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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「
薬
」関連の書籍をご紹介しています。 |
| 著書名 | 今日の治療薬 2009―解説と便覧 | ![]() |
| 著者名 | 浦部 晶夫 | |
| 出版社 | 南江堂 | |
| ASIN | 4524253513 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 4,830 | |
| 感想文 | 概要:医師必携 本文:「今日の治療指針」「今日の治療薬」「治療薬マニュアル」は、医師として、毎年買い続けるべき、本である。 概要:標準型の医療従事者用の医薬品集として 本文:情報量(ただし、情報の質とは考えないでいただきたい)、および、値段の高い順に主要類似本を一覧化すると次の通りとなる。 医学書院 治療薬マニュアル 2009 (2009) じほう 今日の治療薬 2009―解説と便覧 (2009) 南江堂 治療薬ハンドブック2009 薬剤選択と処方のポイント この『今日の治療薬』は、医療従事者が「常に」読む本として認知されている。医学書院の詳細な「治療薬マニュアル」とは、指向が大きく異なると考える。医学書院 治療薬マニュアル 2009 (2009) と 南江堂 治療薬ハンドブック2009 薬剤選択と処方のポイント の両者の良い点を取り入れているという捉え方もある一方、逆に言えば、この両書があれば、本書は不要であると考えることもできる。 概要:活躍しそう 本文:今日届きましたが、分かりやすく書いてあり今後の勉強のお供に活躍しそうです。 | |
| 著書名 | 治療薬マニュアル 2009 | ![]() |
| 著者名 | ||
| 出版社 | 医学書院 | |
| ASIN | 4260007521 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 5,250 | |
| 感想文 | 概要:医師 本文:「今日の治療指針」「今日の治療薬」「治療薬マニュアル」は、医師として、毎年買い続けるべき、本である。 概要:患者用の医療用医薬品集としても有用 本文:情報量(ただし、情報の質とは考えないでいただきたい)、および、値段の高い順に主要類似本を一覧化すると次の通りとなる。 医学書院 治療薬マニュアル 2009 (2009) じほう 今日の治療薬 2009―解説と便覧 (2009) 南江堂 治療薬ハンドブック2009 薬剤選択と処方のポイント 薬剤師・医師を中心とした専門職向けであることをコンセプトに編集されているが、長期間にわたって、治療が必要とされる患者等にも、薦めたい一冊である。 今や、医薬品の医療従事者向けの添付文書は、インターネットで誰もが見られる時代となった。そのような中、医薬品に関する本の記述においては、体系性・可読性・臨床成績などが重視されてきていると考える。良い医師や良い薬剤師は、「患者が事前に学んできてくれると説明するのが楽であるし、より患者の望む方向の治療を行うことが可能となる」と認識している。 家庭用の医薬品事典なども多数発売されているが、これらはインターネット上で広く公開されている体系性・添付文書の範囲でのみの掲載となっている。 概要:圧倒的情報量 本文:正直見やすいとは言えない。分厚いので持ち運びに不便。 しかし、一番情報量の多い医療用医薬品の辞書でもある。 必要な情報を探すのにちょっとした慣れが必要かもしれないが、 添付文書+αの事が書いてあるので慣れれば非常に有用である。 特に処方箋と向き合う薬剤師は個人で1冊持ちたい辞書であると思う。 概要:薬剤師なら必携 本文:私は病院勤務の薬剤師です。この本は毎年発売されているのですが毎年購入しています。現在販売されている医薬品のほとんどが記載されています。基本的に医薬品の添付文書を要約してある本ですが図解薬理、識別薬品等も書かれていますので現場で役立ちます。ちなみに私が働いている病院の薬剤師のほとんどはこの本を購入しています。 | |
| 著書名 | 医者からもらった薬がわかる本〈2009年版〉 | ![]() |
| 著者名 | 木村 繁, 医薬制度研究会, | |
| 出版社 | 法研 | |
| ASIN | 4879547050 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 2,500 | |
| 感想文 | 概要: 本文: | |
| 著書名 | 治療薬ハンドブック2009 薬剤選択と処方のポイント | ![]() |
| 著者名 | 堀 正二 | |
| 出版社 | じほう | |
| ASIN | 4840739099 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 4,410 | |
| 感想文 | 概要:使いやすい 本文:知りたい情報が載っていると思います。 (他の薬の本にも載っているかもしれませんが。。。) 個人的に知りたかったことは、 薬の値段、後発品だとどれになるのか。 腎障害の人に対するおおまかな投与法、 そして妊婦に対して使用していいかどうかのおおまかな目安。 以上が見やすく載っており使いやすいです。 概要:この辞書と一緒にがんばります! 本文:薬局で使っていますが、1冊で知りたい情報がほぼ確認できるので便利です♪ 書店ですすめられて購入したのですが(ama●onさんすいません)、 何冊も本をひっくり返さなくてもいいので、出番が多いかな。 患者指導のポイントがもっとたくさん載っていると助かります。 これからも、勉強したいと思っています! | |
| 著書名 | こころの治療薬ハンドブック | ![]() |
| 著者名 | ||
| 出版社 | 星和書店 | |
| ASIN | 4791106539 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 2,730 | |
| 感想文 | 概要:素人にもわかりやすい! 本文:神経症やうつでいくつかの精神科にかかりましたが、どのドクターにも薬の詳しい説明は あまりしてはもらえませんでした。ネットで調べれば情報はいくらでも出てきますが、 本であればいつでも持ち歩け、必要な時にすぐに情報を引き出せる点がとてもいいです。 実際のエピソードも参考になりますし、服用している薬が合わない等、 他の薬の処方をお願いしたい時などに、とても参考になる1冊だと思います。 (いやな患者と思いますけど) 素人にもわかりやすい内容で、とても便利な本だと思います。 概要:〜心療内科の薬が良く解る〜 本文:現代はストレス社会で在る。 そんな中、誰しもが「うつ病」や「パーソナリティ障害」に罹るリスクは高い。 一昔前では、差別などの対象に成りがちで在った心療内科で在るが、近年では、 そう言った考えは随分少なくなり、多くの人々が心療内科に訪れる時代となった。 心療内科での治療は基本的にカウンセリング/投薬治療の二種類で在り、 其の内の後者、特に患者に執っては、十分な説明も無く心に関わる薬を服用する事は不安感も強い。本書は、現場の医療者や医療関係者の為に書かれたモノでは無く、患者側が、自身が服用する薬を詳しく知る為に存在する。 内容はとても解り易く、実際に服用したエピソードなどが詳細に書かれて居り、 心療内科に罹る人には必ず価値の在る一冊で在る。 概要:勉強になった 本文:精神科の主用薬剤を網羅した解説書。 薬剤ごとに、薬理説明、用量例、実際に処方したときのエピソードなどが大変見やすく書いてあって、巻頭にはカラー写真も載っています。 索引が引きやすかったし、英名索引があるところも良かったです。 勉強になりました。 あと、2008年版の表紙はちょっとメタリックなクリーム色で(シャンパンゴールド?)でとっても綺麗です。 概要:本当にハンドブック 本文:メンタルの薬のハンドブック。 医療関係者などの専門家向けに出版されたものだか、エンドユーザーである患者に とってもわかりやすく書かれていると感じた。 1つの薬剤を簡潔に2ページにもまとめられている。 第4版を改訂されたものでページ構成が第4版とは少々変わっているが、処方の実 際の解説やワンポイントアドバイス は変わらずに記載されいるのでどういう状態の時 に主に使われるのかがよくわかった。 一般的な薬の解説本とは、違った点でも専門書の1つでもあるけれど読みやすいと感じる 自分が飲んでいる薬をちょっと確認するのには、とても便利な本であると感じた。 第4版と比較してジェネリックや新薬についても多く記載されている点が良いと感じる。 また、ひとりの著者ではなく、複数の方で分担執筆されているので、薬剤は違うが、 様々な目線からの症例などが挙げられ ているので、それぞれの執筆者の臨床上のご苦労 や効果があったときの喜び感が伝わって きました。 メンタルの薬のこと知りたいことがあったときにも簡潔にまとまっているので、読み やすくアドヒアランスの向上にも繋がる1冊であると思われる。 | |
| 著書名 | 薬ミシュラン | ![]() |
| 著者名 | 相田 くひを, HORUS, 久里 葵, 望月 美英子, SSRI, 綾瀬 務, 下関 マグロ, 安田 理央, | |
| 出版社 | 太田出版 | |
| ASIN | 4872334892 | |
| 装丁 | 単行本(ソフトカバー) | |
| 価格 | ¥ 1,680 | |
| 感想文 | 概要:読み物としては秀逸 本文:向精神薬について、本気で知識が必要な人にとっては 主観的な情報が多くて役に立たないかも。 けれど、薬に頼る人がどんな心理で薬を飲むのか こういう薬を飲まない私には、とっても参考になりました。 概要:2000年時点での最新薬辞典 本文:向精神薬使用者のライターが中心となって書いた心の薬の本 さすがに2000年1月1日に出版された本なのでその時点での情報となる. いまではバイアグラはニセモノが出回り,発毛促進剤としてプロペシアという 名称で日本で発売されている情況などさすがに古さを感じる. しかし,ココロの薬に関してはちゃんと素人でもわかるように 分類されており,どのような種類の薬なのか,ほんとうに効くのか などに関して実体験をもとに構成されておりわかりやすい. 古い本だということを差し引くと評価が高くないが,ちゃんとそれぞれの 薬が評価されていることは評価されて良いのではないかと思う. 概要:まず表紙が良い 本文:何とも興味をそそられる本です、薬を鑑賞するのが大好きな私は迷わず購入しました。 禁忌がきちんと記されていたり、応用の仕方なんかは危ないかもしれないですけど、覚えておいて損は無いと思いました。 薬が一つ一つカラーシート付きで載っていたら尚最高だったのですが… そしてエリミンの情報が無い事が残念です 短時間型BZP系の依存についても詳しく書いてあり、裏な部分を隠していない所も好き。 因みにデパスも依存し易いです 最新版が出たら迷わず買う一冊です。 概要:危険性もある 本文:この本には、いい面と悪い面がある。 薬の種類や用法などに詳しくなるのはいいこと。 一方で、違法ではないがやったはいけない薬の摂取方法や、 大量に服用すると自殺にも使える使用法など…。 買う人の”自己責任”で読んでもらうしかないが…。 概要:この手の本は賞味期限がありますのでご注意を 本文: (このレビューは2006年6月現在のものです) 内容は1999年7月現在ということで、賞味期限は切れています。 実用書としてはあまりおいしくいただけません。 ただ、読み物・あるいは「ダメ人間」の90年代資料としてはいまだ消費期限は来ていないと思われます。相田くひを氏の「日本の製薬業界と医学会のちょっといい話(ダークサイド話)」は、読み物としてもなかなか面白いし、様々な薬についての話題は、雑学的知識欲を満たしてくれます。 なにより、90年代の「完全自殺マニュアル」の系譜、というよりも同著者の「人格改造〜」からの「薬で脳をいじる。そして楽になる」という絶望的な「希望」でいっぱいのあの時代を感じさせます。 自殺が社会現象になっている昨今、死なない方法として一つの提示をした本(のひとつ)として評価されてもいいと思います。 | |
| 著書名 | からだビックリ!薬はこうしてやっと効く ―苦労多きからだの中の薬物動態― (知りたい!サイエンス) | ![]() |
| 著者名 | 中西 貴之 | |
| 出版社 | 技術評論社 | |
| ASIN | 4774136816 | |
| 装丁 | 単行本(ソフトカバー) | |
| 価格 | ¥ 1,659 | |
| 感想文 | 概要:MRさんの説明への理解が深まる 本文:薬についての本ですが,その体内動態に話題を絞ってわかりやすく書かれています.それはすなわち,製薬メーカーが薬の開発研究をするときに,どんなことに気をつかっているかにも通じることだと分かります.これを読むまで1日1回の薬はそういう性質を持った薬剤がたまたまできたんだろうかとしか思ってなかったのですが,実は長時間持続して作用させるために,体の中の邪魔者をどうやって通り抜けるか,または利用するかを細かに考えられているのだと理解しました.説明に来るMRさんとの会話も1段深いところでできるようになります.(薬学の勉強をちゃんとやっていたら分かっていたことかもしれませんが) 日本発の画期的な技術も紹介され,これから出てくる新薬が楽しみになりました. | |
| 著書名 | 医者からもらった薬早わかり事典〈2009年度版〉 | ![]() |
| 著者名 | 森川 明信 | |
| 出版社 | 主婦と生活社 | |
| ASIN | 439113618X | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,995 | |
| 感想文 | 概要: 本文: | |
| 著書名 | 新薬誕生―100万分の1に挑む科学者たち | ![]() |
| 著者名 | ロバート・L.シュック | |
| 出版社 | ダイヤモンド社 | |
| ASIN | 4478005508 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 2,520 | |
| 感想文 | 概要:語り口が大げさで、どこが本当にすごいのか良く分からなかった 本文: 半分くらいで読むのをやめました。かなり大げさな語り口なので、どこまで信じたらよいのか良く分からなくなり、時間の無駄に思えてきたので。 新薬の開発結果がすごいのは分かるのだけれど、まるで全て計算して行ったような話は全く信じられない。もうちっと、山師的なところがあるものだと思うけれど。だから、プラントハンターなんて人がいるのだし。 英雄を描くような語り口ではなく、地に足がついた形で、化学者の姿を描き出すようにした方が興味深かったと思う。 概要:「薬の底力」を確認 本文:最近は薬害や副作用、医療費の高騰から来る「薬不信」の風潮があります。 たとえば、過去10年間で高齢者の肺癌治療にタキサンと胸部CTが導入されました。これらは高価なのですが、結果はみえにくいものです。伸びた平均余命は18日にしか達しません。余命1年延ばすのに403,142ドル(約4千4百万円)もかかる計算になります。(Cancer. Published online October 22, 2007) そういうなか、明らかに人類に貢献した薬があります。こういうブレークスルー薬を7種類あげています(個人的にはリピトールは除外したいですが)。 つまり、アボット社のHIV薬、ノービアとカクテル療法。アストロゼネカ社の統合失調症薬、セロクエル。イーライリリーのインスリン。グラクソ社の喘息薬、アドエア(個人的にお世話になっています)。ジョンソン&Jの抗炎症薬、レミケード。これは効果うんぬんよりも、生物医薬品を世に送り出したことに意味があります。ノバルティス社のグリベック。ファイザーのリピトール。 この本の良いところは、開発者、企業経営者だけでなく、患者や工場の従業員の顔が見えるところです。グリベックの臨床試験に参加するために、スーザン・マクナマラさんと研究者との間でかわされた手紙のくだりは涙がでてしまいました。 また、各会社の歴史もおもしろいです。老舗製薬企業は南北戦争のころからの歴史をもっています。製薬会社は体力勝負ですから、どうやってその体力を手にいれたのかを、知ることができます。 文章も平易で、翻訳も見事です。読み物として、大変おもしろく読ませていただきました。 概要:難病の特効薬に挑む薬学者たち 本文:英文原書「Miracle Medicines」は2007年に出版。その邦訳が本年7月初旬に 出版された。致死的な難病に苦しむ患者の命を救った7つの代表的な「奇跡の薬」を創り出した人々(科学者、臨床医、製薬会社)の英知と執念を描いたドラマ集である。訳者は、東大薬学部出身の薬学博士で、製薬会社の研究所勤務。著者は米国の文系(ノンフィクション)ライターであるが、本書のサイエンス面の記述も正確である。訳者自身があとがきでも触れているごとく、本書を読んで、私が感じた第一印象は、「製薬企業を少し褒め過ぎている」であった。7つの話ともNHK「プロジェクトX」のごとき、困難・努力・成功といった「美談」ばかりだからだ。 業界を熟知している人々は私自身を含めて、「新薬開発の実状は、そんな感動ド ラマばかりではない」「現実の企業人は、そんなに立派ではないし、もっと泥々 としている」と批判したくなる。確かに、企業人をきれいごとのみで語ることは 不可能である。しかしながら、金儲けだけでは説明できない、先端科学に挑戦す る人々、また苦しむ患者を助けたいと熱望する企業人が、少なからず存在するこ とも事実である。本書は、そういう、いわば「例外的な」7つの成功例(美談) だけを選り抜いて収録したものである。もちろん、「失敗例」ばかり載せても、 本は売れない。 この訳本の副題は「百万分の一に挑む科学者たち」である。新薬開発の成功確率 は、現在「百万分の一」以下である。つまり、百のプロジェクト・チームが各々 一万の化合物を合成しても、その成功率は、一以下であるというのが、厳しい現 状である。それに負げず、努力と運を持ち合わせた企業やプロジェクトが少なく とも7つ、新薬を最終的に市場へ出すことに成功した。 本書の第6章に登場する世界最初のシグナル療法剤「グリベック」(癌治療の扉を開く)は、その代表的な例であり、かつ科学的にみて、最も痛快な発明の例である。数年前、スイスの製薬会社「ノバーチス」から市販された稀少難病「CML」(慢性骨髄性白血病)に効く新薬「グリベック」の開発には、その病因 (「ABLーBCR」という染色体上の遺伝子融合) が判明してから、半世紀以上の歳月が費やされている。「ABL」と呼ばれるチロシンキナーゼの阻害剤である「グリベック」の開発には無数の人々が関与したが、その主役は「先見の明」があったノバーチスのアレックス・マターと臨床医のブライアン・ドルーカーであろう。 概要:勉強になった 本文:本書はプロのノンフィクション作家が、膨大な人にインタビューして書いた点が(回想記のようなものが多い)今までの新薬開発物語と違う。それから、患者が登場しているのもよい。糖尿病患者でヒューマログを注射しながらミスアメリカに輝いた女性、また、承認前の臨床試験に参加できなければ死んでしまうとノバルティスCEOに直訴の手紙を書いた白血病患者、など。また、学会発表のあと死が迫る患者から殺到する電話に対応した製薬会社のオペレーターの話も印象深い。 本書には個性的な人が大勢登場する。経営陣にプロジェクトを認めてもらうために、プレゼンで土下座をした研究者には驚く。今日本の製造現場では、こういう人がいるんだろうか。上司、会社の方針が絶対である管理主義について考えさせる本である。また、開発中の抗体医薬がこけたバイオベンチャーの章もすごかった。株価が10分の1になり、資金繰りが悪化、従業員を5分の1まで減らしていくときCEOが脳腫瘍になるが、彼が進めたものが死後にブロックバスターになる。科学技術以上に、研究者たちの意欲が大切であることがよくわかる。 難を言えば、当たり前だが7章ともインタビュー、エピソード中心の、似た流れ、構成になっている。私は勉強のつもりだったから良いが、小説と違って一度に全部読もうとしたら飽きると思う。 概要:内容は良いが、一般向けでないのが残念 本文:【要約】新薬の研究から開発までの流れを、(良くも悪くも)プロジェクトX風に書き上げた本。 【読みどころ】世界の名だたるブロックバスターの研究・開発の経緯を浅く知ることが出来る。特に、プロジェクトの困難(毒性・物性・予算・経営陣との交渉)を、苦労しつつも1つずつ乗り越えていく様は非常に痛快である。私は企業の研究者だが、この本からブロックバスターのぶつかった障壁を知り、どんな薬にも障害はつきものであることに勇気づけられた。そして、研究者の熱い思いや研究に対する自信が重要であることを再認識できた。 【問題点】しかしながら、私が星5つをつけなかったのは、この本の難解さが理由である。内容は平易なのだが、製薬業界特有の言葉がちらほら見られるため、高校生などには不向きである(例えば、薬の『研究』と『開発』の違いが分からない人には不向き)。一応用語には説明があるが、2度目以降はほとんど断りがない。またプロジェクトがぶつかった問題について、どういう問題なのか、なぜ問題なのかが理解できないと、この本の面白みが半減してしまう点も残念である。 【その他】 ・対象は、製薬企業研究者、国立の薬学部生、製薬企業に勤めたいと思う人などが最適であろう。最も適しているのはおそらく製薬企業研究者。 ・日本語訳は良い。原著に忠実でありつつも日本語として読めるレベルであろう。 ・日本人はほとんど出てこない(2〜3人に対し、わずかな記述がある程度)。 | |
| 著書名 | やさしい薬理のメカニズム―薬のはたらきを知る | ![]() |
| 著者名 | 中原 保裕 | |
| 出版社 | 学習研究社 | |
| ASIN | 4051523187 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 2,310 | |
| 感想文 | 概要:おすすめです 本文:いざ復帰したところ、忘れていることが多く、先輩薬剤師に勧められた本のうちの一冊です。 よみやすくて、頭にも入りやすかったです。中原さんの本は何冊か持っていますが、図解がありわかりやすいと思います。 | |
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