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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 サーチ 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
著者名ジョン・バッテル
出版社 日経BP社
ASIN 4822244873
装丁 単行本
価格 ¥ 1,890
感想文概要:検索の歴史を知るには良いですが、翻訳が・・・
本文:Google以前の記述もあり、Web検索ビジネス・技術の検索の歴史の入門書としては良いと思います。ただし率直に言って翻訳に難があり、?と思う記述がいくつもあり読み進めるのがつらかったです。このような技術系の本はその分野の専門家の人が翻訳するか監修するのがよいのではないでしょうか。

概要:活き活きと描かれているが、今となっては内容の鮮度も落ちている
本文: グーグルという会社がどういう背景で生まれ、何を目指し、何を変えていったのか、
あるいは今後「検索」というこの技術が人の生活やビジネスにどんな影響を与えるのか
といったテーマを、具体的な取材を含めた関係者の声や取材を重ねながら明らかにして
ゆきます。
 平易な記述なので決して難解な本ではありません。ただし和訳の品質はプロの仕事に
はほど遠く下手の部類に入ると思いますが、内容が理解できないというコトにはならな
いと思います。

 出版当時としてはこの本に書かれていることが新しすぎて、必ずしもよく理解できな
い所も多かったのではないかと思いますが、今となってはこういったことはもはや日常
的に目の前でおきていて、普通に体験できる状況になってきました。そういう意味では
今となってはここの内容は鮮度も落ちてしまっています。


概要:遅れてきたネットの支配者
本文:正直、ネットスケープでもう終わりだと思っていた、革命的な変化を起こした企業に、完全にグーグルはつらなった。それも、今までで最高のスーパーノヴァの評価が定着してしまった。たかだか検索でここまでになるとは、全く予想もしていなかった時に、NHKのスペシャルでちらりと出ていた、検索のための新しい理論を武器にして、登場した企業とは、グーグルのことだったのかと今にして思う。

概要:検索をビジネスにした人たちの物語
本文:旧い頃からのパソコンユーザなら、最初の話題は懐かしさがいっぱいです。そうそうマゼランというロータスのソフトがあったなぁ。BYTEの広告ページや評価を読んだことを思い出しました。いろいろな検索エンジ癌登場して、その都度試していた頃が懐かしいです。しかし、そんなに昔のことじゃないのに驚き。アルゴリズムの教科書には、検索、探索、並べ替え、グラフなどが解説されていますが、こういう基本的なことが、とてつもなく大きなビジネスになるとは思わなかった。事業資金集めの話や創業者が経験豊富なCEOを雇ったり、会社が大きくなって確執が起こること、横柄な考えに傾いてしまうことなどは、よく聞くことなので、取り立てて珍しいことはありません。
Googleは最近YouTubeを買収しましたが、本書の361ページに、
「次はビデオだね」とシュミットは答えた。
とありました。なるほど、前から考えていたんだ。ただし、本書の著者は、ビデオと言うことに懐疑的で、本当のことを隠している、と書いています。
他の方も指摘されていますが、翻訳はちょっと悪いですね。英語だけでなく、ある種、この分野の常識を知らないのかな。原著の悪さは、時間的な経緯が分かりにくいことです。

概要:翻訳が悪すぎ
本文:刺激的な内容。IT企業の社史は多々あれど、ここまで良い内容なのは他にはあまりない。ただし、翻訳が悪くて、商品としての本をだめにしている。日本語が日本語になっていないため、内容が正しく訳されているのかどうかまで不安になる。

著書名 サーチアーキテクチャ 「さがす」の情報科学
著者名みずほ情報総研株式会社 吉川 日出行
出版社 ソフトバンククリエイティブ
ASIN 4797341033
装丁 単行本
価格 ¥ 2,520
感想文概要:さがすことは本能。選ぶは個性。
本文:「探す・捜す」ことの科学について、こうやって踏み込んで説明してくれる良書は少なかった。
特に前半部、みずほ総研の自主調査から明らかにされた数々のデータと考察は秀逸。

検索する技術について多くを語った本はたくさんあるが、「なぜ私たちはこれほどまでに検索というプロセスの一部の中で迷子になり、ストレスを感じてしまうのか。」を「見つかりすぎること」をその原因にあげて問題解決に取り組もうとしている。

しかし、後半部は少し息切れか。
対象とされる読者層がなかなか見えずらいのも一因ではなかろうか。
「検索エンジンをつくる側」の人が当然知っているべき内容と「検索エンジンを利用する側」の人に洞察を与える内容が行ったり来たりする。

サーチアーキテクチャとリサーチャーとはどう違うのだろうか。
そもそもサーチアーキテクチャとは何なのか。
この分野に関して先鞭をつける良書だが、そこに対する言及がもう少しあっても良かった。

概要:「さがす」に使われている技術を一般読者に向けて解説したユニークな本
本文: ユニークな一冊でした。

 中盤の4,5章にて、いわゆるサーチエンジンの検索の基本的な考え方とより
使いやすいエンジンに仕立てるかという差別化の視点で検索ロジックやインタ
フェイスなどについて解説しています。ただし、数学的な論理体系とか、実装の
ための技術解説などと言った解説ではなく、図を多用しての概念説明が大半です。

 前半の1,2,3章はデジタルデータの検索ということから離れて、そもそも
人間の知的活動において「さがす」というのはどうういことなのかということの
考察です。アンケートや観察データをもとに、「いつ」「どこで」「だれが」
「何を」「どうやって」「なんのために」探すのかといったことを分析し、さら
にビジネスシーンにおける「さがす」という行為について行動分析をしています。
なんの役に立つかはともかくとして、こういうデータはこれまであまりお目に
かかったことがなかったので、大変興味深く読ませてもらいました。

 7章は「ツールだけでは探せない」と題して、これまでのアルゴリズムでは
うまくさがせない、セマンティックな関連付けに対応する検索技術についての
トレンドを概説して締めくくっています。

 インターネットと検索技術の発展のおげで、情報を検索するということは格
段に便利になった。しかし、それはまだまだスタートに立ったばかりで、人間
にとってより便利な「検索」というのはまだまだ発展できる。アイデアと技術
的なブレイクスルーを発揮する余地がまだまだ残っているということだ。
 

著書名 サーチ理論―分権的取引の経済学
著者名今井 亮一
出版社 東京大学出版会
ASIN 4130402358
装丁 単行本
価格 ¥ 4,410
感想文概要:
本文:

著書名 売れる人材―エグゼクティブ・サーチの現場から
著者名橘・フクシマ 咲江
出版社 日経BP社
ASIN 4822241866
装丁 単行本
価格 ¥ 1,260
感想文概要:他の著者の本も併せて買った方がいい。
本文:色んな目的を持った人が、この本を手に取ると思う。
「売れる人材になりたい」人、「売れる人材を採りたい」人、「売れる人材を育てたい」人など。

良く言えば、全ての人のためになる本。しかし、悪く言えば、どれを期待する人にとっても、「こんな本を読みたかった!」という感想にはなりにくい本。

というのも、対象となる読者を絞っていないので、焦点がぼけてしまっている。それに、発行時期が古いので、データももちろん古い。

そのため、目的を持って読んでいる人であれば、この一冊だけでは求めている知識量には届かないだろう。

学ぶところもあると思うので買うなとは言わない。ただ、他の著者の本も併せて買った方がいい。

概要:今でも勉強になる話です
本文:本書が書かれた2000年から数年経った現在では、より人の流動性が高まったと思います。
転職のキッカケとして、ヘッドハンティング会社から外資系企業への転職のオファーを受ける人も多くなってきていると感じます。
本書では、より魅力ある人材になるためにどのような資質が必要かを下記のようにまとめています。

 ・グローバルな感覚・語学力を持っていること
 ・スペシャリストなだけでなく、プロフェッショナルであること

他にも、様々ありますが、このようなことがポイントでしょう。
これらは現在では、一般的なアドバイスであることから、あまり本書の面白さはありません。

しかし、ヘッドハンティングの面接がどのような場所であるのか、
また、あまりヘッドハンティングに慣れていない日本人が何に事前に注意するべきかの点が、
事例と共にわかりやすく記載されています。
著者の会社のような、トップマネジャーを専門に人材仲介する会社から声をかけられる機会はあまりないと思いますが、
現在では、より多くの人が様々な転職の機会を持つと思います。
そのような様々な機会に前もって心積りをするための、実践準備本として役に立つのではないでしょうか。

概要:履歴書を書き直そう
本文:この本で紹介されているエクゼクティブサーチの数社とコンタクトしているが、この本を読んで彼らの仕事振りが良くわかった。また求めれる人材としての条件などもシンプルだが良くまとめられており、自分が提出しているCVを書き直そうかと思った。
外資系という会社を以前の様には分けて考える必要はなく、日本社会のあり方も急速に変わっていくので、ここで紹介されている様な人物像に自分を近ずけていく必要は転職の関心の有無にかかわらず大切だと思う。

概要:特に外資デビューに興味ある方、読む価値あり!
本文:読みやすくて、内容もとても面白かった。日本は国際的に活躍できる人材が不足しているとのことから数年前に書かれた本であるが、内容に古さがない。なぜならM&A法制も欧米並みになるし、ますます外資は身近になるであろうと感じられるからだ。とにかく国際的に売れる人材になるには、英語は必須であるとしみじみ感じられる。しかし読後、現実に戻ってキャリアアップについて考えてみると、仕事場でペーペーの私とは次元の違う内容だと思った。実際に本書の内容をすぐ現実に生かせるのは、一握りの人々かもしれない。それでも一読の価値ある本である。著者は、外資と日系、両方の経営や仕事場について知っているから、客観的に職場について分析している。

個人的に読んでいて面白く感じたのは、同じ女性としてのフクシマさんの仕事の進め方。少しだけ垣間見れる。働く女性が日々どのように感じながら仕事をしているのかって読んだことないので、興味深かった。


概要:ヘッドハンターの光の部分
本文:ヘッドハンターに光と影があるとすると、光の部分の本。「外資で働くって、どういうことかなあ~」と思っている人にとっては基本書となると思います。とにかく読んでみるべし。きちんと、網羅的に書かれている。

著書名 メモリアル・サーチ (シュベールコミックス)
著者名わたなべ よしまさ
出版社 シュベール出版
ASIN 4883321207
装丁 コミック
価格 ¥ 820
感想文概要:
本文:

著書名 エンタープライズサーチ 技術と導入
著者名清兼 義弘, 関口 宏司, 田澤 孝之, 松野 良蔵,
出版社 アスキー・メディアワークス
ASIN 4048673947
装丁 大型本
価格 ¥ 3,780
感想文概要:
本文:

著書名 Oracle Secure Enterprise Search 10g 導入ガイド
著者名小林 飛電, 豊田 悠紀,
出版社 ソフトバンククリエイティブ
ASIN 4797338512
装丁 単行本
価格 ¥ 2,940
感想文概要:基本的な内容が網羅されています
本文:オラクルの検索製品であるOracle Secure Enterprise Searchの基本的な操作方法が網羅されています。画面ショットも多く、最初に手に入れるにはいい内容でしょう。
APIなどの利用方法が充実しているともっといいですね。次の応用編(?)に期待しています。

著書名 Search きみがいた―GID(性同一性障害)ふたりの結婚
著者名平安名 祐生, 平安名 恵,
出版社 徳間書店
ASIN 4198612498
装丁 単行本
価格 ¥ 1,680
感想文概要:共感しました・・
本文:”私も、こんな形で幸せな家庭が持てたらな・・・”って正直思いました。。
私は、この本に出てくる恵さんと同じで(MTFです)ホルモンもしてます。性転換までは考えてないけど、ほんとカムアウトもそうだし、
同性愛者じゃないかと悩む場面もそうだし・・・同じ思いをするんだなって・・・思いました。
この2人のように幸せになれたら・・・
でも、現実には、カムアウトして性転換してもしなくても、すべてを失い、一人になって・・・
辛い人生を送ってる人がいるのも事実で・・・
そう思うと・・こんなに幸せになれる人は数%しか存在しないんだってことも改めて思い知らされました。
私もこんな夫婦になりたい^^

概要:僕なりに、考えた事
本文: この本に出会えた事、そしてこうして感想を書かせて頂く機会に恵まれ事に感謝しています。

 特に印象的であった事は、恵さんが女性に対して言った「男性に何でも求め過ぎている」という文章を読んだ時に、僕はこれが本当の意味の「男女同権」になる為に通らなくてならない通過点だと思ったのは、只の僕の思い過ごしなのでしょうか?そして、今でもその結論から一歩も動けず立ち止まっているのが、現状です。

 では、乱文・失礼な表現多々あったとしたらここで深くお詫び致しまして本の感想を終えたいと思います。  では、失礼致します。


著書名 犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)
著者名米澤 穂信
出版社 東京創元社
ASIN 4488017185
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,680
感想文概要:〈紺屋S&R〉の初仕事
本文:▼STORY

 銀行員の職を辞し、東京から故郷の八保市に戻った二十五歳の青年、
 紺屋長一郎は、犬探し専門の調査事務所〈紺屋S&R〉を開設する。

 しかし、そんな彼のところに舞い込んできた
 依頼は、失踪人捜しと古文書の解読だった。

 それでも、高校の後輩で押しかけ助手になった半田平吉とともに、
 調査を開始した紺屋だったが、次第に二つの依頼に奇妙な接点が現れて……。


▼EXPLANATION

 私立探偵小説において〈失踪〉はメインモチーフです。

 本作に限らず、多くの作品が失踪人調査の依頼を受ける
 場面から始まっています。

 そして、探偵が失踪人の行方を追うなかで、
 彼らが失踪せざるを得なかった状況が浮き彫りになり、
 そこに現代社会の歪みや不条理が映し出されていくのです。

 紺屋も、自分と同じく、傷ついて東京から出戻った失踪人、
 佐久良桐子に対し、シンパシーを抱くようになるのですが……。


 終盤、巧妙に張り巡らされていた伏線が回収されることで、
 物語が鮮やかなツイストを見せ、事件の構図が反転する
 展開は、圧巻です。


 そして、現代において、ただ「普通」であることが、
 いかに困難であるかを改めて痛感させられます。


 それでも、今回の仕事によって「再起」は果たした紺屋。

 戦慄すべき結末ではあるものの、彼が最後にもらす、
 落語の下げのような述懐には、意外なしたたかさも
 含まれているように感じるのです。


概要:ラストはちょっとホラー?なミステリーです
本文:安定した生活を求めて日々過ごしていたのに、それが叶わなくなってしまい、
田舎に戻って再起復活のため犬探し専門の探偵事務所を開くという話です。
そこに舞い込んできたのは人探しと古文書の解読だったわけですが…。
この二つの依頼は早くから繋がりをみせ、どうなるのかなと思っていたら、
思わぬラストが待っていました。
謎の全てはどこまでも冷静に考えての行動の結果でしたが、人間は追い詰められると
怖いと心底思いました。

概要:紺屋S&R・開業
本文:とある事情のため、職を辞した25歳の青年・紺屋長一郎が
犬専門(!)の調査事務所〈紺屋S&R〉を開き、再起をはかろうとする物語。
(ちなみに〈S&R〉とは〈サーチ&レスキュー〉のことです。)


著者の作品としては、はじめて成人が主人公を務めます。

人物造形や設定、文体は樋口有介氏の諸作を彷彿と
させますが、よりドライで現代的な雰囲気です。


本作において大きなテーマとなるのは、ネットという
環境下で増幅され、連鎖していく人の悪意です。

現代においては、第三者であったつもりが、いつのまにか
当事者にされ、理不尽な暴力にさらされる可能性がある――
という現実の酷薄さに、今更ながら戦慄をおぼえさせられます。


もっとも、何事にも「闇」があれば「光」もあり。

本作では、ネットの「善」の象徴として、紺屋のチャット仲間・GENが登場します。
紺屋にとってGENは直接の面識こそないものの、あらゆる相談に親身に応じてくれる存在。
そもそも紺屋S&Rも、彼(彼女?)のアドバイスをきっかけにはじめたものです。

こうしたGENの人物造形は、著者の〈古典部〉シリーズに登場する折木供恵と通底
しており、作中に直接姿は見せないけれども極めて重大な示唆をもたらす存在
――いわば〈彼岸の人〉として形象化されているといえるでしょう。


本作はシリーズもので、続刊も予定されていますが、上記の事情から、
今後GENが作中に姿をあらわす可能性はほとんどないといえます。

しかし私としては、実は紺屋とGENが過去に面識があって……という展開も
おもしろいかなあ、などと妄想を逞しくしてみたりもしていますw


ともあれ、シリーズ第2作『流されないで(仮)』の刊行が待ち遠しいです。




概要:好き(≧ω≦)b
本文:エリート街道まっしぐらだった主人公・紺屋は、銀行に就職すると、ストレスから皮膚病にかかってしまいます。
あまりの酷さに営業にならず、田舎へドロップアウト。
田舎に帰ってからわずか一ヶ月で皮膚病が治り、始めたのが犬捜しの会社。
しかし初めての依頼は人捜し。
さらには、紺屋の後輩で、探偵に強い憧れを抱くハンペーが無理やり手伝い始めることに。

渋々探偵をやるはめになった紺屋と、探偵に憧れてヤル気満々のハンペーとの温度差が笑えますw
『トレンチコート、ドライマティーニ、リボルバー!』調査の間、探偵に浸りきっているハンペーの胸中は、微笑ましいですv

ストレスから抜け殻になっていた紺屋ですが、社会復帰するにあたり、周囲の様々な人がそっと優しく助けてくれるのが、読んでいて心地良かったです。

まず、開業初日から依頼者が来るんですが、それは町役場に勤める大南が、近隣住民に宣伝してくれていたお陰でした。

更に、ネットに詳しいチャット仲間のGENも、知識や技術を使い、紺屋を手助けしてくれます。
無機質な世界に通う人情に、あったかい気持ちになりました。
そして、憎まれ口を叩きつつも、足になってくれる妹。

人捜しは思わぬ展開をみせます。

結果は、ハッピーエンドとは言い難いんですが、私は納得できました。
やたら正義をふりかざす探偵より、好意を抱けるかも…

おすすめですv

概要:「よって件の如し。」にはならなかった事件
本文: 自分が、インターネットも、中世の歴史も中途半端な知識しか持っていないせいなのか、現実にありそうに思えてゾッとしました。
 犬専門の調査員のはずの紺屋も、半シロートのおしかけ探偵のハンペーも、意外と優秀なのですが、それが逆に運のつき…、といった感じでした。

著書名 サーチエンジン・システムクラッシュ (文春文庫)
著者名宮沢 章夫
出版社 文芸春秋
ASIN 4167695014
装丁 文庫
価格 ¥ 550
感想文概要:イメージと現実
本文:80年代をHot-Dog Pressを愛読書にしてきた僕には懐かしい作者。
表題作と他1篇とも、イメージと現実世界、虚構と実を結び付けようとしているが結果上手くいかなかった作品の印象。結びつけは失敗しているが、個々の話は非常に面白く、作者の力量が現れている。しかしながら作品全体としてはいまいちです。

概要:駄目だわ
本文:『数年ぶりに首藤の名前を目にしたのが新聞の報道だったとき、もっと深刻に受け止めるべきだと意識的になったほど僕は冷静で、日に一度はニュースで知るありふれた事件を見るような自分のことのほうが驚きだった。』
 一ページ目の文章だが、こんなうざい文章があっていいのかとびっくりした。下手すぎだ、と思ったが、二十ページくらいからわざとなんだとようやく気づいた。まぁ、わざとこんな文章を書くにしても、肌に合わないことは合わないので、読んでて苛々するのはとめられない。少なくとも、僕はこんな文体認めない。
 テーマ的にはアイデンティティの崩壊、自己(あるいは、街、世界)の曖昧性といったところだろうか。
 だったら、阿部和重のインディヴィジュアル・プロジェクションを読めばいい。別にこれを読む必要性は皆無。

概要:切ない話
本文:直木賞落選作。
でも直木賞受賞してほしかった作!
あらすじは説明が難しいのですが
池袋の1990年代がぐっとくる人にはぐっとくるヨ。
万人向けではないので★4つにしておきます。キモチ5つ

概要:まとまらないが印象は深い
本文:最後まで読み終わっても話の全貌が頭に定着しない。サーチエンジンといってもここで述べられている話はYahoo!のようなサーチエンジン的な話ではない。ところが、全て読み終わるとWebクローリングしてつかれきった気分と同じ印象を受ける。断片・断片がとても印象的で強烈な言葉がちりばめられているが、、、結局まとまらない。そういうお話である。

概要:検索検索
本文:この本の感想を書くのは、非常に難しいと思った。
話が一見、全く完結していない。
きちんと始まって、いろんな要素は最後に向かって収束し、最後はきちっと「はい、終わりました」がある、というのを望む人は、最後で「なんじゃあ」と思うかもしれない。

しかし、それが異様にリアルなのだ。
現実として、物事がきちっと始まってきちっとそれらしく終わる、ということなど、そうあるものでもない。まして、この小説は、「いつもとちょっとズレたところに手を出すと、いつもとちょっとズレた世界が現れて、しかしそれも間違いなく現実で」という話。
いろんなところにパッと何かが湧き上がるが、それが何を意味するかなんてはっきりとは分からないし、何かを意味するのかと考えるのもナンセンスな場合だって、少なくはないだろう。


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