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著書名 納棺夫日記 (文春文庫)
著者名青木 新門
出版社 文藝春秋
ASIN 4167323028
装丁 文庫
価格 ¥ 490
感想文概要:死生観を問う書
本文:この書は 新しい世界に私たちを導いてくれる。
「湯灌。納棺」を専門とする仕事があるということ。
著者がこの仕事についたことは偶然であること。

著者は旧満州に4歳の時にわたり、現地で生まれた弟と妹が次々と死んでいくという体験を、引揚げを待つ難民収容所でしていること。
著者は60年安保闘争を体験していること。

「納棺」という仕事を得た後、周囲から罵倒され続けるも、偶然にも元恋人の家族の遺体を湯灌・納棺することになり、元恋人が涙をため、じっと著者の仕事を見つづけ汗まで拭いてくれたという。
「私の全存在がありのまま認められたように思えた。そう、思うとうれしくなった。この仕事をこのまま続けていけそうな気がした。」(29頁)と率直に語っている。以後、著者は変わっていく。

「納棺夫日記」全三章のなかで、著者の体験と、著者の思考の跡が素直にかつアットランダムに述べられている。いつのまにか、私たちは、死生観に関して、過去から現在、そして世界中の人の考えを知るようになる。
仏教徒およびその他の宗教の教祖たちの死生観とへこ理屈を丁寧に紹介。
「あらゆる宗教の教祖に共通することは、その生涯のある時点において、〈ひかり〉との出会いがあることである。」(96頁)
親鸞に共鳴する著者。〈ひかり〉を前面に出している。これは著者自身が体験したからであろう。
多くの人たちが登場する。ここがこの書の最高に面白いところ。
多くの詩人、作家が登場する。「詩人」の位置づけがきわめてユニーク。民俗学者も末期ガンを体験した者も著者により紹介される。
宮沢賢治の妹との訣別の歌、「永訣の朝」が登場。「みぞれ」をとりに行かせた妹の気持ちを宮澤賢治と同様に感じとる著者。
三島由紀夫と深沢七郎の死生観のちがい。「星の王子さま」のサン=テグジュペリまで登場。すごい、展開が何げなく語られている。
現代医学に対しての評価は厳しい。「今日の医療機関は、死について考える余地さえ与えない」(64頁)以下の一節だけで十分である。
今回の増補改訂版では、「著者注釈」・「『納棺夫日記』を著して」・「あとがき」・「文庫版のためのあとがき」が付け加えられている。
序文は著者を発見した吉村昭が「美しい姿」を書いている。
高史明が謙虚きわまる内容の解説「光の溢れる書『納棺夫日記』に覚える喜び」を書いている。最近の高史明の心境をしるには貴重な資料と言わねばならない。
どこからでも、読むことができる不思議な書物になった。あるいは、死生観についての壮大なる紹介とまとめになっている。
最後は、勿論、「納棺夫」という独自な「職業」を生きた者として、空理空論ではなく、自身の結論を語っている。
いつのまにか、死生観を問わなくなった私たち。
納得できず悶々としてきた方々が読まれることを祈ります。


概要:日記部分はそう多くありません
本文:日記という表題がついておりますと、全編が納棺夫としての日記(エピソード)だと思いますよね。 
そう思って読み始めたとしたら、少々がっかりすると思います。
前半の三分の一はたしかにそうなのですが、それ以外の部分は著者の思索の変遷を辿った、仏教に近いところにある思想書です。

怖いもの見たさで読むんだったら立ち読みで十分。
やむを得ない事情で卒塔婆小町の域に入ってしまった死者たちとの触れあいが書かれています。
著者の青木さんも、これらのすさまじい体験から生と死を見つめざるを得なくなり、思索の道に入っていきました。
そもそも、納棺夫の職に就く前は青木さんは(売れない)詩人/小説家だったのです。
ですから、この納棺夫日記は文章も洗練されていて、訥々とした無骨なところはありませんでした。

宮沢賢治も多く引用されていました。
彼は浄土真宗の素地に法華宗の影響を受けた人物ですが、青木さんは宮沢賢治の詩を引用すると同時に、彼の評論もしています。

親鸞聖人についてもさかんに取り上げています。
納棺夫日記の根幹思想と思いましたが、わたくしは仏教の素養がなくて、あるいは脳足りんのせいでまとめることができませんでした。
著者の青木さんは詩人ですから、詩人の素質がある宗教家、思索家には強く魂を揺さぶられるようです。

概要:「死」と向き合う仕事 映画「おくりびと」を観てから読みました
本文:筆者の青木新門さんは、新聞の求人広告をみて、冠婚葬祭会社に就職され、現在は専務取締役をへて監査役を務めている方です。(文庫本の紹介より)

ご本人が書かれている「納棺夫」とは、亡くなられた方に最後のお別れの化粧を施し、永遠の旅立ちに対して、それへの衣装を着せ、故人を偲ぶために一番美しい状態へと蘇らせ、そのご遺体を棺に納めるという職業です。

第1章の「みぞれの季節」は、まさしく映画にも登場したエピソードの数々が収められています。「穢らわしい」と妻に叫ばれた挿話はこの仕事の厳しさでもありました。
筆者は元々詩人であり、若いころ文学を志しただけあって実に流麗な文章が綴られています。また、宮沢賢治の人生観やその詩にも共感しており、よく引用しています。
第2章の「人の死いろいろ」では、筆者が体験した「死者」の姿やそこでの思いが切々と綴られています。

個人的に素晴らしいと思ったのは、第3章の「ひかりといのち」でした。そこには筆者の宗教観が明確に記されています。特に浄土真宗の開祖の親鸞上人の教えと「教行信証」や「大無量寿教」の記載について詳しく解説がなされています。「歎異抄」の教えも含めて難解と思われる教義をできるだけ分かりやすい言葉で綴られているのは、この仕事を通して導かれた境地なのでしょう。
なお宗教用語に関しては、11ページに渡って筆者の注釈が掲載されています。
其の後に続けて掲載されている『納棺夫日記』を著して、も筆者の人柄を感じさせる話が沢山収録されてあり、人として立派な方だというのも理解しました。

概要:元ネタ
本文:モントリオール映画祭グランプリを受賞した映画おくりびと
の元ネタになったと言われています。

概要:黒色の(単行)本
本文:富山県で葬儀社にお勤めになった青木氏の1993年3月初版第1刷をよみました。死を穢らわしいものとしかおもえないのに、仕事でやっている方たちを
超越した、さわやかで詩的なすばらしい作品です.
宮沢賢治がよくでてくるのは著者が心酔しているからです。
序文は近頃亡くなられた吉村昭が「美しい姿」の題のもとに賛辞をよせている。青木氏がいまどうしていらっしゃるのか好奇の念にかられることしきり。

文庫本ではなくて単行本を読んでの感想です。

著書名 美しいこと(下) (ホリーノベルズ)
著者名木原 音瀬
出版社 蒼竜社
ASIN 4883863433
装丁 新書
価格 ¥ 900
感想文概要:好みがあるかと・・・
本文:レビューの評判がよかったので、ちょっと期待をしすぎたのがいけなかったのか、あまり、はまれませんでした。
おもしろくなかった、というのではなくて、主人公の松岡が好きな相手が、まったく好きになれなかったので。

女装した松岡を、寛末は好きになります。
それはとても、とても、切ないくらいに。
けれど、実は男だったと知って、さーっと感情はひいていき、とまどい、その感情表現は、とてもリアルです。
実際は、そうだろうな、と思わせる反面、優しさと卑屈さと無神経さで、寛末を好きだと言う松岡を振り回し、傷つけて、傷つけたことすら気が付かない寛末の無神経は、あまり好きにはなれませんでした。

最後は寛末も、自分が松岡を傷つけてきたことに気づき、反省するのですが、その反省も、ちょっと軽い感じで、ひたすら松岡に自分への好意に甘えているだけのように感じます。

ハッピーエンドで結ばれたことが、かえってアンハッピーエンドな感じをうけた小説は初めてでした。

でも、これだけ「なんだんだ、この男!」と思わせるのも、描き方がすごいからでしょうね。


概要:かなりな恋愛小説!
本文:この作品の上下巻の表紙のデザインからしてセンスがありますね、先ずは…!(普通BLの表紙ってバカみたいに二人が絡む同じパターンで…実はそれ見ただけで買う意欲が低下してるのですよ!…我慢して買うけどさ!)
何と言うか、あまりにも松岡の純愛一途が凄くて!…寛末の幾らなんでも酷すぎる優柔不断さに、往復ビンタを連発したくなるんですが!?
それでも作者は容赦せず、放棄もせず…二人の微妙な心理の応酬、寛末の長く掛かりすぎるけど…心の軌跡を丹念に書き込んでゆくのです。
も〜う、好い加減にバッサリ行けよ〜!と、何度も読んでいて思ったくらいなのですが…
終わりが余りにもあっけなくいっちまった〜んですけど!
それでも此処まで書き込んで、やっと二人の青春(!)の恋が、やっと一つの絵巻になったのですね?あ〜それにしても寛末めぇ!!…鈍過ぎ、重要無形文化財級!


概要:よかった!
本文:春からBLの世界にドップリとはまってしまい、色々読んでますが
木原さんの作品は初めて読みました。
女装というフレーズに二の足をふんでたのですが…
サッサと読めばよかった!
小冊子がもう読めない(泣)
これほど二人のその後が知りたいと思える作品はありません!
本にして売ってくれー!

概要:度の過ぎた無神経さ、鈍さは罪だと思う…
本文:うーん…、寛末のような男ってどうなんだろうか?上下巻通して読んでいて、松岡が本当に気の毒と言うか可哀相と言うか…。私なら多分一度目の失恋でプライドが傷つけられて二度目はなかったし、その後は徹底的に相手を無視したと思う。ここまで無神経で鈍くって、気遣いも出来ない人間と言うのは或意味罪だと思う。寛末のような人間は世間にも結構多い。でも無神経と言うのは結果相手を傷つける事が多々ある。それって結局は相手を思いやってないってことじゃないのでは?例えそれが無意識下のことであれ。だから場面の所々で結局利己的な言動をする。正直も思い遣りがなければ相手を傷つける、ってことにいい歳をして気付かないのは…うーん、彼は優しいと言うよりも優柔不断と言うべきだと思う。それに反して松岡は…一途な純情馬鹿?余りにも哀れと言うか可哀相と言うか…。惚れた相手が悪かったと言うしかない。ま、結果がハッピーエンドだから良しとしましょう。松岡は健気で可愛いかった。寛末にはイライラさせられた。最後のあの熱烈強引さは、二重人格か!振り回される松岡は気の毒の一言。人間は失って初めて大切なものを知るのですね。 松岡は可哀相だったけどその分大変面白かった?

概要:性別を超える難しさ
本文:久しぶりにBLを読みたくなり、評判の良さでこの作品を選びました。

物語の内容や登場人物については他の方が書かれてらっしゃるので割合しますが、
上下全体を通しての印象としては、読みながら感動したというよりも、読了して暫く経ってからじわりじわりと気持ちが湧き上がってくるような・・・
とても丁寧に描いた作品だと思います。

・・・ここからは、あくまで私の場合は・・・なのですが
どこまでも寛末が、松岡が「男だから」ということにこだわったことや、寛末の戸惑いと、女性だった松岡への幻想を引きずってしまう部分が判る気がします。

女性として心底好きになった人が、本当の姿もましてや性別も違かった・・・というのはリアルな生活でも、なかなか受け入れることはできないことだと思うのです。

それを「どんな姿でも」大丈夫、という括りへ加えるのは意味合いが違うな、と感じました。

性別というものはすごく大きな壁で、それを壊すのも、寛末のような常識というものに守られて(というより守られようとして)いるような性格の人には、理解しがたいことだし、戸惑いも生まれます。

その彼の気持ちを"松岡自身"に向けさせるのには、上下通してこのくらいの気持ちのぐらつき(自分でも判らないけれど気になるという・・・)や、時間の長さが必要だったと思います。
(あとがきでも書かれていますが、寛末のような人って、実際沢山いると思います・・・)

寛末の優柔不断で、善人のようで無責任な男のお陰で、振り回され続けた松岡には同情しますが、
松岡にも「隙」があり、その隙が2人をハッピーエンドまで引っ張ってくれたのだと思います。
(個人的には、寛末の人身事故の後遺症という感情の絡みをもう少しみたかったです。さらりと流されていたので・・・)

*****

最後に、これは本文とは関係ないのですが、「小冊子」のシステムには疑問を感じました。
(この本だけの問題ではなく、BL全体にもいえると思います。数年ぶりにBLに戻って来て、このシステムが普通となっている状態にかなり戸惑いを感じました・・・)

現時点で本書の小冊子の申込み期限は既に過ぎており、これから読もうという人や、木原作品を好きになり始めたの人には、とても親切とはいえないシステムだと思います。

この作品が好きなった読者は誰だって、続きが読みたくなるのは当たり前です。
それを「この時だけ」という期限付なのは酷です。

(しかも最終ページに小冊子の申込書が印刷されているので、否応にもこの存在に気づいてしまい、余計に読みたくなる人もいるでしょう・・・私もその1人です)

こういったものは、巻末での「書き下ろし」として扱うことが、ファンや読者への気配りだと思うのですが・・・。

著書名 薔薇色の人生 (ビーボーイノベルズ)
著者名木原 音瀬
出版社 リブレ出版
ASIN 4862634222
装丁 単行本
価格 ¥ 1,155
感想文概要:まさに「薔薇色の人生」
本文:何気なく購入した作品でしたが とても良い作品でした。
一言でいえば「前科三犯・元ジャンキー・ホモ」しかも美形ではない百田が、きまじめな警官のロンちゃんと愛し合っていて共に生きていくお話です。
その過程で生きることの難しさ・愛される尊さ・愛する喜びを感じさせてくれる。

こういうテーマを扱うと妙に説教くさかったり下手なお涙ちょうだいものになることも多いのですが、嫌み無くすっと頭に入ってくるし、
非常に人間くさい人物ばかりなので共感もしやすいと思います。

あと購入した時には「表紙がシンプルすぎるなあ」なんて思っていましたが、読了後は「これじゃなくちゃ」に変わっていました(笑)
薔薇色と言えば深紅やピンクといった華やかなイメージがあるけど、彼らが持っているのは白い薔薇で背景は緑色。
二人がべたべたしているわけでもなくて、距離を置いて立っているだけ。

二人は心の底から思い合っているけれど、相手を支配して拘束するような愛じゃなくて共に生きていくような強靱な決意で結ばれているような気がします。
白い薔薇を一輪もって二人並んで立っている。たったそれだけですがこの物語の全体を言葉なく語ってくれているように感じます。

エディット・ピアフの名曲「薔薇色の人生」にもよく合いそうなんて勝手に思っちゃってます。


概要:面白くて幸せで
本文: 木原氏の作品の中では『吸血鬼と愉快な仲間たち』と同様あまり痛くない作品です。木原氏の人間を見る視点がくすぐったい位やさしくて、こういう木原作品もいいですねぇ。とても面白いですし、読んだあと数日は思い出すたび幸せな気分に浸れます。本の値段は他の作家さんの新書版本より高めですが、内容ギッシリで存分に堪能できます。
 モモの過去や、ロンちゃんと出会った頃のエピソードは結構痛い話だけど、チンピラのモモが警官のロンちゃんと出会うためにはどうしても必要な要素だし、巻き込まれた(むしろ飛び込んだ?)事件を乗り越えて、ふたりが未来に希望を持てるか否かはこういうイタ〜い過去や現実をどう受け止めるかに懸かっているわけなのですよね。痛くない木原音瀬なんて、「○○ー○を入れないコーヒー・・・」かも。(古っ!)
 わたしも続き読みたいです。木原先生、続編書いてください。是非。

概要:おもしろい
本文:文章が読みやすく、登場人物も可愛く、優しい。何回も読み返したくなる作品。続編希望!

概要:痛くない木原作品です
本文:覚せい剤で刑務所を出たり入ったりしているうちに30才を過ぎた百田保男。悪人というよりチンピラです。
物語の冒頭で、このモモのクズぶりを描く作者の筆致は容赦がありません。
みじめったらしくて、軽率で、浅はかで、悲しい。
でもだからこそ、ロンちゃんと出会ってからの、真人間になろうとする彼の奮闘は崇高で痛々しい。
相手に捨てられないためにどこまでも尽くす男はBLでは珍しくありませんが、それが一エピソードに終わらず、
生きることの切なさ、人としての可愛らしさにまで昇華するのが木原作品の素晴らしいところです。
ロンちゃんの背中に落とした自分の涙を手のひらで拭い「ごめんなぁ」と謝るモモ。でも泣きながら行為を続行するモモ。孤独で憎めない男の、このセックスシーンが忘れられません。
また、ロンちゃんの方も、モモに一方的に執着されているだけじゃなく、実はこの関係に救われているんですね。
彼らの不器用で必死な関係に泣き笑いしながら読み、最後に、一生添い遂げるんだなあ、と優しい気持ちになりました。
「木原作品は痛いから」と敬遠している方にお勧めします。
「薔薇色の人生」という一見平凡なタイトルが、読後は光って見えるはず。


概要:羨ましい程の相思相愛
本文:値段が高いので新品で購入するか古本屋に出るまで気長に待つか迷いましたが、やっぱり早く読みたくて買っちゃいました。
とても面白かったし、ページ数もかなりある読み応えに買って損は無かったと安堵しました。
アンソロジーの不細工特集で、ロンちゃん視点の短編だけは読んでましたが、モモ視点からの話を読んで更に二人が好きになりました。
木原さんの作品はBLに多い王子様系や何でも出来る美男子は殆ど出てきません。それなのに夢中になれるのは、とても人間くさいキャラだから。
今回出てくるモモは特に人間くさい。
顔はアレだし前科三犯だが、正直で情に厚く涙もろい。
人が「あ、この人可愛いな・・良い人だな・・愛しいな・・」とつい思ってしまう性格がモロに詰まってる気がしました。
木原さんの痛さが駄目な人でも、この本は安心して読める甘いストーリー。オススメです。



著書名 吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.3 (Holly NOVELS) (ホリーノベルズ)
著者名木原 音瀬
出版社 蒼竜社
ASIN 4883863573
装丁 新書
価格 ¥ 900
感想文概要:生々しいエッチのない、BLってとても貴重
本文:待ちに待った、三巻です。
こういうシリーズものって、だいたい中だるみして、
進むごとにつまらなくなったりすること多いのですが、
さすが、木原さん、
全然手抜きがなく、つまらないどころか、
どんどん面白くなってます。

今回は吸血鬼仲間のキエフ、映画プロデューサーのリチャードなどの新キャラも登場し、
相変わらず、笑える笑える♪
生々しいエッチのない、BLってとても貴重だと思います。
漫画で言うと、今市子さん?

4巻がとても楽しみです。

概要:木原作品の中では異色?
本文:個人的にはシリーズ中この三作目が一番面白かったです。新キャラ・キエフが登場したことで暁(アキラ)の人となりがより際立ったような気がします。ところどころで可笑しくて笑ってしまいました。ジャンルは「ギャグ」ってわけじゃないと思うんですけど、笑えます。それに無駄が皆無なのでさくさく読めます。

「吸血鬼と〜」は木原音瀬作品の中では異色の部類に入ると思うのですが(というか、木原作品は異色なものばかりなのですが、却って異色じゃないのが異色に見えてしまいます)、ほのぼのしたシーンが多い中、三作目になってやっとシリアスなシーンがちょっぴり出てきたという感じです。今作は伏線を張ったまま続いてしまっているので続きが気になります。

概要:さんざ待たされて〜!
本文:発売日が何度延びたか…!やっと手にして一気に読みましたよ!
…で、まぁあんまり待望していた続編って、大概脱力√\パターンが多いので警戒…だったのですが…?
まぁ二人の間に言えるような進展がある筈が無いのは…この漫才型吸血蝙蝠噺からして納得しておりました。
ですが新たな登場人物ざっと二名(旧式吸血鬼一名と某プロデューサー一名)が噺を段々ややこしくさせてきて〜!!
これで星5つは一寸評価定まらぬ時点ということで…星4つにしておきます。
はやく4巻めを出してくらはいな!

概要:テンポ良い
本文:文章がとてもテンポ良く、楽しく読めました。
今回も、吸血鬼仲間のキエフ、映画プロデューサーのリチャードなど愉快な仲間が少し増えています。
木原先生の「吸血鬼シリーズ」は、BLにしては珍しいHシーンが(今のところ)全く無い作品。
登場人物の性格や、可愛いコウモリに癒されますが、Hシーンが読みたい方には物足りなく感じてしまうかもしれません。

概要:誰も書かなかったジャンル
本文:なりそこないの吸血鬼アルとクールなエンバーミストの暁の話。第三巻にいたってもBL的には全く進展せず、登場人物はどんどん増えて人間関係が複雑になっていく。そしてこれまで読んだことのないジャンルに向かって話がずんずん進んでいく。ファンタジーでもホラーでもBLでもなく、同時に全部の要素を含んでいる。これだけ本が出ているのに、未踏の地ってあるんだなあと感心してしまう。

アルが蝙蝠から人間に戻るときに裸の姿を目撃されて、アルと暁の仲が誤解されるというのが定番ギャグになりつつある。周囲はみんなそう思っているのに、本当は何もない。(いや、心情的には近くなっていってるような気がするけれど)毎回毎回、アルは狂った人間に殺されかける。でも吸血鬼なので死なない。死なないけれどできそこないなので、ものすごく苦しい。そんなアルを暁は自分の血で助けてくれる。

今回、はからずもアルは吸血鬼のキエフに「自分が不完全だからアルと一緒にいられるんだ」と告白する。さて、アルの純愛がいつかBL的展開を見せるのか?テレビドラマのように、毎回同様のシチュエーションを繰り返しつつ、水面下で方向性を探るのか?あるいは木原さんらしい鬼畜な展開に行くのか?落としどころに落ちずに、このまま誰も書かなかった世界をきわめてほしい気もする。

著書名 夫の隠れ家 (ジュネットコミックス 1)
著者名九州男児
出版社 ジュネット
ASIN 4904468007
装丁 コミック
価格 ¥ 680
感想文概要:
本文:

著書名 恋について (Holly NOVELS)
著者名木原 音瀬
出版社 蒼竜社
ASIN 488386300X
装丁 新書
価格 ¥ 900
感想文概要:ノンケで大人でヘタレで・・・
本文:美形でない、エリートでない、金持ちでない、ゲイでもない。
しかも大人同志。さらに片方は結婚1年目(少なくとも最初はそう思われている)。
これで一体どこがドラマになるのでしょう。
しかしさすがは木原さん、じんわりと良いお話になってます。
男女の恋愛でもあるような、臆病な大人の恋愛模様のお話です。
非常に心理描写が巧みで、笹川も朝霞も、本当にいる人みたいにしっかりと実在感があります。
仕事での担当とお客の関係から始まり、一度は接近したものの、すれちがいばかりの二人。
ヤキモキさせます。朝霞を見つめる笹川のギリギリさが切ない。
木原さんのお話の中では一番身近に感じられ、読後感もよいので、何度も読み返しています。
大竹ともさんのあっさりとした絵柄も、とてもよくマッチしていると思いました。
巻末に大竹さんのミニ漫画もついてます。いい感じです。
これで大竹ともさんのコミックスを探し回るハメに陥りました。

概要:心がほかほかになります。
本文:社会で働きながらも大切な人を見つけていくお話。ヘタレ攻様の煮え切らなさに本気で腹が立ち、一度目の読後感は最悪でしたが、そこまで心乱されるなんて、木原さんが本当にすごい証拠!ついつい気になり2度3度と読み返す度に色々な真実や味わいを見つけさせられてしまい、気付けば毎日読んでしまってました。やたらに不幸とか、突出した人物設定などなくとも木原さんの小説に対する真摯さがどこまでも丁寧な情景描写に現れていて心に染みます。初めて二人がキスしてしまうシーンは、絵空事ではなく現実の誰かの日常を見ている気がする程すごく良い意味でリアルです。素朴で、ほのぼの。幸せ。読みおわるとこっちがほかほかになります。大好きな作品です。

概要:タイトル通り『恋について』書いてある小説
本文:所謂、激情を交わすタイプのものではなく、劇的な展開もアクの強いキャラも激しい性描写も全く出て来ない、男同士ということを除けばごくごくありふれたどこにでもあるようなお話、という感じです。なので“木原さんらしさ”とか、一般的なBLを求めていると肩すかしに合ったような気がすると思います。

それでも恋というのは本来こういうもので、うだうだぐだぐだ煮え切らない感情や状況を抱えていて、相手の気持ちがわからなくて、疑い出したらキリがなくて、苦しくて切なくて…。一本のメールや電話で一喜一憂したり、相手のせいにしたり周りのせいにしたり。精神的な距離の問題をクリアしたと思ったら物理的な問題が出来たり、またその逆だったり。そうやってぐだぐだ疲れてしまうのが恋の醍醐味だとも思うんです。そういう煮え切らない感情を抱えているということは、そんなに悪いことではないのだな、恋はひとりでするものではないのだな、と思わせる小説だと思います。

色っぽいシーンも抑え気味なのが妙にリアルだったと思いますし、挿絵の大竹さんのイラストも合ってると思いました。彼女はもっと評価されてもいい漫画家さんだと思います。へタレ攻が好きな方にはお薦めです。ergo -木原音瀬コレクション- でコミック化され、オマケにショートがあります。あの空気をまんま、目に映る漫画にするのは凄いな…と思いました。静かで内に秘めた恋情をしっとりと読みたい方に。

概要:CPをまだ詳しく知りたくない人は抜かして下され
本文:まさに恋についてのとてもリアルな話でした。この一作中のCPは同世代の公務員×ブライダルコーディネーターですが、メンタルをどこまでも深く描いた話なので、気持ちの面や収録シーン外での受攻は断定できません。二人の気持ちも展開ごとに襲い攻的だったり誘い受的だったり、最後まで先が読めずハラハラドキドキ…胸が本当に痛くなります。でも今回は木原サンにしては痛シーン無しです。胸は打たれても衝撃は少ないので、いつもながらの文章表現の秀逸さを新ためてゆったりと楽しめます。一気読みせずにはいられない逸品だと思います(>_<)

概要:ノンケ同士の恋愛劇 そして又一気読み・・・
本文:ブライダルコーディネーターと、そこを訪れ式を挙げたカップルのお話
何か設定からして痛そうだなと思っていたのですが、そのようなことはなく比較的軽く読めるお話でした、一安心・・・檻の外のような衝撃はなく読めます♪
ノンケ同士、一体どうやったら恋愛に転ぶのかと、また転びはじめたら、どのように進展するのかと、それが気になり一気読み・・・
毎回ながら、「上手い文章運び 描写力 感情の吐露」など、ひきこまれる要素が満載
伏線も潜んでおり、一筋縄ではない御話・・・
静かな大人のメンズラブ(メンタルメンでの描写を楽しめる)な作品でした
木原作品の中では静かな作品に入ると思います
決して痛い系のお話ではないです!
木原作品を読みたいけど痛いのはイヤダという方にも楽しめる作品ではないでしょうか??
切ないです・・・・ムネキュン体験できます!!!
私は少し泣いてしまいました・・・

著書名 吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.4
著者名木原 音瀬
出版社 蒼竜社
ASIN 4883863654
装丁 新書
価格 ¥ 900
感想文概要:
本文:

著書名 夫の恋を許せますか? もう一度、彼を信じたいあなたへ
著者名武石 晃一
出版社 河出書房新社
ASIN 4309280234
装丁 単行本
価格 ¥ 1,470
感想文概要:自分にとっての幸せを考える
本文:夫の本気の浮気の発覚・・・でも夫が好き!離れたくない!!
夫を愛しているからこそ、一緒に居るのが私の幸せ。

この本を読むまではそう思い込んでいました。


〜別れるかやり直すかの決断の前に心得ておきたいこと〜の項目の中で
冷静にごくシンプルに「自分自身が幸せになるにはどうしたらよいかー」考えてみようとありました。
このくだりを読んで、時間をかけていろんなことを考えました。
結果、今のままの夫と居ても私の幸せではない!!と思い離婚を視野に入れれるようになりました。
紆余曲折を経て話し合いを続けたところ結局夫は私の元へ戻ってきました。
離婚を視野に入れれるようになったことで夫に対する私の態度や行動も変わり、考え直したみたいです。

やり直すための方法や傷ついた自分を癒す方法も書かれています。
今現在悩んでいる方には読んでもらいたいと思います・・・
信頼していた人からの裏切りは耐え難いものですよね。
それでもパートナーを愛したい人にぜひ。



概要:とにかく読んでみて!目からウロコかも☆
本文:女性なら、どなたでも読んでみて欲しい。

男という生き物がどんなものか、
男性の視点から書かれているので大変参考になります。

現在、ラブラブカップルというかた、
また、結婚前という方。。。

皆さん、全ての方に、相手の浮気という可能性があります。
予防するためにも、そして、それを乗り越えるためにも、

女性必読の書だと思いますね。。。
おススメです☆

概要:癒しと勇気付けの本
本文:夫に女性問題を繰り返され、そのつど許してしまっている自分が夫を甘やかせているのか?
相手の女性に対する憎しみは、私が特別嫉妬深いからなのか?
悲しみ、衝撃、苦しみ、怒り、恨み・・どうしたら夫は私がこんなに傷つき苦しんでいると
いう事を解ってくれるのか。
どうしたら、夫はもう辞めようと思ってくれるのか。
苦しみもがいた末にたどり着いた本です。
この本を手に取って読むことで、私の中にある衝撃的な気持ちは私が特別なのではなく
そうなることが当然であること。
夫に裏切られるという行為をされたら、妻たちは当然私と同じように
傷つくのだという事を知り、本当に癒されました。
そして、自分自身を見つめ、認めることもできるようになりました。
この本は、離婚を決意するための本ではありません。
夫の裏切り行為である、他の女性に対しての恋をどう理解して
やり直していくのか?を考えるための羅針盤の本です。
離婚は免れたい。だけどどうしたらいいのかわからない方に是非読んでいただきたいです。
さらに、この本を読まれて自分自身の気持ちを現実的に整理するためには
武石先生のカウンセリングをお勧めします。電話カウンセリングもありますので
全国どこからでも相談が出来、気持ちを整理することができます。
この本も先生のカウンセリングも傷ついた妻の気持ちを本当に考慮して
包み癒してくださり暖かいです。勇気と癒しをもらえます。

概要:彼に裏切られた時にまず読んで下さい!!
本文:本当に人の裏切りって怖いですよね。辛いですよね。だって疑いもなく信じてたから。
思ってもいない事だったので本当に悲しくて悔しくて自分を傷つけていました。
そんなときに図書館で見つけたのがこの本です。
私の気持ちを十分に察し的確なアドバイスが書いてありました。それもいろんな方法です。
泣きながらページをめくり読み終わった後はすこし心が穏やかになりました。
「心が傷ついた時あなたは愛する事をやめる事も出来る。でももっと愛する事だって出来る事を忘れないで」のフレーズにそうか、、、としみじみ感じました。
私は結局この本を購入して今でも時折、心が揺れたときに読んで落ち着かせています。

著書名 この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)
著者名西原理恵子
出版社 理論社
ASIN 4652078404
装丁 単行本
価格 ¥ 1,365
感想文概要:貧乏は・・・
本文:貧乏と親のギャンブル、借金・・・
体験したことのない人間にはわからんだろう・・・
私は・・・ただ・・・泣いた・・・

概要:自己啓発(笑)
本文:中高生向けでしょう。

バカにしてるわけでも何でもなく、そのぐらいの年代には単純に「身になる」話だと思う。「表の世界」と「裏の世界」の二つしか語らないから、分かりやすいでしょうし。

成人してこれ読んで「へぇー」とか言ってる方々は、通帳の残高と睨めっこして、自分の頭の中身を嘆いてみてください。

概要:たしかに西原最高傑作だ
本文:他の方も述べておられますが、著者の最高傑作と言い切ってよいでしょう。
もちろん西原には多数の最高傑作があるのですが。

なぜ自分が「最高傑作」と思ったか、以下に列挙してみます。
■まず彼女に「伝えたいこと」があって、それがきちんと伝わってくるから。当たり前かもしれませんが、なかなかないんですよ、これが両方そろってる本って。
■表現がこのうえなくダイレクトでシンプルなのに、乱暴さや粗雑さをまったく感じない。これは名人の芸だ。
■いろんな作品で展開された西原のいろんな世界が、1冊230ページに凝縮されている。単なる自叙伝ではありません。著者の言葉を勝手に借りれば、「生きざま」です。
■本書を読むことで、自分と世界のつながりを再確認できる。再構築しようという気になる。
■もちろん、単なる気晴らしにもなる。あー面白かった、とパタンと本を閉じて忘れたっていい。それでも何かが残る。

このおばはん(と言っても実は自分も同い年なのですが)の話をずっと聞いていたい。そう思いながら、ゆっくりゆっくり読みました。非常に充実した時間でした。本書を買って本当によかった。

概要:確かに子供に読ませたい内容
本文:本を買うと、その出版社の書籍を紹介した紙切れが入っている物ですが、それを見て初めて解りました。
「よりみちパン!セ」とは中学生〜大人を対象としたシリーズなのですね。それで総ルビだった訳です。

自分も不惑を目の前にし、子供を育てる身になってこの本で語られている事がよく解ります。貧困や暴力に
追い立てられる生活は思考能力を奪うのも本当です。自分自身がそうでしたから。今になれば「働きながら
勉強するって手もあるじゃないか」と解るのに、中学・高校生の頃の自分は「働くしか無い」と思い込んでいた物です。
将来の夢を見て、その為に何をしたらいいんだろうとか考える余裕があれば、堅実に生活して行く為の
お金を稼ぐ為に自分はどう動くか考える事も出来ます。それには、まず金持ちじゃなくてもいいから
「平穏な暮らし」が何より必要です。

でも、スタート地点が平穏でなかった場合の突破口を見つける為に、西原理恵子がやって来た事は参考に
なると思います。だから今、貧困や暴力にさいなまれる生活を送っている子供にこそ図書館で借りてでも
読んで欲しいし、自分の子供にも「大人になって食べて行けるだけの力を付ける為にはどうしたらいい?」
を考える切っ掛けとして読ませてあげたいです。

絵が下手でも、下手なりに仕事のフィールドはある。最下位でも最下位なりの戦い方がある。
だから、いい学校に行けなければいい会社に入れずいい生活が出来ない訳じゃない。
いい学校に行けなくても今の自分の力で始められる事、伸ばせる事はきっとある。変にプライドを持って
選り好みせず、トコトンぶつかって行け!自分の子供にもそう教えたい物です。

本文のラスト3ページではやっぱりウルッと来てしまいました。もちろん、鴨ちゃんの事なのですけどね。
何で見たのか忘れましたが、武田鉄矢の母親がこんな事を言っていたそうです。
「貧乏は病気だ。ただ1つの特効薬は学問だ。でも即効性は無い。」

概要:好きなことでお金をかせいで好きなごはん毎日食べる
本文:「カネ」を軸にしたサイバラの自叙伝ともいえる作品です。

・ちょっと前までの地方でも人々の生活。
・お金が生み出す数々のドラマ。
・自分の人生を歩むキッカケ。
・「カネ」がもたらす自由。
・「カネ」がもたらす恐怖。
・世界の「カネ」事情。
・「カネ」を稼ぐということ。

誰もが貧乏だった昭和の頃から、誰もが豊かになった平成の時代を生きた大人にこそ読んでもらいたい1冊です。

「生きる!」ということを真剣に考えさせられました。

こんな時代だからこそ、自分の足元をしっかり確認するためにおススメです。

著書名 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
著者名梅田 望夫
出版社 筑摩書房
ASIN 4480063870
装丁 新書
価格 ¥ 777
感想文概要:大組織で生きることだけが正解ではない!:生き方の指針を示してくれる良書
本文:ネット時代が到来する前では、「大組織を離れる」=「路頭に迷う」「人生のレール」をはずれるみたいな極端なイメージを多くの人々が抱いていた。

しかしながら、ネット時代においては、「自分の好き」なことを追求できる、「知に関する学習の高速道路」がダーンとネット上に存在する。その高速道路を「自分の好き」という気持ちで進めば、大きな組織を離れたとしても、十分生きていける。

このように、「大組織に適応しにくい人たち」、特に最近の若者たち・若手社員に、同書をかじりつくように読んでほしいと願う。


概要:プロとして頑張る気力が湧いてきました
本文:世界の最先端に立って、日本の若者にエールを送ってくれている気がします。

私も本書を読んで、ただ漫然と過ごすのではなく、自覚を持って
プロとして自立していく勇気とやる気が湧いてきました。

著者の論理的な思考力と推敲された文章には感服いたします。
壁を越えて走り抜ける気にさせてくれる秀逸の一冊です。

概要:熱く、鋭く、深い洞察
本文:近年のウェブの進化について解説している。
同時に、働き方や生き方についても多く言及している。
どのように生きるべきか?どう働くべきか?思わずうならされてしまう。
文章の質はとても高い。豊富な語彙と深い洞察に裏打ちされると、人はここまで素晴らしい文章を書けるものかと感心してしまった。

概要:前作と比べると。。。
本文:前作と比べるとちょっと最後の方がつまらないかな。でも、”ピン”と来る現状分析とその説明はさすがは梅田先生と納得の一冊です。星4つはあくまでも「前作と比べると」ということで、一般的書物の評価としてはもちろん星5つです!!!

「情報のハイウェイ」を走り続けると、大体の人はそこそこのところまで行くことが出来るが、その先で「渋滞」に巻き込まれる。ネットを駆使して仕事をしている人は本当、そんな感じになるのだろうけど、研究とか学問とかそういう分野だとなおさらだろう。うちの研究者はどうなのかな?と思ったりもするけれども、そこまでネットを活用していないような気がする。やはり、ある程度「若い」年齢くらいからでないと、「ツール」としてのネットを活用し切れていないような気がする。

概要:けものみち
本文:【本の要約】
 Google等のシリコンバレーにあるIT関連の企業から、現在のリアルな世界とネット世界の違いや、仕事に関する考察が記述されています。本書を私なりに要約すると、以下の2点に集約されます。
  1.学習の高速道路と大渋滞
  2.もうひとつの地球とリアルの地球

 1.の学習の高速道路と大渋滞という話は、著者の梅田氏と棋士の羽生氏との対談で生まれたそうです。どういう意味かと言いますと、棋士の里美香奈氏が『将棋が強くなるための学習の高速道路(ネット上の情報)』によって、島根にいて、14歳という若さで、トーナメントの決勝まで勝ち残ったことから、ネットがあることで、物理的な距離も問題なく、好きなことを24時間学べる環境にあるということです。
 そして、大渋滞という意味は、誰でも興味があれば、どこまでも学べる先に、能力の高い人が沢山いる状態になっているという比喩です。渋滞になっている環境になった時に、梅田氏は2つの道を提案しています。

 ・専門を突き詰めて、大渋滞を抜ける。(高く険しい道)
 ・身に付けた専門性を活かしつつも個としての総合力をもっと活かした柔軟な生き方。(けもの道)






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