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個人輸入代行の『舶来屋』がお薦めする「 障害 」関連の書籍をご紹介しています。


著書名 発達障害の子どもたち (講談社現代新書)
著者名杉山 登志郎
出版社 講談社
ASIN 4062800403
装丁 新書
価格 ¥ 756
感想文概要:“発達障害”について意見を言う前にまず読む本
本文:ADHD,アスペルガー症候群,学習障害,自閉症・・・最近はマスコミでも多く取り上げられる
「発達障害」に関して、いかに思い込みの意見が多いのか、この本を読むと良く分かります。
「世間に広がる誤解」という冒頭で、私自身も随分と“誤解”していることが理解できました。

著者の姿勢が、医学的解説を試みるということではなく、「障害児臨床」現場の根本的問題、
「情報不足」による「誤解と偏見」をなくしたいというところにあるので、
記述も平易で分かり易く、可能な限り症例も踏まえ、イメージしやすいものになっています。

著者の指摘のように、私は「こども虐待」が「発達障害」と関係していることに驚いた読者ですが、
こうした“知識のなさ”を補うだけでなく、
 「良い母親とはgood enough(ほどほどに良い)」(=両親は完璧な親である必要はない)
といった、子どもを育てていくという上でのヒントになるような言葉も色々と紹介され、
非常に心に残るものでした。

「発達障害」に関して、何も知らずに意見を言う前に、まず読んでみる本だと思います。

概要:もう少し具体例が・・・
本文:発達障害の本を読むと、どうしても
「この子は病気(もしくは障害)」という
偏見に近い前提で書かれている為
健康で普通に育っているという情報が
あまりに少ないことが困ります。

評価がよかったので読んだのですが
もっと具体的な成功例を数多く示してほしかったので残念です。
二桁の数字の調査では信頼は難しいです。せめて数千は欲しいですが
医師に逆に言えば、健康な子を把握はできないんですよね。

数分見ただけで、子どもに平気で薬をバラまく病院が多いこと
欧米などの諸外国では学校で客観的な検査がなくして
症状で薬を飲まされてしまう現状。副作用や過剰摂取の問題発生。
早期発見、早期治療と病院に依存してしまうと一歩間違うと恐ろしいことになります。

専門書、診断、検査などをそのまま鵜呑みにせず
困っている子に向き合い、教育や指導でできることを
やっていくのが本当の子どもの為ではないでしょうか。

たくさんの成功例があるはずです。この本を読んで
母親そして父親として子どものためを考え、応用して接して
支援だけでなく、挑戦もさせて成功へと導く。
専門書はそういうためのものだと気づきました。


概要:発達障碍の子供が、皆、幸福な人生を送られますように。
本文: 著者の杉山登志郎氏は発達障碍者を幼少期から成人期まで長期間診てきた人で、データが豊富なので、他の発達障碍関係の本とは説得力が違います。よく一緒にされる精神遅滞と自閉症を合併している知的障碍、高機能自閉症とADHDの違いを解説しています。「第4章 自閉症という文化」「第5章 アスペルガー問題」は、自分では言葉で表現出来なかった自閉症の特性が解説されていて、目から鱗が落ちましたし、自閉症者の心情を代弁して下さっているように感じられて、とても感銘を受けました。自閉症者は一人一人症状は違いますが、このような世界に住んでいるんです。「専門家による治療より、家庭での教育が大切」「特別支援教育の重要性」「薬は必要な時に適量を飲む」を訴えています。正式な診断は下されていないけれど、高機能自閉症を疑っていて、「適切な治療や教育が受けられたら、今頃引きこもり状態にならずにすんだのに」と悔しい思いでいっぱいです。発達障碍について主張したければ、この本を読んでからにして欲しいです。一人でも辛い思いをする発達障碍の子供がいなくなり、皆、幸福な人生を送られますように。

概要:隣人を理解するために読んでもらいたい
本文:精神遅滞と境界知能、自閉症、アスペルガー、ADHD、学習障害、更に虐待から二次的に生じる発達障害まで、本書が紹介する状態像は多様である。
それぞれに事例を加えてあるため、診断基準を読むよりも、具体的にイメージしやすいものとなっている。文章も平易で、読みやすくわかりやすい。
更に、生まれつきか環境かという誤解のもととなっている原因論を踏まえて、早期療育のコツや特別支援教育、薬物療法までを含む対応の概観を示している。

子どもは育つ力を持っている。大人よりもはるかに大きな変化する力を持っている。
得手不得手があったとしても、そこを補いながら自分の力をよりよく発揮できるように育つことができる。
十分な能力を持ち、十全な教育を受けて成長してきた大人でさえ、年を取るうちに心身の能力は衰えて、他者の力を借りずに生活することが難しくなることも珍しくはない。
どちらの意味でも、人間の能力は不変ではないのだ。だから、障害の診断は未来を否定するものではないことを知っていて欲しい。
適切で十分なサポートがあれば、自立して適応的な生活を送る可能性が増す。そんな著者の祈りを感じた。

概要:発達障害を知りたければこの本から!
本文:「発達障害」について知りたいなら一番最初に読むべきだと思います。
理由は簡単で、「適切な関わりをしていけば、十分に社会適応が可能である」というスタンスで書かれているからです。

「発達障害は治らない」という言葉を耳にすることがあります。
病気や怪我とは違うので、投薬や手術で治ったりすることはないとは思います。
しかしこの表現は多分に誤解を含んでいて、「治らなくても訓練・教育によって克服することは可能」と考えるべきでしょう。

たくさんの子供さんの幼少期から成人後までフォローアップして支援を続ける杉山先生の言葉は力があります。
「普通の子」の枠には入らなくても、自分の生活を支え、自立して生きていくことが出来るなら大丈夫…そう言ってもらっているように思えます。

勉強すれば勉強するほど、自分自身に対するアスペルガー症候群・ADHD・協調性運動障害の疑いが濃くなる今日この頃ですが、「発達障害」をはじめてきちんと知ったのがこの本だったことを感謝しています。


著書名 障害をもつ子を産むということ―19人の体験
著者名
出版社 中央法規出版
ASIN 4805817755
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,890
感想文概要:自分自身に重ね合わせて共感しました
本文:妊娠中にお腹の子に障害のある可能性が高いと言われ、悩んでいる時に出会った本です。
【障害をもつ子を産み、育てていくということ】という現実に向き合っている
お母さん達の正直な思いが綴られています。
奇麗事ではなく、生の声を聞いた気がして涙が出てきました。
医療関係者(医者や看護婦等)の対応の悪さに関する不安・不満は自分と重ね合わせて
そう、そうなの!と共感しました。
医療関係者がもっと理解し、サポートしてくれたら親ももっと楽になれるのに。
国の対応も悪く、福祉に対するお金から削られていくという現実。
誰もが障害をもつ子を産む可能性があるというのに、と哀しくなります。

概要:哀しみのきえる日よ
本文: 20年以上、福祉に関わりかつ自分自身が「障害児」を持った者として、又同じような「障害の受容過程」をたどった者として、世の中には「障害児」を持つ者とそうでない者との「超えられない溝」があると、認めざるを得ないのであるが、(内心、そうではない見方もあるとも考えてはいる。)、この手記の中で印象に残り、かつ常日頃考えていることは、誰もが「障害児」をもつ可能性があること、また、そうなった場合の「親の会」あるいは「ピカウンセリンング」の重要性は、いくら話しても話し過ぎると言うことはないということである。病院のNICUや障害児施設は「見えない施設」であるが、ノーマライゼーションとは、そのような「見えにくいもの」を見えるようにしようという思想ではなかったのではないか。ユニバーサルデザインという言葉が、一世を風靡しているようであるが、その言葉のために、大切なものが失われてしまいつつあるのではないかと危惧するこの頃である。この本を手にされる方はどの程度いるのであろうか?可能であれば、高校の「家庭科」の中に、「障害児をもつ可能性があること」をカリキュラムとしてもらえば、人間の幸福と不幸についての思索も少しは深まるのではないかと考える。
 なお、医療関係者のカウンセリングマインドについては、いわずもがなのことである。

概要:一読下さい。
本文:障害をもつ子を産むということに出遭った
お母さんお父さんたちの手記です。

90年代の障害児を取り巻く状況が、
難しい言葉は何もなく、語られています。

これから親になる方や、医療関係のお仕事に就かれる方に
特に一読して欲しい本です。


概要:障害をもつ子を産んで
本文:ハンディキャップを持つ子どもを授かったものでないと、わからない痛みがあります。 でも、この本を読んで感じて欲しい。
その痛みが、喜びや、前向きな思いに変わっていく様に、手助けしてあげる事がどれだけ重要な事かという事を。

概要:きれい事ではない、せきららな体験談。
本文:せきららな体験談に胸が熱くなります。障害を持つ子を産み、今まさに苦しんでいるお母さんには「共感することでの癒し」を与えてくれる内容でしょう。でも、本当に読んで欲しいのはお母さんを支える立場の人たち。父親であり、祖父母であり、兄弟であり…、特に「医療に携わるすべての人」に必読して欲しいと切に願います。そして苦しかった過去を思い出しながら体験談を書いてくださった19人の方々の思いをムダにせず、今後に活かして欲しいです。

著書名 発達障害のある子とお母さん・先生のための思いっきり支援ツール―ポジティブにいこう!
著者名武蔵 博文, 高畑 庄蔵,
出版社 エンパワメント研究所
ASIN 4887205147
装丁 単行本
価格 ¥ 1,890
感想文概要:お父さんにも使える本
本文:この手の本はこういう子供はこうだから、という説明はあれど、それに
対してどう接すれば良いのか、何を指導すればいいのかの具体的な対応法
について記述があまりない場合が多い。
しかしこの本には具体的に何をすればいいのか実践で使える事が色々
載っているので助かる。
付録がとても良くて、子供に何を教えれば良いのかなど普段家におらず
何から手を付けていいのか全くわからない僕のような父親にも大変役に立つ
ものであった。
我が子は発達障害だが、どんな指導をして伸ばしてやればいいのかサポートの
仕方がわかりやすく説明されている本はありがたい。

概要:とても具体的でわかりやすく実践的な本です
本文:親として自閉症は理解したけど、何からどう手をつけていいかわからない。と、言ったときに役立つ実践的な本です。支援ツールの素(ひながた)もコピーしやすく配慮してあるし、パソコンや絵が苦手な人にも心強い一冊です。

概要:即効果!
本文:目の前の子どもに何をすればいいのか、事典みたい使えます。それが特徴だと思います。たとえば、自分が担任している児童・生徒にどんなことがあったらいいか考えて、目次をみる。目次で関係ありそうな項目を引いて、そこから、読んで活用する。といった具合です。素材がたくさん載っているので、そのままでも使えるし、自分の子供用にさらにアイデアを加えてカスタマイズもできるし、即戦力といった感じで使い勝手がいいです。

概要:支援の実践を目指す方に・・
本文:発達障害児は、目に見えないことを考えたり推察したりするのが苦手なので、日常生活では
いろいろ困難なことに出会う場面も多いかと思います。
教師や親自身もどう教えてあげればいいのかわからず、途方に暮れてしまったりしますが、
本書は支援の仕方や用具が具体的に載っているので、実践ですぐに役立てることが出来ます。
パソコンで表やツールを作るのが苦手な人も、本書の付録部分(支援ツールの素)を
コピーすれば利用することも出来ますし、子供の助けになるグッズを使ってみたい方には
お薦めです。(PCが得意な方は著者のHPからDLすることも可能みたいですけど)
支援ツールの良い所は、軌道に乗れば側に誰か指導者がいなくても出来るようになるので、
視覚的な手がかりにより、自分1人で出来る行動が増えるかと思います。
内容的には身辺自立〜料理の作り方、またサポートブックの作り方もありますし、
年齢は幼児〜小学生くらいが対象ではないかと思います。(発達段階にもよりますので
一概には言えませんが・・)

著書名 パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
著者名岡田 尊司
出版社 PHP研究所
ASIN 4569635253
装丁 新書
価格 ¥ 819
感想文概要:分かりやすくは書かれているんだけど…
本文:パーソナリティ障害の原因をメラニークライン・カーンバーグ・コフートの理論から最初に軽く説明してから、各々のパーソナリティ障害について、DSM-4というパーソナリティ障害の診断基準分類に沿って、説明しています。

とても綺麗に分類されている本で、新書としてはとても綺麗な内容です。沢山の臨床例っぽいのが書かれていて、それを元に説明している点は、初めて読む人には良いのではないでしょうか。

でもアドバイスなどははっきり言って「作者の主観の域を出ていません」。私自身パーソナリティ障害の毛を持つ人間だと、はっきりと自覚していますが、この作者の説明を聞いたとしても「それぐらい分かってるんだよ。それを言われて自分の行動直せるんなら医者はいらないよ」と思いました。

そういうわけでこの本は「飽くまでもパーソナリティ障害を理解し、分類するだけの本です」。実際の自分の治療に使おうとする方は注意してください。アドバイスは分かりますが、理論的な本質的な治癒方法は教えてくれません。教育的な体育教師が非行している少年に中立的なアドバイスをしているだけの本のように思えた。

ただし概要的にパーソナリティ障害を知るには良い本でしょう。特に最初に書かれている精神分析的な理論はコンパクトです。

この本のタイトルに書かれている事から考えるに、個人的にはこれは「パーソナリティ障害であるかを見極め、そしてその人とどうやって接するか」を教えている本だと思いました。

概要:もう少し現場の生の意見がほしかった
本文:なぜそういう人格が形成されるのかどう対応したらいいのかが医学的な観点、歴史的な観点で書いてある印象を受けました。もう少し現場(実際に周りのこのような方がいらっしゃる家族等)の生の体験談、克服・対応方法がほしいと感じました。本当に悩んでいる人たちへの知識としての入門書になると思いますが、実際に悩んでいる人たちではなく、研究者の方が書いた本という印象を受けました。

概要:なんとも魅力的な文章に惹かれました
本文:なんとも魅力的な文章を書くひとですね・・精神医学や心理学の、単なる学者さんにはこういう本はなかなか書けないのではないかと思います。

・・離陸した早々に、片羽根が傷ついたからといって、人は飛ぶのをやめるわけにはいかない・・
とか
・・うまくいかないことがあったとき、他人のせいにするのをやめてみるといい・・自分を強くするチャンスなのだ・・孤独に耐える力が、その人を強くする・・

何となく浜崎あゆみの歌を思い出してしまうのですが(笑)、その表現から感じるのは、様々な程度に自己愛が傷ついてゆがんだ、パーソナリティ障害の人々に対する著者の深い愛情です。

概要:分かりやすい入門書
本文:パーソナリティ障害について、専門外の人間でも分かるように易しく書かれた本。専門用語が津波の如くに押し寄せて、読者の意識を遠く眠りの沖へと攫っていったりはしない。分かりやすい実例を挙げて症状を説明したり、パーソナリティ障害の人と接する際のコツ、また自分にそうした一面を見出した人には、克服のポイントなんぞも教えてくれたりする。「自己愛性パーソナリティ障害」だの「妄想性パーソナリティ障害」だの字面で見るとトンデモナイ恐ろしい病気を連想しがちだが、この本を読んでいれば誰でも一つや二つ、「ああ、自分にもこういう部分はあるな」と思い至る項目があるのではなかろうか。
有名人を例に挙げ、この人にはこういった面でこの障害の面影が見えると説明している部分などは、読み物としても面白い。難しい言い回しもなく、気軽に読めるのも長所だ。

概要:トラブルメーカーの対処法
本文:小さな会社でトラブルメーカーの社員を抱えると、それは会社そのものの
存続にさえ、影響してくる。ご多分にもれず、わが社でも一時期モンスター
社員に悩まされる時期があったが、その時に読んだこの手の本の中では
比較的わかりやすく、実例に則した内容が掲載されていた。

難を言えば、各々の事例数が少なく、少しはずれたケースではどうすれば
良いのかがわかりにくかった点だ。

ただ、この本はあくまでも入門書として読むべきなのだろう。

著書名 ふしぎだね!?知的障害のおともだち (発達と障害を考える本)
著者名
出版社 ミネルヴァ書房
ASIN 4623048519
装丁 大型本
価格 ¥ 1,890
感想文概要:とても伝わりやすいと思います。
本文:障害にも様々な形があります。その形は本当に千差万別でどう表現したら伝わりやすいのか
いつも首をひねっていました。そこでこの本を見てこれだ!と感じました。微妙なニュアンスの違いにうまく説明できないところを的確に表現していると思います。(例えば、こだわりはあるんだけどそんなに強い感じではない場合の子どもなど。)

著書名 累犯障害者
著者名山本 譲司
出版社 新潮社
ASIN 4103029315
装丁 単行本
価格 ¥ 1,470
感想文概要:とまれ、考えよ
本文:多くの話題が含まれており、そのどれもが安易な判断を躊躇わせる。

本書の示唆する問題の一つは、
「健常者基準の社会が障害者を触法行為へと追いやっている可能性」である。

人類における知的障害者の出生率が2〜3%であるというデータが正しいなら、
新受刑者の約三割が知的障害者であるというデータの意味は、重い。
著者は、自身の懲役経験を通じて直面した現実を起点に、このデータと向き合う。

本書には、
「知的障害者は犯罪率が健常者よりも高い」=「知的障害者は社会的に有害で危険だ」
という短絡的な健常者基準の解釈を躊躇させる視点・事例が多く含まれている。
そのいくつかは、確かに本書がなければ日の目を見なかった類のものであろう。

出来るだけ多くの人が、本書を読み立ち止まってくれることを願う。
この問題には普遍的で画一的な、便利な正解などおそらく存在しないだろう。

正義、愛、人権、なんでもいい。
同胞を切り捨てずにいられる強い絆がほしい。

概要:前作に続き、良書です。
本文: 本書の第三章までは、かなり勉強をしている福祉行政関係者なら、今更何を書いているのかという気持ちになろう。もちろん、福祉行政を経験したことがありますなどと言うような輩には、分かる世界ではない。特に生きがいはセックスという下りは、昔、私が援助をしていた(この援助に特別の意味はない)彼女たちを久しぶりに思い出させてくれた。遠い昔になるが、キャバクラに行けば、ああこの子は中度の知的障害だなとすぐに判定ができるほど数多くの知的障害の女性が働いていたのである。
 しかし、第四章以降は、噂には聞いていたが、これほどの実態とは知らなかった。いくら福祉経験が長いからと言って、本当に六法の裏まで分かる人間は殆どいないのではないだろうか。
 聴覚障害者の9歳の壁問題については、言語と思考という難しい問題がある。無文字社会においては、語彙数の上限は約5000と記載された文化人類学の知見があることを思い出させるが、抽象的思考を発達させる臨界期というものがあるのだろうか?

概要:軽度知的障害の問題
本文:「心からのごめんなさい」品川裕香は軽度知的障害「児」が少年院にあふれ(彼らの多くは、被虐待児であり、被虐待が背景となる脳の成長阻害という問題もさらに深い問題も含んでいるのだが)、彼らの更正とともに社会全体としての支援が必要だ、と問題提起した。
 本書も、障害者の生活支援を全体の課題として挙げているが、やはり「者」の問題としても軽度知的障害が問題であることを指摘している。「児」、そして「者」。軽度知的障害の問題を社会として支援システムをどう構築するか、そのモデルを探求したい。

概要:今後の著者の活躍に期待
本文:読んでよかったです。

この国の受刑者の二割以上が障害者であるという事実は驚きです。その触法障害者のほとんどは被害者タイプの人々であり、刑務所に入る前までに外の世界でさんざんいじめられていたという記述には心が痛みます。


いろいろなケースを著者が独自に調査し、可能な限り当事者にインタビューして書いてある本なので、よくここまで個人の事情につっこんで調べ上げたなという印象が強い本です。





概要:休み休み読みました
本文:あまりに気持ちが重く、息苦しささえ感じたので、どんどん読みたいのだけど、出来るだけ休み休み読みました。

気持ちの整理をしながら、心の中で内容をしっかりかみ砕きながら。

まだ読んだばかりで、感想を書く準備が出来ていませんが、最近読んだものの中では特に衝撃を受けた一冊です。

何とかしなければ、
何とかしてあげてほしい、
何か手だてはないのか、

そんな思いが頭の中に渦巻いています。


著書名 障害年金の受給ガイド (mag2libro)
著者名河地 秀夫
出版社 パレード
ASIN 4434125621
装丁 単行本
価格 ¥ 4,200
感想文概要:わかりやすいです
本文:なるべく平易に書いてあると思うのですが、法律部分・年金の概念などは、私にはよく理解できません。ただし、これから障害年金を申請するにあたって、非常に有意義な本でした。必ずこれを読んでから、申請用紙をもらいに行きましょう。窓口では発言にご注意。そして、まだそこまで悪くない方も、通院日記、入院日記をつけましょう。あとで申請したくなったら、とても便利です。私もつけとけばよかった。障害年金について、他の本は読んでいませんが、これ一冊でよいと思います。

概要:こんな手引書を待っていた!
本文:発売予定日よりも早めに入手でき、さっそく、じっくりと手に取ってみました。
こんな手引書を待っていた!、というのが正直な感想です。

とにかく、そのわかりにくさ・複雑さがきわまりない、障害年金の受給手続き(裁定請求)。
社会保険労務士やソーシャルワーカー等の専門職でさえ、間違うことが少なくありません。
それだけに、障害者本人がひとりで裁定請求を進めてゆくには、大変な困難が伴います。
さらに、身体障害者手帳等における障害認定基準とは全く別個の障害要件で認定の可否が決まる上に、他法・他年金等との併給調整関係も理解した上で手続きを進めてゆかないと、場合によっては、かえって不利になってしまうことも少なくありません。

しかし、障害年金だけに限らず、実際には、ひとつひとつ丁寧に制度をときほぐして理解を深めてゆけば、手続きはそれほどむずかしいことでもないのです。
言うならば、いままで丁寧に丹念に解説した手引書がなかった、専門職向けのものはあったが、障害者本人向けのものはなかった‥‥。それがほんとうのところなのです。

この書籍は、まず、年金制度のしくみやその用語等を丁寧に解説してゆくところから始まります。
「非常に重要でありながらも、意外とその定義が正しく知られてはいない独特の用語」に関して、初めて丁寧にひとつひとつ解説された手引書。そう言い切ってしまっても、決して過言ではないでしょう。
障害年金を受給するための3要件(初診日要件、保険料納付要件、障害要件)についても、くどいほど噛み砕いて説明されています。
そして、何よりも、これまでおざなりにされてきた「身体障害者手帳等における障害認定基準との違い」の説明に、じっくりと紙数を割り当てています。
さらに、これまた意外とおざなりにされてきた「他法・他年金等との併給調整関係」についても、他法や他制度等の説明ととともに、大変丁寧に触れられています。

ここへ来て、少しずつではありながらも、「障害年金の裁定請求」について丁寧に解説した書籍が、ようやく市中に流通するようになりました。
以下の書籍と併せて、障害者本人はもちろんのこと、社会保険労務士やソーシャルワーカー等の専門職の方にも、大いに活用していただきたいと思います。

障害年金の請求の仕方と解説―精神障害者・知的障害者のために
代理人のための障害年金の請求と申立書の書き方
障害年金と診断書―障害基礎年金・障害厚生年金


著書名 システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識
著者名大和田 尚孝
出版社 日経BP社
ASIN 482228381X
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 2,520
感想文概要:システムダウンの原因が実例をもとに記載されていて読みやすかった
本文:システムダウンの定義を明確にした上で、システムダウンの原因をアプリケーションの不具合、OS・ミドルウェアの不具合、性能・容量不足、環境設定・変更ミス、運用・操作ミスと、実際に考えられる様々な側面から分析していて非常に読みやすかった。
私はシステム開発の仕事をしており、システムダウンを経験したことがあるのだが、本書は実例をもとに記載されており、実際に似たような事例を経験したこともあったので参考になる部分が多かった。また、システムダウンの実例を示すだけでなく、どのようにシステムダウンを防ぐのか、どうやってシステムの信頼性を高めるのかにも触れられていたのもよかったと思う。

概要:SIerの教科書にうってつけ
本文: これは良い本だ。日経コンピュータに掲載されたようなシステムダウン事例を、原因別(アプリ、OS・ミドルウェア、キャパシティ、環境設定、運用ミス、ハード故障、災害等)に分類して解説している。

 社会的影響が大きく、分かりやすい事例を選択しているので、内容の8割以上が金融関係のシステムについての事例解析になっている。決して金融関係のシステムが脆弱な訳ではない。どこの分野も同じような問題を抱えているはずだ。

 CPUやメモり、RAIDといった用語にも簡単な説明が付いている。SIerやベンダー、プログラマだけでなく、運用側にもシステムについて分かって欲しいと言う意図だろう。そのためか、事例には必ず詳細な図が付いていて理解しやすい。若手の教科書としてベストだと思う。私も、原点に戻る気持ちで勉強できた。

概要:様々な角度からのシステムダウンの分析
本文:システムのダウンという話をよく聞く。おそらく起こってはならないモノの一つだと思うが、どうしてここまで避けれないのか、また将来的に起きえる可能性を学びたくて購入、通読
読んでみると、様々な角度からシステムがダウンする可能性を分析してくれている。ソフトウェアの質、ハードの故障、ミドルウェアの構成や設定など。非常に面白かったし、現象に直面した時に、今の置かれている立場を分析するときに網羅的に確認するための資料になりえると思う。それぞれの現象にはケースも記載されていて、非常にイメージの湧きやすい展開となっている。
非常に勉強になった本だ。落ちないシステムを目指す上でポイントに漏れがないかを確認するのにはいい書籍だと思います。

概要:とても読みやすく分かりやすく、オススメ。
本文:300ページくらいありますが、とても読みやすく、分かりやすく、システムの提案、設計、運用、保守をする人にはとてもオススメです。

私は営業職ですが、お客様から提案依頼(RFI,RFP)を頂き、提案書を作成することがありますので、基礎知識としてとても役に立つと思いました。
(RFI,RFPには大抵「冗長化を考慮すること」など、ダウンしないようにしなさい、という要件が盛り込まれますので)

システムがダウンするメカニズムの説明は、文章も図も平易で分かりやすいです。
また実例に関しては、ある程度具体的に、ただしあまり細かいところまで突っ込みすぎずに書いてあり、読み物としてすっと読めるレベルです。

いままで自社、他社のシステムの運用、保守も担当してきましたが、「これあるよね〜」というのがいくつかあってなんだか微笑ましくなりました。

ただしちょっと高いですかね。。。「業界全体でノウハウを共有することが大切」なんて書いてありますが、若い人の多くはこの値段じゃ手を出しにくいのでは、と思います。

また、ちょっと残念なのが、実例が金融機関、特にATMに偏っており、通常の企業(エンタープライズ)や通信事業者のネットワークシステムなどについての例が少ないことです。

概要:世にシステムトラブルの種は尽きまじ
本文:まがりなりにもSEという仕事をしてきて、システムダウンともそれなりに付き合ってきた。本書で取り上げられた事例ほどではないが、あわやの場面に遭遇したことも一度や二度ではないので、身につまされるものがあった。

人間社会の全ての営みがコンピューターシステムなしには成立し得ず、それ故に、システム規模が巨大化し、構成も高度に複雑怪奇化している現在、生活の根本をゆるがせにするシステムトラブルのネタは、どこにどんな形で潜んでいるかわからない。
単純ミスや勘違いは論外だが、いくつもの条件が複合して初めて発生するトラブルはじつに始末が悪い。だから、
「トラブル発生を100%完璧に防止するのは絶対不可能だし、それだけのためにコストを投入すのは愚の骨頂である」
という本書の論旨は、ベンダーSEの立場ではとてもありがたい・・・のだが、たったひとつの些細なトラブルが全地球規模の悪影響をもたらし、巨額な損失につながることもあり得る、と考えると、ユーザー企業が神経を尖らせるのも当然であり、ユーザーの気持ちもよく理解できるだけに、複雑な気持ちになる。

近年の巨大システムでとくに問題となるのは、本書でも取り上げられているが、祝日法改正に伴う祝日判定要件の変更とそれに端を発する例外処理の発生、といった例に代表される、いわゆる“非機能要件”問題だ。セキュリティやコンプライアンスの意識が高まり、M&Aによるシステム統廃合が増加するなど、企業を取り巻く“非機能要件”の比重は今後ますます大きくなる。
その意味で、基本的に24時間365日絶対に停止することが許されない「ミッションクリティカル」なシステムの概念と「非機能要件」に関する留意事項の解説をもう少し充実させてほしかった気がする。

著書名 そうだったのか!発達障害 わざとじゃないモン―実録4コママンガ
著者名斗希 典裟
出版社 合同出版
ASIN 4772604332
装丁 単行本
価格 ¥ 1,365
感想文概要:漫画がかわいい。子供からご年配の方も楽しめます。
本文:小冊子からのファンでした。こうして一冊の書籍になり
手にすると、今までは見落としていた事にも注目できました。
漫画がかわいくて、かわいくて、障害の何気な困った感覚を
知る事ができます。又専門用語に関して注釈があるので
斗希さんの文章がより分かりやすく思いました。
こうした補足・説明・解説のおかげで、障害の概念が理解できない
方に身近に感じられる一冊だと思います。

概要:4コママンガでわかりやすく、親しみやすい。
本文:4コママンガがとてもかわいくて、でも、よく中の文章を読んでいくと
発達障害のこととか、みんな違いはあるんだ。と
素直に入ってくる文章で、しかもクスッと笑えるところもあって、発達障害の理解の入口にはもってこいの本だと思います。


著書名 発達障害の豊かな世界
著者名杉山 登志郎
出版社 日本評論社
ASIN 4535561559
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,995
感想文概要:発達障害の臨床に関わる人には必読
本文:発達障害や虐待など子どもの発達については日本でも第一人者の著者がこれまでの臨床事例から発達障害の世界を語った書である。
著者の他の書に比べると自伝的要素というか、これまでの自己の歩みを語ったような印象を受ける。成功例も反省例も含め、著者のライフワークの語りとなっている。他の書が魅力に欠けるというわけではない(というより類書よりも遙かに面白いし、深みがある)が、本書はより読ませる書となっている。題名通り、発達障害の豊かな世界を皆に知ってほしいと願って書かれたのであろう。

私が一番興味深く読むことが出来たのは「自閉症の精神病理」である。自閉症の方と関わりを持った人々が皆経験のあるタイムスリップについての考察である。タイムスリップという現象を入口に自閉症者の精神世界や自閉症の病理まで深く分け入っている。自閉症の構造についてなるほどと思わせる考察は一気に読み終えてしまった。
また、「自閉症と仕事」「アスペの会」で扱われている自閉商社の社会参加という問題は、幼児期の療育が一定の成果を収めている現状で次に課題となってくるテーマである。こちらの興味深く読ませていただいた。

専門書ではないが、入門書ではない。
あるていどこの分野に興味があり、それなりの知識もある人が最も得るところの多い読者層であろう。
ただ初学者に難しすぎるかというとそういうこともない。著者の豊富な臨床経験から様々な事例が引かれ、多くの考察がされており、この分野のベテラン層にとっても裨益するところが多いだろう。

つまるところ、発達障害や子どもの臨床に関わる人々全てにとって本書はお薦めである。どんな人が読んでも発見があるし、気付きがあると思われる。

概要:方向性が見えてきた
本文:自閉症の子供がおり母子通園で毎日通園していますが園の療育内容に疑問を感じ
(普通の保育士が担任で、リズム運動や感覚統合運動などを
主に行っていますが物足りなさを感じていました)
園を変えようか悩んでいたところ、この本にある早期療育のあり方や
障害受容にいたるまでの感情の流れなどを読み、療育内容やスタッフの中身よりも
母子で通うことに意義がある事に気が付きました。杉山先生の考え方も園の方針も
一緒なので今は安心して通っています。感謝でいっぱいの毎日です。



概要:発達障がい児に関わる全ての人へ
本文:自閉症の心の世界を、自閉症者の手記とはまた違う視点から分かりやすく伝えてくれる本。いわゆる専門書のように難解な言葉は使われていないので読みやすく、かつタイムスリップなどの大切な事象についても触れられています(自閉症の全ての特徴について述べられているわけではありませんが)。発達障がい児の保護者や、保育士、先生などの支援者が最初に読む1冊として特にお勧めします。著者の、自閉症児への暖かいまなざしが伝わってきて、読んだあとに心が温かくなる本です。

概要:発達障害の世界が広がっている
本文: 他のレビュアーが書いているので重複せず、しかも重要であると思われる箇所を紹介する。
P217
 おそらく80年代の後半になってからではないかと思う。障害児を中心とする臨床を行っていて、障害児全般、とりわけ自閉症が軽症化したと感じるようになった。・・・しかし、このような変化が療育の成果であるのか否かについては慎重な検討が必要である。・・・とくに一部のプログラムは、子どもの発達という非常に複雑な過程を、比較的単純化した仮説によって説明し、その仮説に基づいて訓練を実施するところに問題がある。運動機能障害に比し、心理的な発達は、はるかに複雑かつ複合的である。

 私も自閉症児に関わって20年以上経過するが、初めて面接した時の自閉症児とは、印象が異なるとのイメージを抱くようになっている。これは早期診断、早期療育に由来するものか、当時CARSがあれば、もう少し確信を持って言えるのだが、いずれにしても本書は中級レベルの書物としてお薦めする。

概要:自閉症児の内面理解に
本文:以前「心の科学」という雑誌に連載されていました。特に関心をひくのは,他の方も紹介されていましたが,タイムスリップによる連続画の話です。今の生活に辛いことがあったとき,重度の知的障害があるが,絵の描けるてる君は自分が楽しかった(?)時の話を連続した絵に描いてがんばった…という話です。絵の内容から自閉症の人の持つファンタジックな世界観やその特異な記憶のありかたなどうかがい知ることができます。それ以外にも「アスペの会」など保護者の会にも積極的に関わってこられた著者の体験に基づくエピソードは一読の価値があると思います。

者自立支援法 パニック 知的 発達 睡眠 年金 摂食 更年期 精神 適応 高次脳機能 性同一性 身体者 者手帳 人格 学習 身体者手帳 強迫性 肝機能 者年金 広汎性発達 電波 味覚 後遺 視覚 聴覚 者雇用 嚥下



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