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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 ゴッホ 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 ゴッホ全油彩画 (タッシェン・ミディアートシリーズ)
著者名インゴ・F・ヴァルター ライナー・メッツガー
出版社 タッシェン
ASIN 4887831080
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 6,195
感想文概要:全作品を順番に見ていく楽しさ
本文:昔から、なんとなく好きだったゴッホ。最近、ゴッホ殺人事件を読んで、ゴッホの人生を知りたくなった事もあって、本書を購入しました。本文では細かくゴッホの人生を書簡の引用などもしながら説明してくれますが、これが難解というか読みにくいというか。最初からがっつり読んでいたら、途中でイヤになりました。ので、基本的に絵を眺めながら、その時の気分で気になる絵の制作時期の頃の記述を数ページ読むというやり方にすると、俄然楽しくなってきました。絵の印刷は、本物と比べようがないので判りませんが、私には充分美しかったです。どこかで、本物の赤の鮮やかさが出ていないとの記述を見かけましたが、この値段ではしょうがないでしょう。そうそう特色を使うわけにもいかないでしょうし・・ただ、もう少し大きな本にして欲しかったです。値段が飛び抜けて高くなってしまうのでしょうか?この本でも大きさには不満をかんじましたので、これより小さな廉価版は幾ら安くても買わずに、こちらのバージョンを買う事をお薦めします!

著書名 ゴッホの手紙 上 ベルナール宛 改版 (1) (岩波文庫 青 553-1)
著者名ヴァン・ゴッホ
出版社 岩波書店
ASIN 4003355318
装丁 文庫
価格 ¥ 588
感想文概要:ゴッホが何を考えていたのか
本文:ゴッホのよき理解者ベルナール宛の手紙を収録している。ゴッホが日々どういうことを考えて過ごしたのかを垣間見ることが出来る。
本文の間にある挿絵がいいなあ〜。
中・下巻では彼を経済的に支えた弟のテオ宛が収録されている。経済的に貧しく、恵まれていない中、絵を描き続けたゴッホ。最後は精神的にまいってしまい、悲しい結末となってしまうのですが。本書を読んで、本物のゴッホの絵を見たくなった。
それにしてもゴッホは日本が好きだったんだなあ。

概要:画家の魂
本文:ゴッホというと 耳をそぎおとした狂人 というイメージしか持っていなかった小生だったが この本を読んで 本当のゴッホに申し訳なかったと強く反省した。こんなに真摯で知性的で優しい男だったのかと知り 間違ったイメージしか持っていなかった自分が恥ずかしいと思った。また ゴッホが日本の絵画を非常に高く評価していたことも初めて知り これは嬉しかった。

それにしても不幸な人である。生活に苦しみつつ創作を続ける姿に いくどか本を閉じて嘆息するしかなかった。彼の絵の今日の評価を思うと 例え1枚だけでも 現在の価格で売れたとしたら 彼はどんなに生活も楽だったろうし 彼を支え続け 彼に続いて世を去った弟テオもどんなに嬉しかったろうと思わざるを得ない。

日本人も 何十億円で彼の絵を買うのも良いが その前にこの書簡集を読むべきであると強く思う次第である。これを読んだことで 彼の絵が 本当に身近に感じられる様になったことを是非ゴッホファンにお伝えしたい。


著書名 ファン・ゴッホの手紙
著者名
出版社 みすず書房
ASIN 4622044269
装丁 単行本
価格 ¥ 5,040
感想文概要:天才画家の内面の記録
本文:ゴッホの絵のファンか、あるいはその人そのものに興味がある人に最適です。本人の手紙なので思想の変遷、喜怒哀楽、家族関係、絵画に対する考えも読み取れます。炎の人と言われるように短く劇的な生涯とのイメージがあるし、事実そうなのですが、手紙を読むと多くの人は感動をすると思いますた。有名なゴーギャンとの関係も本人同士の手紙があり興味深いです。本の終わりにゴッホの年譜があるので、参照しながら読むと事実関係がわかりやすいでしょう。去年、ゴッホ展に行き感動したためか、読後もしばらくぼんやりしてました。

著書名 ゴッホ全油彩画 (25周年) (Klotz)
著者名インゴ・F・ヴァルダー、ライナー・メッツガ-
出版社 タッシェン
ASIN 4887832923
装丁 ペーパーバック
価格 ¥ 1,995
感想文概要:
本文:

著書名 ゴッホの魂―イメージの森のなかへ (イメージの森のなかへ)
著者名利倉 隆
出版社 二玄社
ASIN 4544211042
装丁 大型本
価格 ¥ 1,995
感想文概要:絵の素人でも楽しめる
本文:版が大きく、絵に迫力がある。
解説文はいい意味で子どもにも理解でき、楽しい。
私のような絵画素人の大人も楽しく読める。
なかなかいいシリーズだと思います。

概要:内容に比べて、ちょっとお高いように思われます。中身を見て、自分に合うか確認して買うべき
本文:わずか47ページです。収録作品数も少しです。
気の利いた説明があり、他のレビューにもある通り、その説明自体は悪くありません。しかし、ページ数や収録作品数からみて、画集としてはちょっとお高いように思われます。本書は「なか見!検索」の対象になっていませんが、そういう意味では安い本ではありませんから、筆者の大きくわかりやすい文字で書かれた説明のためにプレミアを払うことに納得するかどうか、それぞれがまず中身をよく確認して購入された方がよいと思います。

この値段なら、上野の国立西洋美術館で常設展(松方コレクション)を3回観ておつりがきます。毎年いろいろな美術館で開かれている特別展(モネ、ゴッホ、ピカソ、ムンク、シャガール、ルノワール、あるいはオルセー美術館展等)でも、通常これほど高くはありません。「本物の絵」を楽しんで、その後ドトールでコーヒーが飲めます。

ちなみに、2005年に東京国立近代美術館で開催された「ゴッホ展」の大人の入場料金は、前売り1,200円、当日1,500円でした。また、そこで売られていた画集は、221ページで収録作品数も多く、解説も充実しており、しかし値段は本書と大して変わりませんでした。また、子供向けに絵本的な良本が欲しければ、「ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる」の方が本書よりは安いです。一般的にみて、本書の価格設定は内容に比べて強気です。

概要:今度ゴッホの本物を見たら泣いちゃうかも
本文:
面白かった!企画力の勝利というか。

ゴッホの心のなかにぐいぐい引き込まれながら、
その時々に描かれた絵の背景を知り、
そうだったのか、と目から鱗がポロポロ。
ゴッホの心の起伏に思いを馳せながら
一緒に絵のウズに巻き込まれ、
感情移入しながら読み進み、
クライマックスではたたきつけられた絵の具に
涙が出そうでした。

今度ゴッホの本物をみたら泣いちゃうかも。
読後、丸々、自分の心の糧になる感じ。

概要:自分なりにできる絵の鑑賞
本文:絵は敷居が高い、と勝手思いこんでました。でも書店で見かけたときは、すんなりと手に取れました。キレイな装丁、それに分厚くなく、「読めるものなら読んでみろ」とけしかけられている感じが皆無。文章も、解説本などにありがちな、作者が自分勝手に作品の「意味づけ」をする、といったところがありません。読者がイメージをつくりやすくするため、遠慮がちに刺激を与えてくれます。そこが気に入りました。他のシリーズも買ってみたくなりました。

概要:描くこと 生きること
本文:ゴッホのことは知っている、と思っていましたが、
この本ではゴッホ自身を通してその作品を知ることができました。
時に嬉しく、時に切なく、画家の心情に共鳴しながら
生きる意味すら考えさせられる素晴らしい本でした。




著書名 ゴッホの絵本―うずまき ぐるぐる (小学館あーとぶっく)
著者名結城 昌子
出版社 小学館
ASIN 4097271113
装丁 大型本
価格 ¥ 1,512
感想文概要:面白い!
本文:名画がとても身近に感じられる絵本です。絵に添えられている文も単純ですがお見事で、大人の私でも面白い絵本です。
子供は大人と違って、表面ではなく本質を直感的に見抜く力があるように思うので、絵も本物(コピーではありますが・・・)を見せてあげたいと思うのですが、ちゃんとした絵画集は破られるのがこわく、赤ちゃんにでも安心して見せてあげられるものを探していて出会いました。
息子に数ヶ月前に見せた時はまだ反応がなかったのですが、10ヶ月になり、久しぶりに見せたら目を釘付けにしてみていました。今では自分から手を伸ばして見ています。
もう少し大きくなれば、文でも楽しめるようになるのでしょう。
絵画の導入にとても良い絵本だと思います。


概要:幼い子供にこそ美しい絵本を。
本文:このシリーズは全巻揃えましたが、中でもこのゴッホとルソー、スーラはすばらしいと思います。娘はまだ1歳9ヶ月なので、少し早いかなと思っていましたが、もともと絵本が好きなのもあって、すぐになじみました。本を読んであげる際には、特に文章に忠実に読むわけではありませんが、「ぐるぐるぐるぐる」と言いながら、絵の上を指先でぐるぐるなぞってみせると、私のまねをして「ぐるぐる」と言いながら楽しんで聞いています。飽きの来ないよう、年齢に応じて読み聞かせ方の工夫は必要かと思いますが、単純に「ぐるぐる」とか「ぴかぴか」など繰り返すだけでも、喜んで見ています。

概要:子供と並んで見るのが楽しみ
本文:子供がもう少し大きくなってから、いっしょに見ようと思って購入しました。本が届くまでは、大人にはもの足りないかなとか、あれこれ注釈があったら純粋に絵を鑑賞できないかな、などと不安でしたが、実際目にしてみると、大人にも十分楽しめる内容でした。文章が絵を邪魔することもなく、むしろ、今まで目に付かなかった部分まで見えるようになりました。作品の一部だけを切り取って見せたりしている点は、やりすぎかなと思いましたが、子供が美術に興味を持つきっかけになってくれるのではないかと思います。子供と並んで眺める日が待ち遠しくて、今からわくわくしています。

概要:お気に入り
本文:ゴッホの筆致は力強く、
油絵の具が筆の跡を残して盛り上がっているのが分かります。
その絵の具の跡が
ぐるぐると渦巻いているのですから迫力満点。
この部分に照準を合わせたところが
この絵本のすごいところだと思います。

子供に気負わず名画を見せられると
この本を購入しましたが、
私自身ゴッホの絵を見るときにふと思い出すのは
この本で読んだ解説です。
わかりやすい良書です。


概要:ゴッホの耳
本文:彼が、耳を切り落としたり、精神を病んでしまったことは、
おぼろげにご存知でしょう。
恥ずかしながら、私は彼の生涯のについてのおぼろげが、
この本でなんとなく知ることができました。
無論、勉強するには、堅い画集を繰ることが良策でしょう。
けれど、こうやって、なんとなく触れる画家の人生と、それを絡めた作品たち!!
子供にとっても、こんな絵画との出会いは、幸せだと思います。

著書名 ゴッホの遺言―贋作に隠された自殺の真相
著者名小林 英樹
出版社 情報センター出版局
ASIN 4795829128
装丁 単行本
価格 ¥ 1,995
感想文概要:知的好奇心を極限までくすぐる作品です。
本文:ゴッホの作品、そして自殺の真相を一人の画家が推理して行く知的ノンフィクション。
まず、前半部分であるが、ゴッホの作品とされている展示物が贋作であると推理して行く流れになっている。真実は正直、分からないが、その過程は見事であり、よくある適当な作品などでは決してない。
非常に高度な推理であり、画家ならでは...という感じである。
また、後半部分はゴッホの自殺について、書簡から推理して行くものであるが、こちらは前半ほど理論的には展開しないが、それなりに説得力がある。
ゴッホの絵は正直、余り好きではないが、この本は本当に面白かった。知的好奇心の強い方には心からお奨めします。とてつもない傑作です。
尚、確か、日経の書評で紹介されていて、購入しました。

概要:彼の推理はすごいです!
本文:ゴッホの描いた『寝室』のスケッチに関し、それがゴッホ本人の描いたものではない贋作であると、実証的に解明する。

それと平行して、彼の死後、彼の画家としての人生を如実に語る、膨大な数の書簡集の出版者に対して、ゴッホの自殺の真相が巧みに捏造されていることを指摘する。

偶然にも私の居間には、この『寝室』の絵が掛けられており、ゴッホの絵の本当の素晴らしさを痛感した。
そして、以前、読んだ書簡集からの知識より、「ゴッホは精神的に病み、終には自らの命を絶った。」と、安易に理解していた。

あくまで、筆者の推測ではあるが、彼の推測が私には、すんなりと腹に落ちてくる、そんな感想を持てる書籍です。

概要:ゴッホ 貴方は優しすぎた
本文:私が最も好きな画家の一人がゴッホです。
著者が、ずっと「ゴッホ作」とされていた1点のスケッチを「贋作」と直感するところから始まります。実際そのスケッチは、ゴッホの作品を知る人なら贋作と疑うのが当然といえるような物なんですが、何故か疑われもせずに長い間真作とされてきたんです。
沢山の資料を集め、実際にアルルへ行ったりしながら、そのスケッチが贋作である事を誰にも分かるように説明しています。私もこのスケッチが贋作であることは確信出来るくらいに納得させられました。
著者はもう一つ、ゴッホの自殺の真相に迫る推理もしています。
ゴッホは一般に言われているように「精神病の発作で衝動的に自殺した」とか、私も信じていたように「弟のテオが過労で倒れた事に責任を感じた」という事ではなかったのです。
そう。贋作のスケッチと自殺の真相が繋がるんです。確かにゴッホは精神を病んでいたけれど、自殺したのは発作でも衝動でもなかったんです。
フィンセント・ファン・ゴッホ。貴方は優しすぎた。

概要:とつぜん憶い出した良書です:ゴッホの遺言。
本文:~ゴッホの絵画には惹かれていた。親しみを感じていた。
ある時、パリを旅したときに美術館へと行き、あの”青い家”(という題でしょうか?)の絵の前で時間が止まった。
ゴッホの魂がそこに在った。霊波が感じられた。輝きを発する素晴らしい波動だった。

ゴッホはなぜ?あんな悲惨な死に方をしたのだろうか、、彼はほんとに狂人だったのか?
そう考え~~ながら電車に乗って ゴッホが自らに銃弾を発射したという
あの麦畑に行こうと、そう決めたのに辿りつけなかった。

それで、この本に出会って、やっと念願の麦畑に行けました!涙が溢れました。
ゴッホの自ら退陣した悲しみを、弟への想いと感謝と画家としての熱情を
余すところなく描き まるで著者にゴッホが乗り移ったかのように熱く そして緻密に$N~~$同じ創造者の視線で ハートで 見事に小林英樹の原稿というキャンバスに
ゴッホの魂を描いてくださいました。合掌です。感謝します。

ゴッホのあの自画像から発せられる波動、、まるで苦行僧のようだと感じていました。
でも、この著作ことゴッホへの祈祷文が、私の胸のうちに蘇るその自画像を癒しました。
同時に、私の語り切れない想いの一部も癒さ~~れました。
とにかく素晴らしい一冊。お勧めします!!
こういう著者の想いこそ ほんとはロマンと呼ばれていいのに、、と思います。

そのロマンを引っ越しで紛失した私。再び購入して一生持っていたい一冊です。~


概要:ゴッホの無念を見事に晴らした書
本文:ゴッホの作としてあまりに有名なある一枚のスケッチ。しかしゴッホと彼の作品をこよなく愛する作者は、それが贋作であることを一目で直感する。なぜそれが贋作なのか、ゴッホを愛する作者は、ゴッホに身を置いて、何年もかけて、そのことを緻密に鮮やかに見事に、あらゆる角度から論破していく。その先に見えてくるゴッホ像は、狂気の果てにピストル自殺した破滅人ゴッホではなく、繊細で柔らかな心を持ち続けた純粋でけなげな芸術家である。ゴッホの崇高な芸術性に最も身近に接し、その高い芸術性を認める感性を持ちながら、我欲におぼれることで彼の芸術を地におとしめることになった悲しい人物の姿も同時に明らかになる。贋作であることが見事に実証されていくくだりは、本当に胸がすっとする。そしてゴッホの真実が遺作を通して解明されることで、彼の喜びの声が天から聞こえてくるようだ。ゴッホにとってあまりに悲しすぎる解釈がまかり通っていることに気づいてしまった作者の憤りと興奮が、ストレートに一気に、私達をゴッホの真実の世界へ連れて行ってくれる。安堵して微笑んだゴッホに会いたくて、遺作「ドービニの庭」を観にひろしま美術館へ飛んでいきたい衝動に駆られている。

著書名 西洋絵画の巨匠 (2) ゴッホ
著者名圀府寺 司
出版社 小学館
ASIN 4096751022
装丁 大型本
価格 ¥ 3,360
感想文概要:ひまわりがたくさん。
本文:画集としては、そう厚いほうではないですが、掲載されている絵が大きくていいです。専門のヒトには少し物足りないかもしれないけど、楽しんで読める本でした。美術のことはよくわからないけど、ゴッホは好きという人に向いてるかも。

この本は「連作が比べて見られる」ことが良いです。

普通の画集では、連作の中から代表作のみを紹介して、巻末の解説にモノクロで紹介されているように思うのですが、カラーで並べて紹介されてます。

4つの「ひまわり」を同時に並べて見られるなんて、なんて贅沢なのかしら(笑)。
ちなみにモネの方の連作は『睡蓮』です。

著書名 ゴッホは殺されたのか 伝説の情報操作 (朝日新書 94) (朝日新書)
著者名小林 利延
出版社 朝日新聞社
ASIN 402273194X
装丁 新書
価格 ¥ 756
感想文概要:神に撃たせた、ということではないか!?
本文: 絵画を全て悪魔に蝕まれる中で人間が如何に生きるべきかを描いているものだとして視てやると、ゴッホが何故信仰や崇拝に近い形で鑑賞されるのかが判る。ゴッホ自身の中で蠢く血潮も鼓動も欲動も、晩年それは悪魔に蝕まれていただろう。これを滅却するためにはどうしても神(Theo)に自分の身体を、自分の身体の内部に巣くう他者を悪魔として撃ち殺してもらう別の必要があったのではないだろうか。著者の提示するのは、実はそういうことではない。もっと現実的な愛憎に満ちたものをゴッホの人生と伴に丹念に追っている。しかし、私はゴッホは悪魔に殺された、ゴッホはベートーベンのように自分の内の悪魔を撃ち殺し克服することで、自身の作品を不滅のものにしたのだ、と思う。これは本書を読んだ上でこそ唱えてみたい異説である。

概要:アートとミステリーが合体した良書です(お勧め)
本文:ゴッホの死についての新説を展開する、
文献分析の一冊。
ゴッホは自殺でなく、
他殺だと言っています。
結論はここで書く訳にいきませんが、
その仮設、論理はしっかりしてとても面白いです。

本書を読むとゴッホの人生についてよくわかります。
牧師と画商の家系に産まれたこと、
子のいる女性しか愛せなかったこと、
弟へのひどい態度、
発病のきっかけを作ったのはゴーギャン。
ゴーギャンのひどい人間性、
死の前は長く精神病院に入院していたこと。

他殺説は最後の章に出てきます。
それまでは弟テオや家族にあてた手紙を通じてゴッホの人生をたどって行きます。
ゴッホが画家として活動した期間が10年に満たないことは驚きます。
ゴッホは南フランスでは死んでなかったんですね。
しかしゴッホという画家の人間性には驚愕します。
家族や友人は困ったと思います。
そういう人間性まで本書は明らかにして行きます。
ここが面白い。

公開されている手紙がいかに改ざんされているかなど、
研究者の視点は鋭いです。

掘り出し物の一冊です。

著書名 ゴッホの手紙 下 テオドル宛  岩波文庫 青 553-3
著者名ヴァン・ゴッホ
出版社 岩波書店
ASIN 4003355334
装丁 文庫
価格 ¥ 735
感想文概要:
本文:

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