりを持っていたりするっ
てコトをボクはしってるノデ・・・・・・。

概要:本を読んでから自信がつきました。
本文:うつで悩んでる方、うつを克服出来た方、身近にうつの人が居る方・・・。
是非読んでもらいたいです。

うつな人ほど心が弱いのではありません。
真面目で誠実な人ほどうつになってしまうのです。
うつはとても辛いですが、克服する事が出来ます。

辛さを乗り越えた時、人の心を見抜く力がついているはずです!
本物と偽者の心が一目でわかります。
自分の心の痛みがわかるから、他人の痛みにも目が向けられるようになります。

この本を読んでとても自信がつきました。

概要:うつ傾向の人にどう表現するか
本文:うつ傾向と、きめ細やかな配慮とが、紙一重である。うつ傾向の人々に、十分な配慮のある表現で、論を進めている。うつ傾向の人に、どう語りかけるか、どう接するか、どう表現すべきか、そういう観点からも参考になる。

著書名 気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病 (ちくま新書)
著者名貝谷 久宣
出版社 筑摩書房
ASIN 4480063722
装丁 新書
価格 ¥ 714
感想文概要:お薦めです!
本文:本書は、うつ病についてあまり知識のない方にも、専門的にうつ病
について学びたい方にもお薦めできる本である。

本書は、うつ病と比較しながら非定型うつ病について説明されてい
るため、うつ病と非定型うつ病との相違点を整理しやすい。また、
事例の数がとても多いため、具体的に非定型うつ病の症状や診断に
ついて理解することができる。さらに、本書は非定型うつ病に関す
る最先端の研究結果も記載されている。

非定型うつ病は従来のうつ病の症状と異なるため、従来のうつ病とは
治療薬やアプローチの仕方も異なっている。自分あるいは身近な方に
うつ病の疑いがある場合には、適切な治療を受けるためにも、是非こ
ちらの本書を一読していただきたい。

概要:周囲の理解が必要な病気
本文:従来のうつ病というと、朝がだめで夕方から調子が良くなる、
というようなものだった。しかし最近、このようなパターンに当てはまらない
「うつ的症状」を示す例が増えている。
これが「非定型うつ病」なのだが、うつ病に関する知識があまりに
広まったため、「うつに逃げ込んでいるだけではないの?」といった誤解を受けやすい。

しかし、非定型うつ病に関してはまだはっきりしないことが多い。
「私、うつなんです」「ちょっと、うつっぽくて」と
抗うつ薬などが必要なうつ病でもないのに、あっさりと休んだりしてしまう。
私は長年、軽症うつを患っているが、正直なところ
こうした非定型うつ病の人の心理状態がわからないときがある。

本書は、こうした疑問にある程度答えてくれるだけの内容になっている。
非定型うつ病という名前を付けるかどうかはともかく、
「怠けているのでは」と言われる人たちも、
何らかの「うつ的病理」を抱えているのは事実だと思う。
ただ、心臓病や糖尿病と違って、ここからはうつ、ここまでは大丈夫
という線引きが難しいだけに、周囲の理解も必要になってくると思う。
好著である。ただ、タイトルだけだと否定的に受け取られるかもしれない。

概要:様々な「うつ」を知ってほしい!
本文:鬱病には様々なタイプがあり,誤解や偏見を生むという。おそらく医療現場でも医師のとらえ方は様々だと思う。これまで「鬱病」=自分を責め閉じこもり,感情も全て消え,薬で必ず治る・・・というようなタイプだけではないことが,説明されている。なかには,感情を表出する・自分の趣味だけでもかろうじてできるタイプのうつ等の存在を詳しく書いている。
ある有名精神科医みたく「甘え・自己愛」などと簡単にとらえられないのが,今の医療現場での「うつ」ではないだろうか。30代前後の人々の中にみられる「あの人本当に鬱?」と白い目で人を判断する前に,是非読んで欲しい一冊である。

概要:具体的な「薬品名」が書いてあるのが良い
本文:「非定型うつ病」について書いてあるのはよくありますが、
この病気に効く、具体的な薬品名について書いてあるのは、この本の特徴
だと思います。

日本では非承認のようなので、ぜひ承認して欲しいと思いました。

ただ、この本では認知療法を薦めていますが、私は認知療法には否定的です。
上司が変わるたびに、また上司の扱い方を学びなおすのかよって感じです。6ヶ月に
一回変わる人としては無意味な意見だと思いました。犬の調教じゃないので
この状況が変わりやすい人間社会では無意味でしょう。

それはしょうがないとして、薬品名が具体的に書いてあることで、まぁいいかもと思いました。



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