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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 トー 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 ロボット残党兵 (1) (リュウコミックス)
著者名横尾公敏
出版社 徳間書店
ASIN 4199500995
装丁 コミック
価格 ¥ 620
感想文概要:ぶっ飛びました。
本文:1943年1月、満州国と外蒙古との国境における露軍との戦闘は世界初の兵器人間投入戦となり、高橋技官の開発した28体の「日の丸人」ロボットが勝利した。そして・・・

荒唐無稽なストーリー、荒削りな作画、何が起こっているのか判別し難い墨塗りのような戦闘シーン等々あれあれやれやれと思いつつも、よく理解するために目を頁に近づけて何度か読み返すと、現前に立ち昇ってくる不思議なリアリティー。

頭蓋骨という「限界」から自由になった三船の脳(119頁)が肥大化して独自の進化を遂げるとき、何が起こるのか。続巻が待ち遠しい。


概要:嗜好ストライク。
本文:人の脳を使ったロボット兵器を主体とした架空戦記。
戦中の雰囲気、三船(主人公)の苦悩、ロボットの戦争をこれでもかという程濃い描写で描く様はまさに圧巻。あっという間に1巻読み終えてしまいました。
特に冒頭〜中ほどまでに続く蒙古戦、中ほどからのスパイ合戦、日本以外の濃い過ぎる科学者たちの邂逅等脳味噌が蕩けるほど濃くて面白く、そして熱い。
あと、最後に出てきた美人ドジ(?)指揮官も2巻を心待ちにさせてくれます。「架空戦記」「ロボット」「第2次大戦」等のワードが好きな方は是非。

著書名 ベン・トー―サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
著者名アサウラ
出版社 集英社
ASIN 4086304058
装丁 文庫
価格 ¥ 620
感想文概要:無駄に大きなスケール感が買いです。
本文:夜な夜な狩場に集まるつわもの達。
ある者は豚と蔑まれ、ある者は犬扱いを受け、ある者は狼と恐れられる世界。
そこで繰り広げられる、ジョン・ウーかゴールデンハーベスト映画ばりのカンフーアクション。
命とプライドをかけて彼らが奪い合うもの、それは…『スーパーの半額値下げ弁当』!
ラノベ独特は『初手からの作者独自の世界観』を読者に提示するのがお約束。
その中で微妙に非日常性を謳いにするラノベは数有れど、ここまでみみっちい日常話を無理やりスケールをでかくさせる作者に脱帽。
後書きで本人の書いている通りラブの成分を抜いた『ラブコメ』です。いや、コメディーと言うより『喜劇』ですね。
僕としては編集で削られた『マッスル刑事』が気になります。(笑)


概要:電車で読めない!
本文:たかが弁当、されど弁当。
……でもやっぱり弁当、それも半額で売りたたかれた弁当。
これはそんな弁当を心から愛し、本気で求め合う姿を描いたとんでもない問題作(褒め言葉)です。

とにかく最初から熱い熱いギャグが飛び交います。本人たちは大まじめなんだけど、その大まじめなバトルがどこかズレてて、電車の中で笑いをこらえるのが大変でした。これだけハジケた生活、楽しそうだなあ。
気分が沈んだ時、気分を入れ替えたい時、一冊お伴にいかがでしょう?


概要:跋扈するエキスパート達の熱き血潮
本文:こんな経験はないだろうか。ある世界を知る。興味を持つ。何となくその世界に足を踏み入れてみる。自分で体験してみる。当初は「こんなもんか」くらいの感想を持つ。次第にその世界に馴染んでくる。すると、最初は見えなかった世界が見えてくる。その世界に精通した人達の姿が見えてくる。暗黙のルールがあることを知る。実は自分がそのルールに少し外れていることを知る。そうしたことを修正していくうちにまた少し馴染んでくる。一定のレベルに達した頃に仲間が出来る。また新しい世界を知る。いつの間にか結構ディープなところまで足を突っ込んでいることに気付く。自分のことを師匠みたいに崇める者が出て来る。そしてふとビギナーだった頃を振り返ると我ながら恥ずかしくも微笑ましく、結構無礼なこともしてきたなと気付く。そうしてこの世界から抜け出せなくなる。こんな世界の話である。舞台はスーパー。しかも弁当コーナーのみである。ライバルがいる。先輩がいる。他校の人がいる。達人がいる。伝説の人がいる。スーパーの弁当コーナーを牛耳る食材担当者は神である。傍から見れば大変しょーもない世界である。無価値である。しかし、その世界にどっぷり浸かっている者にとって、その世界は珠玉の舞台であり全てが途方も無く価値有るものである。大切なものである。このことが理解出来る人にとって本作ほど心の琴線に触れる作品は他に無いであろう。

概要:大爆笑+実はすごくカッコいいシリアス・ギャグアクション
本文:
半額弁当を懸けて死闘を繰り広げる物語。

 何故半額弁当ごときのために死闘を繰り広げなければならないのか。そう思った貴方、実に正しい。反論の余地もありません。そもそもお前、店に迷惑じゃないのか。こんなもんについていけるか。そんな風につっ込みたくなった人もきっと居るはずです。ええ。私だけとは言わせません。だから読む前に避けてしまう。或いはちょっとだけ読んでみて馴染めないと思って読むのを止めてしまう。そこがこの傑作の最大のネックだと言えると思います。
 裏表紙にも書いてありますが、寮生活を始めたばかりの何も知らないビンボー高校生である主人公は、近くのスーパーで半額になったばかりの弁当を手に取ろうとして、いきなり吹き飛ばされ、昏倒させられてしまいます。それは別にいきなり人外の化け物が現れたとかそういう話ではなく、半額弁当を手に取る際のルールを守らなかったことに対する制裁なのですが…、そんなことを初っ端から、しかもシリアスに書かれてもあまりの不条理に主人公に同情するしかなく、そこだけを読んで「これは面白そうだ」と思う人は少ないのではないでしょうか。

 しかし、これが佳境まで読み進めるとカッコよく見えて仕方なくなってくるのだからたまりません。主人公の受ける仕打ちというか身の回りで起こったことに爆笑しているうちに「半額弁当にかける想い」というのが明らかになってきて、ギャグだけなら、という気持ちを見事に塗り替えてくれました。半額弁当バトルという身近(?)なものならではの、味のあるカッコよさがクセになります。ですので、一度手に取ったのなら最後まで読んで欲しいと切に願います。

 爆笑度については他の方々が仰っている通りすごくいいです。私が読んだライトノベルの中ではぶっちぎりのトップです。本当に声に出して笑ってしまいます。読んだのが自宅でよかったと素直に喜べます。

 ちなみに第二巻もかなり面白いです。表紙の登場人物の説明欄にも読者を笑わせてやろうという心意気が垣間見え、こんなに面白くて第三巻は大丈夫なのかと素直に心配してしまうほどです。




概要:石岡くん・・・
本文:半額弁当に情熱を注ぐ熱血コメディ。

半額弁当を買おうと手を伸ばした佐藤洋は
突然何かに吹っ飛ばされ床に倒れていた。
そこは半額弁当をめぐって戦いが繰り広げられる
<狼>たちの戦場だった。

主人公の洋は「氷結の魔女」と呼ばれる先輩、槍水仙に出会ったことをきっかけとして
半額弁当に対する情熱に目覚め、その想いは最終的に確固たるものになります。
その他のキャラも個性的で、洋の戦いにおいての成長に重要な役割を果たします。

一つ一つのギャグがとにかく面白くて爆笑です。
シリアスな雰囲気での戦闘、その目的が半額弁当という
ギャップがこの作品においての根源的な笑いの要素です。

読後感も非常に爽快で久々に楽しめた作品でした。

著書名 「いいこと」が起きる子どもの習慣
著者名親野 智可等
出版社 PHP研究所
ASIN 4569703291
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,260
感想文概要:子どもに習慣をつけるのには、どうするとうまくいきやすいのか、という内容。ちょっとタイトルとひらきがある気がした。
本文:親野先生の本は好きでほぼ読んでいる。
この本は、いつも先生がおしゃっている、合理的な努力の考え方と事例集的な本。これまでの本の内容とかぶる点もあるが、復習する感じでよかった。
いつも通り、子どもの立場に立ち、子どもの目線から親を導くスタイル。
小学生くらいのお子さんを持ってる人には、より現実的に読むことができると思う。
タイトルを「こういった習慣がつくと、子どもにいいことが起こる」と読んで期待したのだが。
内容的には子どもに習慣をつけさせるために親が何をするのか?ということに終始した本だった。
そういった意味では、自分がタイトルに期待してた内容とは違った。
なので星は4つ。

概要:実行したいことが沢山あります
本文:親野先生の著書は何冊か読ませていただいています。
どれも、理想論ではなく、具体的で、すぐに取り組めるアイデアがいっぱいです。
『「いいこと」が起きる子どもの習慣』では、子供の日常生活で、なかなかできないこと(「忘れ物をしない」「早く起きる」「ゲーム・テレビの時間をまもる」などなど)を
親が子供と一緒に解決していく具体的で易しい方法が載っています。
とても参考になるな〜、と思いながら読ませていただきました。
わが子はまだ2歳ですが、今後、子供の成長する過程で、何度も読み返して、
必要に応じて実行していきたいと思っています。
お子さんの生活習慣でお悩みの親御さんにはオススメです。

概要:心がとても軽くなります。
本文:親野先生の著書やメルマガに出会って、とても救われました。
できない事には目をつぶることも大切、と教えてくださいます。

大人にだって、苦手なことはたくさんあるはずです。
それを棚に上げて子供を責めるだけでは、解決しません。

片付けが苦手なら、手伝ってあげればいいのです。
忘れ物が多いなら、忘れ物がなくなるような工夫を
一緒に考えていけばいいのです。


親野先生の本をすぐに手が届くところに置いて、
何度も読み返しています。


著書名 凍牌 6 (6) (ヤングチャンピオンコミックス)
著者名志名坂 高次
出版社 秋田書店
ASIN 4253147836
装丁 コミック
価格 ¥ 560
感想文概要:
本文:

著書名 凍牌 5 (5) (ヤングチャンピオンコミックス)
著者名志名坂 高次
出版社 秋田書店
ASIN 4253147828
装丁 コミック
価格 ¥ 560
感想文概要:おもしろい・・・・が
本文:主人公は卓上で死のうと決意し切腹をしてそのまま麻雀をします。敵もなぜか仲間割れをして試合が急展開。
なかなかおもしろい・・・・・・ですが一カ所誤字があります。
○麻雀では自信がある
×麻省では自信がある
出版社に送ったところ誤字を認めて交換してくれるかと思ったら在庫すべてがこの誤字があるらしい。買うならもう少し待つべきです。

著書名 赤灯えれじい 15 (15) (ヤングマガジンコミックス)
著者名きら たかし
出版社 講談社
ASIN 406361686X
装丁 コミック
価格 ¥ 560
感想文概要:普通だったからこそ、よかった作品
本文:地味なほど普通の恋人同士の物語を淡々と語りながらも目を離せないほどの魅力を発する傑作だったと思います。最近の漫画のトレンドがどんどん刺激的な方向へ
エスカレートしているにもかかわらずこんなにも優しい漫画を描いてくれたきらたかしさんにはぜひお礼を言いたいです。

特によかった点と言えばサトシとチーコが本当にゆっくり、それはもう読者である私ですらよく気がつかないほどゆっくり変わって成長して行く所でした。あとから‘こいつなんか成長してないか?
チーコもちょっとは女の子っぽくなったかも’と、そんなささやかな変化に気付いた時にはなんとなく幸せな気分になることが結構あってそれがまたいいと思いました。

就職を目前にして周りから相当なプレッシャーを感じている私ですが、この漫画だけは私に‘あんたも焦らへんで自分の人生しっかり歩いていけや!’と励んでくれるようで無性に嬉しかったです。

誰が読んでも面白いとは思いますが、自分の人生に確信が持ったない20代の方には力を入れてお勧めします。

概要:普通によかった
本文:普通の二人の恋人を描いていくマンガですがおもしろかったです。普通の恋人同士が悩むような事や仕事の事などリアルに描けててよかったです。20代前半ぐらいの人が一番共感できるんじゃないかなって思いました。

概要:あのー
本文:とにかく絵がプロと思えないくらい下手。ヒロインの顔は有名人をそのまま描いただけで全くオリジナリティがない(明らかに写真をトレースしてると思われるときがあった)。ストーリーも駄作としかいいようがない。

概要:最後まで描き切った傑作
本文:あしかけ4年の連載、長かったなあ。派手さはないけど、淡々と、確実に、丁寧にエピソードを積み重ねてきた良作です。なんてことはないラブストーリーなんだけど、読み終わった後の気持ちは「めぞん一刻」にも通じるような。・・・ひょっとしてこれって傑作じゃないでしょうか?
 最終巻でチーコがやたら可愛く描かれていたのは、結構狙った「最終回作画」かもしれないですね(笑)。新潟の浜辺のシーン、そして大阪の現場シーン、どちらも決まっていたと思います。物語の着地のために、作者がずっと用意していたものなんでしょうね。
 まあただ、最終話の展開だけは、「王道」なのか「陳腐」なのかは微妙なトコロかも知れません。(それでも、驚きアセってパージをめくるのが速くなってしまいましたけど。)
 登場人物全員に愛情がある描かれ方をしているのが良いです。シゲだけはどうも突き放した感じだったけど、これは作者自身の投影だったということで納得。
 「下流」で「せつない」感じがキライでなければ、これはぜひオススメの作品です。暖かな気持ちになれます。

著書名 恋のはなし (新書館ディアプラス文庫)
著者名砂原 糖子
出版社 新書館
ASIN 4403521819
装丁 単行本
価格 ¥ 588
感想文概要:エロくて良かったです。
本文:砂原さんのキャラ描写が好きです。エロ描写も好きです。
これもとっても面白く読みました。
砂原さんの持ち味が出てて良かったと思います。萌えました。
ディアプラスだってちゃんとエロい作品があるんだな〜という1冊です。

概要:おもしろかった
本文:最近、砂原さんの作品を読みはじめたのですが、これ面白かったです。
最初、多和田を利用しようとしてた新山がどんな風に多和田にはまっていくのか楽しみながら読めました
苛めて泣かせるHもよかったです。

概要:ツボです!!
本文:ゲイであることに罪悪感を感じ、恋に奥手な多和田が、ちょっとした行き違いから恋をした相手は、女癖が悪くて奔放な新山。脚本家である新山は自分のドラマのネタに使おうとゲイのふりをして多和田とつきあい始めます。新山に惹かれた多和田は、どきどきしながら恋に落ちていき、新山も興味本位だったはずなのに、多和田に対して自分で自覚のないまま誰にも感じたことのない想いを抱くようになり・・・・。

恋ってそういうものだなあとしみじみ思わされました。いつの間にか誰よりも大切な人になって、独占欲や嫉妬で苦しくて、出会わなければよかったと思うのに、離れることができなくて。
素直に恋に向き合う純情な多和田も好きだし、わがままで勝手なくせに、多和田にメロメロになっちゃう新山もかわいい!そしてちょっと鈍い石野も憎めない!久々にツボにはまったお話です。

概要:久しぶりのヒット”大人の澄んだ恋”
本文:本当に久しぶりに自分の中で大ヒットした作品でした。
恋をするってこんなに人に焦がれることだったよなぁって胸の奥まで浸み込んできます。

主人公の多和田は同性愛者であることを凄く罪悪感を感じている、非常に真面目な男です。
その純粋さや誠実な姿勢が読んでいて好感を抱かせ、余計にままならない恋の苦しみが痛い。
もっと楽になればいいのに。どうしてそんなに自分を責めるの?と声をかけて肩を叩いてあげたいと思う受けです。
攻めの新山は、正反対で世慣れた男でストレート。
最初はまったく本気ではなかったけれど、出会ったことも無いような純粋で誠実な多和田に惹かれていく…というような展開です。
舞台や展開も無理がなく、日常のちょっと特別なシーンという程度。
身近な分、心理描写の細かさが生きています。

一番ポイントなのは彼らが30近い大人の男であるということ。
これがもし、学園モノとか十代のやりとりなら「ふーん」で終わるのですが、
彼らの年齢が年齢なので切なさや優しさ、恋しさや愛しさがいかに尊いものなのか…
読者が真摯に受け止められます。
純愛、純愛…というような押し付けがましさがありません。
まさに題名どおり「恋のはなし」です。

BLの気持ちの部分を大事に読みたい方にオススメの一冊です。

概要:表紙のイメージより安心して読める恋愛物
本文:ゲイである自身の性癖に罪悪感があるホテルマンの多和田は29年間恋愛経験無し。かつて好きだった親友の石野から男を紹介してもらうことになり待ち合わせ場所に…。現れた男新山に、雰囲気や外見が好みで惹かれてしまうが彼は実は別人だった。新山は親友石野の従兄弟で、紹介する男の都合が悪くなったことを伝言するために現れたのだが、興味本位でゲイの振りをしてしまう。

内容的には劇的な事件はないのですが、偽りから始まり、新山は多和田を自分の仕事のネタにしてしまったり、そして新山は根っからのノーマルで遊び人。
結構波乱を感じさせる設定がおおありです。
惹かれあっていることを自覚してからの二人でも、もろもろの問題点がすれ違いを作ります。
なので、はなしはぐいぐい引き込まれあっという間に読みきれました。
萌えポイントは、多和田が過去好きだった石野と新山が従兄弟で何かとそこが嫉妬の要因になって新山の思いが熱くなるところ。
年上なのに、常に敬語で話す多和田の乙女っぷり。
新山のいじめっ子体質、しかもベッドではさらに言葉攻め。
そんなところでしょうか。
なにせ多和田が純真無垢なのでエッチシーンもいつもより充実、イラストも大人っぽいのですが、淡い感じでよい気分で読めました。

著書名 セブンティーン・ドロップス (新書館ディアプラス文庫)
著者名砂原 糖子
出版社 新書館
ASIN 4403521231
装丁 文庫
価格 ¥ 588
感想文概要:深い〜ぃ話
本文:受けが、男前過ぎて、皆が惚れちゃうのが、納得できますな。
よく、受けが異様にモテるって設定がありますが、そんなに魅力的か?っと、突っ込んでしまう作品がありますよね。
この作品に出てくる受けは、そんな突っ込みご無用です。
本当に魅力的なキャラで、実際に存在しても、モテるだろうなと思わせる男前さで、作中も地味にモテまくっています。
見せ掛けのかっこよさじゃなく、中身の詰まった、男前受けに、読書の心は奪われるはず。

概要:初恋を思い出しました。
本文:小学生の頃に転校してしまった侑(ユウ)を大好きだった広久(ヒロヒサ)。
そして、高校での再会。
広久の不器用な性格とは違う華やかな侑という対象的な二人が、『恋』によって自分の殻を破って『変わっていく』物語りだなって思いました。
甘酸っぱいセブンティーンの心を砂原サンはとても上手に表現してますよ★
砂原サンの作品は当たり外れがありますが、この作品は当たりです★『夜明け前には好きと言って』が好きな方にはオススメ★
読んだ後は、初恋の人に会いたくなっちゃいますよ★(笑)

概要:乙女攻
本文:この攻はたまたま恋愛経験豊富だったから攻になれただけで、もし経験なかったら受になってただろうと思うほど乙女的思考の持ち主です。女々しいんだけど、それが愛おしく感じられる子で、少女漫画で登場したら誰もが好きになりそうな人でもあります。一方受の子は男らしいと言うより、本当にそこらへんにいるおとなしめの男の子。けど攻とは違ったかっこよさを持っています。どちらも人間として本当に魅力的で、それがかなり私のツボに入る作品でした。

小学校のとき一目惚れした相手と高校で再会し、高校生活を送るなかで不器用に恋愛していくという作品なのですが、高校生の生活っていうか雰囲気がすごくリアルで、思わず自分の高校生時代を思い出して恥ずかしくなったり羨ましくなったりしてしまったほどです。不釣合いにかっこつけることもなく、等身大の高校生の恋愛。文章の流れがとてもスムーズで、安易にエロシーンに突入しないのもいいと思います。1,2度入るエロシーン自体もそこまで激しくないというか、感情のぶつかりあいの結果という感じ。小説は一度読んだらそれっきりってことがほとんどなのですが、これは何度となく読み返してしまいました。とにかくひとつひとつのエピソードがせつなくって可愛いんです。それに、女装シーンがないのが特に好印象ですね。やたらに読者の欲求満たす作り方をしたら、こんな雰囲気の作品にはならなかったと思うので。また、佐倉さんのイラストがすごく合っていて、久しぶりに心底買ってよかったと思える小説に出会えました。絶対に買って損はない作品です。

概要:実はおくが深い
本文:砂原さんの本を読んだのは二冊目です。前作が「夜明けには好きと言って」という、大人心理物だったので、年代が下がってて、文体も変わってて、驚いてしまいました。なんか、同じ方が書いているとは思えない…。それほど、書き分けられているということなのですね。
三冊目に読んだ「斜向かいのヘブン」も、まったくかぶったところのない作品で、三作読んで、こんなに全部まったく違う印象にさせる作家さんは初めてです。いったいどこら辺がこの方の本領なのでしょう…???
この本は高校生、恋の初心者ヒロと、恋に手馴れたイケメン侑(ゆう)の、不器用な恋のお話。くそまじめヒロの、タンタンとした視点で書かれてるせいで、タンタンと読んでしまうけど、実は深いのかなぁ、と後から気づく。何度か読み返すといいのかもしれないですね。
なにせ上手いので読後はいいかんじなのですが、好みとして「夜明け〜」が絶対的に好きなので、相対評価として星は四つです。




概要:俺を好きになってよ
本文:読後感のとても良い作品でした。
ヒロは背も低め見た目も大したことは無い、その上17歳とは思えない真面目人間。自分でもつまんない人間だと思いがち。でも見る人が見ればとても男らしい奴、「小さいくせに男」なんです。
侑はパッと目を引く外見に、人付き合いがとても良い。でも考え方が何か軽いんです。みんなが好き、広く浅くという感じ(本人無自覚)。
ヒロは文字通り初めて恋をし、侑は初めて自分が必死なる恋をした。
触りたくてもヒロに嫌われるのが怖くて、メールがしたくても逢いたくてもヒロにウザがられるのが心配で控える侑。
侑に気持ちを伝えなきゃと思うのに口下手で上手くいかないヒロ。
かみ合わないながらも必死に恋をする2人の姿が良いです。
学際で女子に誘われる侑を行かせたくなくて、無意識に窓の下でヒロから侑の手を握ってしまったシーンが好きですね。
麻美に「次の恋はしません」と言い切ったヒロに心がジンっと来ました。初恋でそんな事生ぬるいとも取れるけど、言い切れる彼の若さと2人の関係に、羨ましさとそうなって欲しいと願う気持ちが溢れました。
イラストは佐倉ハイジさんで作風にピッタリ合っています。

著書名 鬼燈の島~ホオズキノシマ 2 (ヤングガンガンコミックス)
著者名三部 けい
出版社 スクウェア・エニックス
ASIN 4757524056
装丁 コミック
価格 ¥ 540
感想文概要:心の眼で真実を見極める『夢』さえもトリックアイテムに置き換える、刷り替え妙。
本文:★5の上。
非日常に日常的に侵食されることの恐怖を描いた現代劇ミステリな表題作長編『鬼燈の島』の第8話から第13話までと、滅茶ステキな幻想奇譚『トガビト』を収録した第2巻は著者の19冊目。
ほか、『鬼燈学園裏山の道略図』1頁。後描き漫画『非日常的な日常』4頁。

勘違いによる恐怖はもはや慢性化し、子供達はついに結束します。
脱出を企てた子供たちと阻止しようとする大人たちによる壮絶な鬼ごっこの始まりです。
盲信してるため子供たちは真剣勝負。窮鼠猫を噛むよろしく、手加減無しの反撃に、さしもの大人たちもさすがにブチキレ。

ここまできて『過去ここで事故で死んだ者がいる』『何かを闇に葬るまでは幽閉しなければならない子供たちがいる』『園長は何かを催促されている』ことくらいしか未だに確定しておらず、核心部に至っては何一つ解けそうで解けません。

冒頭部で、鬼気迫る想いで何かを訴えようとした雪乃の語られなかった言葉こそを想像してみてくださいまし。

雪乃が潜入捜査官という線はありがちすぎて無さげですが、実は桑舘が最後の瞬間に命がけで子供たちを護るんじゃないかとか、墓がある=死人をトリックと信じるなら、ワンピース少女は何を訴えようとしているのかとか、そして物語の根底にある『闇に葬らなくてはならない存在』も含めて、噛めば噛むほど味わい深い作品です。

8頁のカラー部が1巻同様モノクロ落としだったことで★5の特上はオアズケ。

ことオリジナル長編では徹頭徹尾『自らの手を汚そうと護るために闘う』人間ドラマを描き続けてきた三部けいの作家魂を信じるなら、この作品が大人のエゴを見せるためのドラマでないことは明白。無論、幕を閉じた瞬間の拍手の大きさでしか真の評価はできませんが、敢えて『至高の名作』と呼ばせてもらいます。

勘違いや妄想が産んだ恐怖を目一杯膨らませ、ともあれ物語は3巻へと続きます。

著書名 凍牌 4 (4) (ヤングチャンピオンコミックス)
著者名志名坂 高次
出版社 秋田書店
ASIN 425314781X
装丁 コミック
価格 ¥ 560
感想文概要:
本文:

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